ながいはなし
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
自宅に戻り、好きなレコードを掛けて珈琲を飲む
急に作った休み、としては満点の行動だと
平子は流れてくるジャズに耳を傾けながら目を閉じる
「惣右介の始解を見なかった……。ほんで、確かギンと同期ってゆーてたな。まぁ、飛び級したからそこまで関わりはないんやろか」
先ほど浦原との話を思い返す。
平の同期は市丸ギン。そして、話を聞く限り仲の良かった2人であった。
結果論的には市丸ギンは藍染惣右介の行動をうかがいつつ、崩玉を睨んでいた。
どちらかと言うと、裏切るタイプのヤツだったこと。
「ギンが何かを話してたり、せんよなぁ」
なんで、一護がルキアちゃん奪還の時も出てこぉへんかった?
ほんで、空座町での戦いにもでてこんかった。
つまりは、尸魂界におった。
尸魂界に残っていたのは…………
“実質総隊長だよ?”
不意に頭に浮かんだ言葉。
それを凛に言ったのは俺や
「凛がなんか知ってんのか?」
ルキアちゃん奪還の時、その時自分の隊長だった浮竹さんは前線に出てきていたというが、なぜ……?
「だめや、考えたらわけわからん」
こんなコトしていると、約束の時間になってしまう
隊長羽織に仕方がなくもう一度袖を通して
修平から教えてもらったお店に向かうことにする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おまちどぉさん」
「あっ!平子隊長お疲れ様です!」
「お疲れ様です」
すでに店には、修平と平がいた
4人がけのテーブル席に、可愛く横並びで座り俺のことを待っていたようだ
「すみません、平子隊長いらっしゃるのに先にいただいてます」
「おん、ええよ。俺に芋氷で頼むわ」
「はい、何かつまめるものも一緒に頼みますね!」
修平が店員の人に何やら注文をしている時
斜め前に座る平は微笑みを絶やさなかった
「平子隊長が、僕を対談相手に選んでくれたなんて光栄です」
「そない硬くならんどいて、逆に口調いつも通りにしてくれへん?」
「はは、お酒回ったら徐々に崩れると思いますので」
そう言って、グラスに手を伸ばす
カラン、と氷が揺れる音がした
「では、平子隊長今日は時間ありがとうございます!」
「ありがとうございます〜」
「おん、こちらこそな」
挨拶代わりにグラスをぶつけ、一口飲む
「えっと、対談なんですけど…
ぶっちゃけ、何話したいとかありますか?」
「俺は、選んでもらえた理由聞きたいところではありますね。そこまで大きな接点も無いじゃないですか」
「そやね、なんちゅーか……俺と似てるところあるなぁと思ったんよ。名前もやし、話し方とか、見かけとか?」
「あはは、結構外見的なところからですね」
「人に興味持つって、そんなとこからやん?」
「俺はあまり覚えてはいませんが、六車隊長から聞くと、平子隊長も髪型長かったみたいですしね?」
「おん、毎朝椿油つけて柘植の櫛使ってなぁ」
「俺も髪長かった事あります、大変ですよね」
「ほー?平も長かったんや」
「十三番隊の副隊長担った時に、切りましたね」
「それは、なんでなん?」
「余裕なくなりまして」
へらりと言う平
きっと、それだけが理由ではなかったとは思うが
そういうことにしておく、とこころに決めている表情だった。
「それに、隊長も髪長かったんでね」
「浮竹さんな」
「隊長副隊長二人とも長かったら、様子おかしいやん?長髪は隊長の座ってことで」
「恋次が聞いたらどう思うか」
「あはは、せやね。阿散井くんは髪短いイメージないもんな」
一区切りついたのか、平はだし巻き卵に箸を伸ばす
裾を気にする素振り。一つ一つの所作が、男としてはとてもきれいだった
「平って、しつけ厳しかったりしたんか?」
「別に、そんなコトはなかったと思いますが……
大人が周りに多かった、ですわ」
「大人、」
「母が、なかなか周りの大人に頼るのがうまくなかったらしく、その周りにいた大人が母に手を焼く素振りをして俺のことをみててくれはったんです」
「かーちゃん苦労人なん?」
「実はそうみたいです」
平は箸をおいて俺をじっと見つめた
(なんや……この雰囲気)
ただ、目を合わせているだけなのに何か見定められているような感覚に陥る。
「平?」
「あぁ、すんません。じっと見てしまって」
「男から見つめられてもなんにもならんで?」
「そらそーですわ」
はは、と乾いた笑い。
そうして、グラスのお酒をぐっと飲み干した
「あのぉ、お二人」
「ん?」
「なんや、修平」
「対談では、恋愛的なお話っていうのはありでしょうか……?」
「恋愛?俺は特にそんな話できるような人おらんよ」
「平さんは浮ついた話全然でないっすよね、
平子隊長はお付き合いしている方は……」
「おるで。一途やもん、おれ」
「これは、掲載したらまた人気でるんだろうな」
「平子隊長、今でも人気やのにね」
「ほーか?まぁ、俺かっこええもんな」
「どれぐらい長いんですか?」
「俺が1回目の隊長の時からやで?離れてた頃を付き合ってると捉えるかは謎やけど。戻ってきてからも同じ気持ちやったのは確認済みや」
「へぇぇ、純愛っすね」
このまま、凛の名前をうっかりだしてしまいそうになった。
「平さんは彼氏にもしたいけど、嫁にも貰いたいタイプっていわれてますよね」
「そら初耳ですわぁ、なんで嫁なん……?」
「浮竹隊長が、大絶賛していたんですよ。きめ細やかな気配り心配り、副隊長としても人としてもよくできていると。料理もできるよな」
「まぁ、母からのしつけがよかったということですわ」
「ほー、平は料理作れるんや」
「えぇ、甘い卵焼きもきちんと焦がさず巻けます」
「平さんって、甘い卵焼き派なんですか?」
「母が疲労困憊の時に作ってくれたのが、砂糖と塩を待ちがたヤツやったんよ。せやから、子供の頃の思い出の味〜な、感じで好きなんよ」
「ええ話と見せかけてマザコンか」
「マザコン、まぁ父親行方不明なんで」
また、だ。
見定められている感じ。瞳の奥が笑っていないような
突き刺すよつな視線がまとわりつく。
「今日、対談やないのにまじめに話してしもうた。
あかんね、平子隊長、本番の対談はなにについて話しましょ?」
「ん、あぁ……せやね」
「似てるようで全く似てない!?、の2択とか組んでみますか?」
「2択?」
「先程のような、卵焼きは甘い派?みたいな」
「目玉焼きに何かけるー?的なやつか、おもろいね」
ぱっと先程の雰囲気を変えた平
やっぱり、なにか気になることが多い。
(真子って、卵焼き甘い派だっけ?
なんで、こんなに凛の声が出てくるんや
急に作った休み、としては満点の行動だと
平子は流れてくるジャズに耳を傾けながら目を閉じる
「惣右介の始解を見なかった……。ほんで、確かギンと同期ってゆーてたな。まぁ、飛び級したからそこまで関わりはないんやろか」
先ほど浦原との話を思い返す。
平の同期は市丸ギン。そして、話を聞く限り仲の良かった2人であった。
結果論的には市丸ギンは藍染惣右介の行動をうかがいつつ、崩玉を睨んでいた。
どちらかと言うと、裏切るタイプのヤツだったこと。
「ギンが何かを話してたり、せんよなぁ」
なんで、一護がルキアちゃん奪還の時も出てこぉへんかった?
ほんで、空座町での戦いにもでてこんかった。
つまりは、尸魂界におった。
尸魂界に残っていたのは…………
“実質総隊長だよ?”
不意に頭に浮かんだ言葉。
それを凛に言ったのは俺や
「凛がなんか知ってんのか?」
ルキアちゃん奪還の時、その時自分の隊長だった浮竹さんは前線に出てきていたというが、なぜ……?
「だめや、考えたらわけわからん」
こんなコトしていると、約束の時間になってしまう
隊長羽織に仕方がなくもう一度袖を通して
修平から教えてもらったお店に向かうことにする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おまちどぉさん」
「あっ!平子隊長お疲れ様です!」
「お疲れ様です」
すでに店には、修平と平がいた
4人がけのテーブル席に、可愛く横並びで座り俺のことを待っていたようだ
「すみません、平子隊長いらっしゃるのに先にいただいてます」
「おん、ええよ。俺に芋氷で頼むわ」
「はい、何かつまめるものも一緒に頼みますね!」
修平が店員の人に何やら注文をしている時
斜め前に座る平は微笑みを絶やさなかった
「平子隊長が、僕を対談相手に選んでくれたなんて光栄です」
「そない硬くならんどいて、逆に口調いつも通りにしてくれへん?」
「はは、お酒回ったら徐々に崩れると思いますので」
そう言って、グラスに手を伸ばす
カラン、と氷が揺れる音がした
「では、平子隊長今日は時間ありがとうございます!」
「ありがとうございます〜」
「おん、こちらこそな」
挨拶代わりにグラスをぶつけ、一口飲む
「えっと、対談なんですけど…
ぶっちゃけ、何話したいとかありますか?」
「俺は、選んでもらえた理由聞きたいところではありますね。そこまで大きな接点も無いじゃないですか」
「そやね、なんちゅーか……俺と似てるところあるなぁと思ったんよ。名前もやし、話し方とか、見かけとか?」
「あはは、結構外見的なところからですね」
「人に興味持つって、そんなとこからやん?」
「俺はあまり覚えてはいませんが、六車隊長から聞くと、平子隊長も髪型長かったみたいですしね?」
「おん、毎朝椿油つけて柘植の櫛使ってなぁ」
「俺も髪長かった事あります、大変ですよね」
「ほー?平も長かったんや」
「十三番隊の副隊長担った時に、切りましたね」
「それは、なんでなん?」
「余裕なくなりまして」
へらりと言う平
きっと、それだけが理由ではなかったとは思うが
そういうことにしておく、とこころに決めている表情だった。
「それに、隊長も髪長かったんでね」
「浮竹さんな」
「隊長副隊長二人とも長かったら、様子おかしいやん?長髪は隊長の座ってことで」
「恋次が聞いたらどう思うか」
「あはは、せやね。阿散井くんは髪短いイメージないもんな」
一区切りついたのか、平はだし巻き卵に箸を伸ばす
裾を気にする素振り。一つ一つの所作が、男としてはとてもきれいだった
「平って、しつけ厳しかったりしたんか?」
「別に、そんなコトはなかったと思いますが……
大人が周りに多かった、ですわ」
「大人、」
「母が、なかなか周りの大人に頼るのがうまくなかったらしく、その周りにいた大人が母に手を焼く素振りをして俺のことをみててくれはったんです」
「かーちゃん苦労人なん?」
「実はそうみたいです」
平は箸をおいて俺をじっと見つめた
(なんや……この雰囲気)
ただ、目を合わせているだけなのに何か見定められているような感覚に陥る。
「平?」
「あぁ、すんません。じっと見てしまって」
「男から見つめられてもなんにもならんで?」
「そらそーですわ」
はは、と乾いた笑い。
そうして、グラスのお酒をぐっと飲み干した
「あのぉ、お二人」
「ん?」
「なんや、修平」
「対談では、恋愛的なお話っていうのはありでしょうか……?」
「恋愛?俺は特にそんな話できるような人おらんよ」
「平さんは浮ついた話全然でないっすよね、
平子隊長はお付き合いしている方は……」
「おるで。一途やもん、おれ」
「これは、掲載したらまた人気でるんだろうな」
「平子隊長、今でも人気やのにね」
「ほーか?まぁ、俺かっこええもんな」
「どれぐらい長いんですか?」
「俺が1回目の隊長の時からやで?離れてた頃を付き合ってると捉えるかは謎やけど。戻ってきてからも同じ気持ちやったのは確認済みや」
「へぇぇ、純愛っすね」
このまま、凛の名前をうっかりだしてしまいそうになった。
「平さんは彼氏にもしたいけど、嫁にも貰いたいタイプっていわれてますよね」
「そら初耳ですわぁ、なんで嫁なん……?」
「浮竹隊長が、大絶賛していたんですよ。きめ細やかな気配り心配り、副隊長としても人としてもよくできていると。料理もできるよな」
「まぁ、母からのしつけがよかったということですわ」
「ほー、平は料理作れるんや」
「えぇ、甘い卵焼きもきちんと焦がさず巻けます」
「平さんって、甘い卵焼き派なんですか?」
「母が疲労困憊の時に作ってくれたのが、砂糖と塩を待ちがたヤツやったんよ。せやから、子供の頃の思い出の味〜な、感じで好きなんよ」
「ええ話と見せかけてマザコンか」
「マザコン、まぁ父親行方不明なんで」
また、だ。
見定められている感じ。瞳の奥が笑っていないような
突き刺すよつな視線がまとわりつく。
「今日、対談やないのにまじめに話してしもうた。
あかんね、平子隊長、本番の対談はなにについて話しましょ?」
「ん、あぁ……せやね」
「似てるようで全く似てない!?、の2択とか組んでみますか?」
「2択?」
「先程のような、卵焼きは甘い派?みたいな」
「目玉焼きに何かけるー?的なやつか、おもろいね」
ぱっと先程の雰囲気を変えた平
やっぱり、なにか気になることが多い。
(真子って、卵焼き甘い派だっけ?
なんで、こんなに凛の声が出てくるんや
34/34ページ