ひらこしんじ
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「凛ちゃん、おまたせ」
「え?私、なにかお願いしていましたっけ?」
「あぁ、100年も待たせてしまったね」
京楽隊長が、私に移動の令をだした
それはあまりにも突然で驚きで声が出なかった
「五番隊、ですか」
「あぁ、藍染のこともあって不安定な状況が続いている。副隊長もすぐに復帰ができるか難しいところだ」
「……はぁ、」
「凛ちゃんも護廷十三隊に配属されて長い。
仕事もできるし、新しくくる隊長ともうまくやれる」
結構長い間、京楽隊長の元でお世話になっていた
100年ぐらい、過ごしたこの八番隊から移動するのは
なかなか寂しさもあるけど、言っていることは確かだ
私にできることがあれば、喜んで受け入れよう
「もちろん、いつでも会いに来てくれていいからね?
七緒ちゃんもきっと喜ぶ」
「七緒さん、」
「凛さん、今までありがとうございます」
「うん、何かあったら相談しください」
「ぜひ、そのときは頼りにしております」
3日後には移動を完了していないとならないらしい
それはそれで大変だなと、自分の机周りを片づける
優秀な周りの子たちに仕事を引き継ぎ、八番隊にあった自室を片づけるが、そういえば、これこらの住まいは……?と頭を悩ませるが、まぁ、五番隊にも空いている部屋があるだろうと考えるのを辞めた
「小鳥遊さん、ありがとうございます」
移動を命じられた日に、片付けを終わらせた私は
四番隊の一室を訪れていた。
床に伏せていたのは、五番隊の副隊長。
雛森桃に挨拶をするためだった。
部屋には十番隊隊長の日番谷冬獅郎がいて会釈をした
「無駄に歴は長いから、なんとか立て直せるようにするね?雛森さんは回復することだけ考えてください」
「ご迷惑をおかけします、小鳥遊さん」
「戻ってから私が迷惑かけちゃうかもしれないので、お互い様ということにしませんか?」
「小鳥遊さん、……はいっ!」
少し涙ぐむ雛森副隊長
まだ精神的にも不安定なんだろう。
日番谷隊長に、もう一度頭を下げようとすると
「小鳥遊」
「はい」
「五番隊の隊長の迎えも頼めるか」
「はぁ。かしこまりました」
「悪いな」
もともとそのつもりだった、とは言えないけど
日番谷隊長に仰せつかった以上、承るしかない
「それでは、」
「あぁ、」
「小鳥遊さん、これからよろしくお願いします」
「はい、失礼します」
先に少し五番隊に伺う。
書類配達などでなんだか顔を合わせている子たちもいたので、馴染むまではそこまで時間は掛からなさそうで安心した。
問題は、新たに着任されるという隊長のことだ。
どんな人だろうか。
日番谷隊長や朽木隊長のような厳しい人だったら大変だなぁ、とか、浮竹隊長や狛村隊長のような柔らかな人だといいなぁとか、色々巡らせる
ふ、と地獄蝶が横を過ぎた
どうやら、新しい隊長たちが到着したようだ。
程なくして、檜佐木副隊長と吉良副隊長もこの場所に到着し、固唾をのんで扉を開くのを待った
「……いやぁ、ひっさびさやのぉ」
「本当だね、またここに来るのんて思ってもいなかった」
「そーだな、と。早速迎えの奴がいるみたいだぞ」
男性三名 洋服をまとって、この土地にやってきた。
緑色の髪のひと、ウェーブかかった長髪のひと
そして、切りそろえられたおかっぱの金髪のひと
檜佐木副隊長は緑色の方に
吉良副隊長は長髪の方にご挨拶をしている
と、なると残ったおかっぱの金髪の人が新しい隊長
「んぁ?何突っ立っとんねん」
「お名前、ちょうだいしてもよろしいですか?」
「俺かぁ?平子真子や」
平子真子、この響きには覚えしか無い
100年前、姿を消した………
「平子隊長……」
「辛気臭い顔すんなて」
「おかえりなさい、」
私が現世で長期任務をしていたから
その時起こったことは知らないけど
帰ってきたら、いなかった。
忽然と姿を消したのだ。それはあまりにも、突然で
無慈悲な結末で、言葉を失ったのだ
よくよく見れば、檜佐木副隊長や吉良副隊長と話をしている2人にも見覚えはあった。
「んで?お前は俺の迎えでええんか?凛」
「っ!!!はい、」
「副官章もつけてへんやん、何してんの」
「私、副隊長ではないので……」
「はぁ?副隊長の迎えあるって、なんやねん」
「副隊長は、今、療養中です。藍染のことを……とても尊敬していたので、回復が遅くて」
「………ほーか」
「私は、今日から五番隊の四席に移動となりました」 「今日から!?えらいタイミングやね」
「京楽隊長のご配慮で……」
「京楽さんは相変わらず粋なことすんなぁ」
くつくつと喉を鳴らしながら笑う平子隊長は
あの時から髪型以外何も変わっていないから
100年前の感情が戻ってきてしまう
「あの時、お前を現世任務につけておいてよかったわ」
不意に抱きしめられた
回される腕はやけに優しくて、
「こうやって、迎えに来てくれるやつおらんかったわけやろ?」
「わたしは、」
「よう待っててくれたな」
ありがとう。
そういえば、私、あの時に言ったんだった
約束、として伝えたわけじゃなかったけど。
(また、平子隊長の元で働きたいな〜。
やっぱり、初めての隊長って思い入れあるから、できれば、私が死神を辞めるその時には平子隊長に見送ってほしい、かな)
移動したての飲み会での話だった
そんなことを、京楽隊長は覚えててくださったなんて
本当に、優しい方だ
「平子隊長、」
「なんや?」
「明後日付けで五番隊の3席を拝命します。
八番隊五席からきました、小鳥遊凛です
どうか、最期まで末永くよろしくお願いします」
「こちらこそ、最期まで末永くよろしくたのみます」
「え?私、なにかお願いしていましたっけ?」
「あぁ、100年も待たせてしまったね」
京楽隊長が、私に移動の令をだした
それはあまりにも突然で驚きで声が出なかった
「五番隊、ですか」
「あぁ、藍染のこともあって不安定な状況が続いている。副隊長もすぐに復帰ができるか難しいところだ」
「……はぁ、」
「凛ちゃんも護廷十三隊に配属されて長い。
仕事もできるし、新しくくる隊長ともうまくやれる」
結構長い間、京楽隊長の元でお世話になっていた
100年ぐらい、過ごしたこの八番隊から移動するのは
なかなか寂しさもあるけど、言っていることは確かだ
私にできることがあれば、喜んで受け入れよう
「もちろん、いつでも会いに来てくれていいからね?
七緒ちゃんもきっと喜ぶ」
「七緒さん、」
「凛さん、今までありがとうございます」
「うん、何かあったら相談しください」
「ぜひ、そのときは頼りにしております」
3日後には移動を完了していないとならないらしい
それはそれで大変だなと、自分の机周りを片づける
優秀な周りの子たちに仕事を引き継ぎ、八番隊にあった自室を片づけるが、そういえば、これこらの住まいは……?と頭を悩ませるが、まぁ、五番隊にも空いている部屋があるだろうと考えるのを辞めた
「小鳥遊さん、ありがとうございます」
移動を命じられた日に、片付けを終わらせた私は
四番隊の一室を訪れていた。
床に伏せていたのは、五番隊の副隊長。
雛森桃に挨拶をするためだった。
部屋には十番隊隊長の日番谷冬獅郎がいて会釈をした
「無駄に歴は長いから、なんとか立て直せるようにするね?雛森さんは回復することだけ考えてください」
「ご迷惑をおかけします、小鳥遊さん」
「戻ってから私が迷惑かけちゃうかもしれないので、お互い様ということにしませんか?」
「小鳥遊さん、……はいっ!」
少し涙ぐむ雛森副隊長
まだ精神的にも不安定なんだろう。
日番谷隊長に、もう一度頭を下げようとすると
「小鳥遊」
「はい」
「五番隊の隊長の迎えも頼めるか」
「はぁ。かしこまりました」
「悪いな」
もともとそのつもりだった、とは言えないけど
日番谷隊長に仰せつかった以上、承るしかない
「それでは、」
「あぁ、」
「小鳥遊さん、これからよろしくお願いします」
「はい、失礼します」
先に少し五番隊に伺う。
書類配達などでなんだか顔を合わせている子たちもいたので、馴染むまではそこまで時間は掛からなさそうで安心した。
問題は、新たに着任されるという隊長のことだ。
どんな人だろうか。
日番谷隊長や朽木隊長のような厳しい人だったら大変だなぁ、とか、浮竹隊長や狛村隊長のような柔らかな人だといいなぁとか、色々巡らせる
ふ、と地獄蝶が横を過ぎた
どうやら、新しい隊長たちが到着したようだ。
程なくして、檜佐木副隊長と吉良副隊長もこの場所に到着し、固唾をのんで扉を開くのを待った
「……いやぁ、ひっさびさやのぉ」
「本当だね、またここに来るのんて思ってもいなかった」
「そーだな、と。早速迎えの奴がいるみたいだぞ」
男性三名 洋服をまとって、この土地にやってきた。
緑色の髪のひと、ウェーブかかった長髪のひと
そして、切りそろえられたおかっぱの金髪のひと
檜佐木副隊長は緑色の方に
吉良副隊長は長髪の方にご挨拶をしている
と、なると残ったおかっぱの金髪の人が新しい隊長
「んぁ?何突っ立っとんねん」
「お名前、ちょうだいしてもよろしいですか?」
「俺かぁ?平子真子や」
平子真子、この響きには覚えしか無い
100年前、姿を消した………
「平子隊長……」
「辛気臭い顔すんなて」
「おかえりなさい、」
私が現世で長期任務をしていたから
その時起こったことは知らないけど
帰ってきたら、いなかった。
忽然と姿を消したのだ。それはあまりにも、突然で
無慈悲な結末で、言葉を失ったのだ
よくよく見れば、檜佐木副隊長や吉良副隊長と話をしている2人にも見覚えはあった。
「んで?お前は俺の迎えでええんか?凛」
「っ!!!はい、」
「副官章もつけてへんやん、何してんの」
「私、副隊長ではないので……」
「はぁ?副隊長の迎えあるって、なんやねん」
「副隊長は、今、療養中です。藍染のことを……とても尊敬していたので、回復が遅くて」
「………ほーか」
「私は、今日から五番隊の四席に移動となりました」 「今日から!?えらいタイミングやね」
「京楽隊長のご配慮で……」
「京楽さんは相変わらず粋なことすんなぁ」
くつくつと喉を鳴らしながら笑う平子隊長は
あの時から髪型以外何も変わっていないから
100年前の感情が戻ってきてしまう
「あの時、お前を現世任務につけておいてよかったわ」
不意に抱きしめられた
回される腕はやけに優しくて、
「こうやって、迎えに来てくれるやつおらんかったわけやろ?」
「わたしは、」
「よう待っててくれたな」
ありがとう。
そういえば、私、あの時に言ったんだった
約束、として伝えたわけじゃなかったけど。
(また、平子隊長の元で働きたいな〜。
やっぱり、初めての隊長って思い入れあるから、できれば、私が死神を辞めるその時には平子隊長に見送ってほしい、かな)
移動したての飲み会での話だった
そんなことを、京楽隊長は覚えててくださったなんて
本当に、優しい方だ
「平子隊長、」
「なんや?」
「明後日付けで五番隊の3席を拝命します。
八番隊五席からきました、小鳥遊凛です
どうか、最期まで末永くよろしくお願いします」
「こちらこそ、最期まで末永くよろしくたのみます」
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