ながいはなし
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平子の手によってぐちゃぐちゃになった髪は
平子の手によって、なぜかアレンジをされて
ストレートの黒髪を揺らしていた小鳥遊凛は
次、隣の六番隊へ挨拶へ向かう時にはハーフアップにし、器用に鼈甲のコームでまとめられていた。
「こんにちは、一番隊の小鳥遊凛です。
朽木隊長に一筆いただきたく参りました」
「かしこまりました、しばしお待ち下さい」
五番隊に比べて、ぴりりとした空気がする六番隊
程なくして、副隊長である阿散井恋次が門へきた
「珍しいっすね、小鳥遊さんが特に連絡なしにここに来るのは」
「ええ、急用でして」
「そーっすか、隊長、連れてきましたよ」
「………入れ」
部屋の奥から、凛とした声が小さく届く。
阿散井は、俺は此処でとどこかに向かったので
小鳥遊ほ朽木がいる部屋に入る
「ご無沙汰しております、朽木隊長」
「あぁ、要件はなんだ」
「この度、八番隊隊長に昇進することとなり
推薦状を賜りたく参りました」
「………ほう?」
動かしていた筆をとり、ようやく視線が小鳥遊とぶつかった。
小鳥遊は用意してあった、推薦状の朽木に差し出す
「兄が、隊長であったのはもう五十年ほど前か」
「ええ、あの時は隊長から退きたくて仕方がなかったというのに……また、この推薦状に朽木隊長にお名前頂戴したく」
「次は逃げ出さぬか?」
「それなりの覚悟を決めてきた所存です」
「………そうか」
差し出した書面を受け取ることもなく
朽木白哉は、机の下の方にある書類ボックスのなかから一枚書面を出した、サラサラと文字を書いていく。
そうして、机の上にある判を押した
「隊長としての自覚を、見せてもらうぞ」
「……ありがとうございます」
用が終わったならでろ、と言わんばかりの空気感を感じ、次の目的地へ向かうことにした
だから、朽木白哉が小さくこぼした言葉を小鳥遊は知る由もなかった。
「本来なら、ルキアが隊長となる際にも
兄の署名が欲しかったものだが……な」
護廷十三隊の中から過半数である6人からの推薦が必要で、推薦を貰わなかった7人のうち3人から承認が必要というルールはなかなか骨が折れる。
なら、最初から隊主試験にすればよかったのかもしれないが、ご挨拶を兼ねてで推薦と承認を選んだのは小鳥遊自身であった。
現状、推薦で五番隊、六番隊は貰え
残りは七番の射場、十番の日番谷、十三番のルキア
は決まっていた。
推薦や承認ができなさそうなのは十一番の更木と十二番の涅だと考えた結果
承認に六車、鳳橋、四方院として、推薦は虎徹にたのむか……と頭の中で考えていた小鳥遊だった。
なぜか、射場鉄左衛門は涙を浮かべながら
初めて書いた、という推薦状を渡してくれた。
思い返せば、昔の上司である小鳥遊が再び隊長に舞い戻る事を思うと、感慨深くなるのも致し方ない
七番隊を後にして、十番に向かおうとしていた道中だった。
何かがものすごいスピードで小鳥遊に迫ってくる
小鳥遊はすごく弱い声で、とある鬼道を放つ
「凛たーーーんっ!!」
「白ちゃん……」
「スーパー白アタックを受け止めてよぉぉ!」
「足腰に響くからそれはいつもやめてください、とお伝えしております……」
「よぉ、小鳥遊」
「六車さん、こんにちは」
「真子から聞いたぜ、ほら、これ」
六車がそっと差し出したのは
【推薦状】と書いてあるものだった。
平子はすでに手を回していたのか、とため息を落とした
「六車隊長からは、推薦状ではなく承認で頂きたかったのですが……」
「なんか言ったか?」
「いえ、ありがたくちょうだいいたします」
予定が崩れたが、四番隊の虎徹に認証を頼むとして
この話をまとめよう、と思った
「え!え!凛たん隊長になるの!?」
「認証がもらえたら、の話ですが」
「もし、なったら白がスーパー副隊長兼務しちゃう!」
「……………お気持ち頂戴しますね」
「それが正しい反応だ、まぁ、頑張れよ」
「ありがとうございます」
まさかの立ち話、という形で受け取った4枚目の推薦状を持っていた書類ケースにしまい頭を下げる
「十番隊へ行ってまいります」
「あぁ、時間取らせて悪いな」
「いえ、こちらこそ。ご用意いただきありがとうございます」
そうして、向かう先は十番隊
こんなにトントン拍子で進むとは思わなかった
一つ、小鳥遊の頭は抜けていた。
自隊の、隊長からは推薦状もしくは承認をうけるつもりは無いのだろう。
一番隊ではすでに京楽は、隊長羽織の手配を進めていることには誰も知らない。
平子の手によって、なぜかアレンジをされて
ストレートの黒髪を揺らしていた小鳥遊凛は
次、隣の六番隊へ挨拶へ向かう時にはハーフアップにし、器用に鼈甲のコームでまとめられていた。
「こんにちは、一番隊の小鳥遊凛です。
朽木隊長に一筆いただきたく参りました」
「かしこまりました、しばしお待ち下さい」
五番隊に比べて、ぴりりとした空気がする六番隊
程なくして、副隊長である阿散井恋次が門へきた
「珍しいっすね、小鳥遊さんが特に連絡なしにここに来るのは」
「ええ、急用でして」
「そーっすか、隊長、連れてきましたよ」
「………入れ」
部屋の奥から、凛とした声が小さく届く。
阿散井は、俺は此処でとどこかに向かったので
小鳥遊ほ朽木がいる部屋に入る
「ご無沙汰しております、朽木隊長」
「あぁ、要件はなんだ」
「この度、八番隊隊長に昇進することとなり
推薦状を賜りたく参りました」
「………ほう?」
動かしていた筆をとり、ようやく視線が小鳥遊とぶつかった。
小鳥遊は用意してあった、推薦状の朽木に差し出す
「兄が、隊長であったのはもう五十年ほど前か」
「ええ、あの時は隊長から退きたくて仕方がなかったというのに……また、この推薦状に朽木隊長にお名前頂戴したく」
「次は逃げ出さぬか?」
「それなりの覚悟を決めてきた所存です」
「………そうか」
差し出した書面を受け取ることもなく
朽木白哉は、机の下の方にある書類ボックスのなかから一枚書面を出した、サラサラと文字を書いていく。
そうして、机の上にある判を押した
「隊長としての自覚を、見せてもらうぞ」
「……ありがとうございます」
用が終わったならでろ、と言わんばかりの空気感を感じ、次の目的地へ向かうことにした
だから、朽木白哉が小さくこぼした言葉を小鳥遊は知る由もなかった。
「本来なら、ルキアが隊長となる際にも
兄の署名が欲しかったものだが……な」
護廷十三隊の中から過半数である6人からの推薦が必要で、推薦を貰わなかった7人のうち3人から承認が必要というルールはなかなか骨が折れる。
なら、最初から隊主試験にすればよかったのかもしれないが、ご挨拶を兼ねてで推薦と承認を選んだのは小鳥遊自身であった。
現状、推薦で五番隊、六番隊は貰え
残りは七番の射場、十番の日番谷、十三番のルキア
は決まっていた。
推薦や承認ができなさそうなのは十一番の更木と十二番の涅だと考えた結果
承認に六車、鳳橋、四方院として、推薦は虎徹にたのむか……と頭の中で考えていた小鳥遊だった。
なぜか、射場鉄左衛門は涙を浮かべながら
初めて書いた、という推薦状を渡してくれた。
思い返せば、昔の上司である小鳥遊が再び隊長に舞い戻る事を思うと、感慨深くなるのも致し方ない
七番隊を後にして、十番に向かおうとしていた道中だった。
何かがものすごいスピードで小鳥遊に迫ってくる
小鳥遊はすごく弱い声で、とある鬼道を放つ
「凛たーーーんっ!!」
「白ちゃん……」
「スーパー白アタックを受け止めてよぉぉ!」
「足腰に響くからそれはいつもやめてください、とお伝えしております……」
「よぉ、小鳥遊」
「六車さん、こんにちは」
「真子から聞いたぜ、ほら、これ」
六車がそっと差し出したのは
【推薦状】と書いてあるものだった。
平子はすでに手を回していたのか、とため息を落とした
「六車隊長からは、推薦状ではなく承認で頂きたかったのですが……」
「なんか言ったか?」
「いえ、ありがたくちょうだいいたします」
予定が崩れたが、四番隊の虎徹に認証を頼むとして
この話をまとめよう、と思った
「え!え!凛たん隊長になるの!?」
「認証がもらえたら、の話ですが」
「もし、なったら白がスーパー副隊長兼務しちゃう!」
「……………お気持ち頂戴しますね」
「それが正しい反応だ、まぁ、頑張れよ」
「ありがとうございます」
まさかの立ち話、という形で受け取った4枚目の推薦状を持っていた書類ケースにしまい頭を下げる
「十番隊へ行ってまいります」
「あぁ、時間取らせて悪いな」
「いえ、こちらこそ。ご用意いただきありがとうございます」
そうして、向かう先は十番隊
こんなにトントン拍子で進むとは思わなかった
一つ、小鳥遊の頭は抜けていた。
自隊の、隊長からは推薦状もしくは承認をうけるつもりは無いのだろう。
一番隊ではすでに京楽は、隊長羽織の手配を進めていることには誰も知らない。