ひらこしんじ
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周りの女性隊士たちが、浮足立っている
平子真子、という男は
昔からそうだった
女性に囲まれ、チヤホヤされ、
それが生きがい、というほどに
「いいのかい?凛ちゃん、
平子くん、囲まれちゃっているよ」
「いいんです、鼻の下のばしているけど信じてます」
「純愛だねぇ」
「かわいい子ばっかり……。あの子お胸大きい」
全ての戦いが終わって、前線に立っていた
平子真子は、女性隊士の注目の的
ちゃっかり檜佐木くんは、次の瀞霊廷通信の
特集にするべくインタビューを行っている
ーーーー今日ってなんの集まりだっけ?
新しい隊長たちのお披露目的な感じじゃなかった?
「七緒さん、この女性に囲まれている時の男性を見るとき、精神安定にするにはどうしたらいいですかね」
「なぜ、私に聞くのですか?」
「京楽隊長の周りには、いつも女性がいるでしょう?そういう時、毅然とした対応しているから」
メガネをくっとあげて、七緒さんは簡単にいう
「自分の立場をしっかりと分かっていれば、何もゆるぎませんよ。私は、この人の副隊長です。この気持ちだけで対応していますから」
「自分の立場、を、かぁ……」
囲まれている真子
いい加減、私も待ちきれなくなってしまう
「ちょっと、行ってきますね」
「うん、いってらっしやぁい」
手を振る京楽隊長に、七緒さんはふと問いかけた
「小鳥遊さんは何者ですか?」
「んー?凛ちゃんかい?」
「えぇ、どこかに所属をしている方ですか?」
「それは、ねぇ……」
女の子の間を割って入る
甘い香りの子もいれば、海のような爽やかな香り
お花のような香りの子もいる
みーーーんな可愛い努力している。
真子に振り向いてもらおうとしているところ
申し訳ない
「真子!!!」
「なんや、そんな偉い大きな声だして」
なんなのこのヒト、と怪訝そうな女の子たちの目
両腕に張り付いている女の子たちを見る
かわいい子。
だけど、私は私の立場をしっかりとわきまえる
「呼んでおいて無言か?凛」
「今、なんていうか考えているの。ちょっと待って」
「なんやねん、それ」
出てきたものの、なんて言えばいい?
七緒さんが、先程京楽隊長に問いかけていた疑問
私は何者か、どこに所属しているのかという問題
私は知名度がほぼ0なのだ
殉職してしまった隊長たちがいたら、何ていうかな
いつしか京楽隊長の次に尸魂界の住民だというのに。
護廷十三隊から切り離された場所に所属しているから
なかなか死神隊士たちと交流が持てていないのだ
「自己紹介を、します!」
「……はぁ?」
「これをきいて、私に勝てると思った人がいたら
挙手をしてください」
何この変な人、と女の子たちが口々に言う。
この戦い、負けられないから。
言うよ?
「名前は、小鳥遊凛
所属は鬼道衆の鬼道長を今年で100年目です。
京楽隊長の次に長くここに所属していて、それで…」
鬼道長……?とか、あの、鬼道長?とか
ざわざわしているまわり
「それで、えっと………」
後一言。
この一言を、言うのをためらってしまう。
だって。
もう時効になっているかもしれない、から
言っていいのか、な。と
ちょっと不安になって、真子をみると
ニタニタと笑っている。
多分、私が次に言いたい言葉をわかっている。
それでいて、あの笑みだ。
大丈夫、であろう。
「この人の嫁です!!!!!!」
「嫁やで〜」
ぴーすぴーす、と気抜けた声と共にポーズをしている
呆気にとられる周り。
噴き出しているのは少し離れたところ。
さっきまで、私と一緒に真子のことを眺めていた
京楽隊長ただ1人
「っちゅーわけで、俺嫁持ちやねん
こーーーんなにかんいい嫁さんおんねん。堪忍な」
ぐっと肩を抱き寄せられる
「私の自己紹介、終わりです!次、してくれる方、いますか……?」
「んはは、おらんよ。凛
周り見てみぃ、みーーんな俺から離れていくで」
クックッと面白そうにしている真子
こんなに一大決心のもと、伝えたというのに。
もう、ほんと………
「かわいい嫁さんやわ、ほんまに」
平子真子、という男は
昔からそうだった
女性に囲まれ、チヤホヤされ、
それが生きがい、というほどに
「いいのかい?凛ちゃん、
平子くん、囲まれちゃっているよ」
「いいんです、鼻の下のばしているけど信じてます」
「純愛だねぇ」
「かわいい子ばっかり……。あの子お胸大きい」
全ての戦いが終わって、前線に立っていた
平子真子は、女性隊士の注目の的
ちゃっかり檜佐木くんは、次の瀞霊廷通信の
特集にするべくインタビューを行っている
ーーーー今日ってなんの集まりだっけ?
新しい隊長たちのお披露目的な感じじゃなかった?
「七緒さん、この女性に囲まれている時の男性を見るとき、精神安定にするにはどうしたらいいですかね」
「なぜ、私に聞くのですか?」
「京楽隊長の周りには、いつも女性がいるでしょう?そういう時、毅然とした対応しているから」
メガネをくっとあげて、七緒さんは簡単にいう
「自分の立場をしっかりと分かっていれば、何もゆるぎませんよ。私は、この人の副隊長です。この気持ちだけで対応していますから」
「自分の立場、を、かぁ……」
囲まれている真子
いい加減、私も待ちきれなくなってしまう
「ちょっと、行ってきますね」
「うん、いってらっしやぁい」
手を振る京楽隊長に、七緒さんはふと問いかけた
「小鳥遊さんは何者ですか?」
「んー?凛ちゃんかい?」
「えぇ、どこかに所属をしている方ですか?」
「それは、ねぇ……」
女の子の間を割って入る
甘い香りの子もいれば、海のような爽やかな香り
お花のような香りの子もいる
みーーーんな可愛い努力している。
真子に振り向いてもらおうとしているところ
申し訳ない
「真子!!!」
「なんや、そんな偉い大きな声だして」
なんなのこのヒト、と怪訝そうな女の子たちの目
両腕に張り付いている女の子たちを見る
かわいい子。
だけど、私は私の立場をしっかりとわきまえる
「呼んでおいて無言か?凛」
「今、なんていうか考えているの。ちょっと待って」
「なんやねん、それ」
出てきたものの、なんて言えばいい?
七緒さんが、先程京楽隊長に問いかけていた疑問
私は何者か、どこに所属しているのかという問題
私は知名度がほぼ0なのだ
殉職してしまった隊長たちがいたら、何ていうかな
いつしか京楽隊長の次に尸魂界の住民だというのに。
護廷十三隊から切り離された場所に所属しているから
なかなか死神隊士たちと交流が持てていないのだ
「自己紹介を、します!」
「……はぁ?」
「これをきいて、私に勝てると思った人がいたら
挙手をしてください」
何この変な人、と女の子たちが口々に言う。
この戦い、負けられないから。
言うよ?
「名前は、小鳥遊凛
所属は鬼道衆の鬼道長を今年で100年目です。
京楽隊長の次に長くここに所属していて、それで…」
鬼道長……?とか、あの、鬼道長?とか
ざわざわしているまわり
「それで、えっと………」
後一言。
この一言を、言うのをためらってしまう。
だって。
もう時効になっているかもしれない、から
言っていいのか、な。と
ちょっと不安になって、真子をみると
ニタニタと笑っている。
多分、私が次に言いたい言葉をわかっている。
それでいて、あの笑みだ。
大丈夫、であろう。
「この人の嫁です!!!!!!」
「嫁やで〜」
ぴーすぴーす、と気抜けた声と共にポーズをしている
呆気にとられる周り。
噴き出しているのは少し離れたところ。
さっきまで、私と一緒に真子のことを眺めていた
京楽隊長ただ1人
「っちゅーわけで、俺嫁持ちやねん
こーーーんなにかんいい嫁さんおんねん。堪忍な」
ぐっと肩を抱き寄せられる
「私の自己紹介、終わりです!次、してくれる方、いますか……?」
「んはは、おらんよ。凛
周り見てみぃ、みーーんな俺から離れていくで」
クックッと面白そうにしている真子
こんなに一大決心のもと、伝えたというのに。
もう、ほんと………
「かわいい嫁さんやわ、ほんまに」
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