ながいはなし
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「京楽隊長、よろしいですか?」
小鳥遊凛は、一番隊の隊主室にいた
どぉぞ〜と気の抜けた声がする
「おはよう、小鳥遊ちゃん。どうしたの?」
「おはようございます。あの、京楽隊長、これを提出させてください」
「ん?」
実は、現世の居酒屋で
小鳥遊は平子指導の元、移隊届を書いていたのだ
「移動したいの?おや、それは困ったなぁ…」
「まずは、内容見ていただけますか」
「そうだね」
蛇腹のように畳んだ、その届けをゆっくりと内容を噛み締めながらか読む京楽
「小鳥遊ちゃん………」
「どこにいれば、京楽隊長の仕事は楽になりますか?私は、京楽隊長のためにならどこへだって行きます」
「ほんと、手放したくないなぁ……」
「何をおっしゃいますか、総隊長。総隊長であれば私はいつまでも部下でございます」
「ありがとう……この届出は大切にする」
今日は、まだ一番隊で働いてね。と
この言葉で、移動は決まったようなものだった。
今、抱えている仕事は少ないので適材適所に少しだけ引き継ぐことにする。
「小鳥遊さん」
「七緒さん京楽隊長と頑張ってね」
「ありがとうございます」
「ううん。私ができることなら力を貸すよ」
「私も、お手伝いできることがあれば仰ってください。ここには沖牙さんもいるので……」
「ありがとう。心強いよ」
自身の机の周りを片付ける小鳥遊
次に問題なのは、移隊届出を出したが移動先は
平から隊長という、立場が上がる。
総隊長とはいえども、一任をさせるわけには行かないので、推薦してくれる隊長を探しに行く必要がある
「少しでてきます」
「いってらっしゃい」
小鳥遊は近くにいた隊士に声をかけ、はるか昔に使った推薦状の写しを5枚ぐらい持って、とりあえず向かう先は五番隊だった
「平子隊長いらっしゃいますか?」
「ご要件を伺いたく」
「一筆、ご署名頂戴したく」
五番隊の門番さんが、中を確認する
そういえば、先に連絡すればよかった…と今更思いつく小鳥遊であった。
「どうぞ、お入りください」
「迎えに来たでぇ〜」
「これは、これは……恐れ入ります」
「向こうで話し聞くわ」
向かった先は隊舎から繋がる部屋ではなく、到着したのはその奥にある少し休むような場所だった。
「で?アポなしでどないした?」
「分かっているくせに、意地悪ですね」
「ええやん、すぐ帰らせてもつまらんやろ?」
「生憎、手土産もなく長居できる要素がございませんで……」
「ほーか」
珈琲でも飲むか、と立ち上がる平子
その間に、用意してあった推薦状を机に用意をしておく
「せや、チョコレートちょいと食べへん?間違えてごっつ甘いの買ってしもうたんや」
「それならありがたく」
湯気だつ珈琲と、小皿に乗ったチョコレート
それと、平子の胸元の襟元にはなにかの書面が刺さっていた
「ほれ、」
「え?」
「推薦状、これを取りに来たんやろ?」
「………ありがとう」
机に用意をしておいた推薦状を
回収し、平子から渡される推薦状も受け取る
平子はニタニタとしながら、珈琲を飲んだ
「ついに、隊長羽織着た凛が見れるんやね」
「見せ物じゃないけどね」
「副隊長はどないするん?」
「3席の子と、七緒さんが手伝ってくれるらしいから
ひとまずはそれかなぁ……」
「ほーか。あと、誰から推薦状もらうつもりや?」
「六番と十番は決定かな?」
「その心は」
「私が隊長だったことを知っているから、となると四番隊と七番隊も大丈夫かな。あ、十一、十二もいけるけど話伝われば、かな?」
「ローズと拳西には頼まんのか?」
「ここまで揃えば大丈夫かなと。それでもダメなら書いてもらう予定」
「ほーか、」
甘いチョコレートのお陰で多少緊張していた
身体や頭の中が緩くなっていくよう感覚を得た小鳥遊は、平子に伝えた
「隊長になったら、対等の立場になっちゃうから
真子のこと頼れなくなっちゃうね」
「別に頼ればええやん、減るもんじゃないし」
「減るよ、すり減る」
「凛のこと抱えながらでも俺は隊長できますぅ」
「そういうことじゃない、覚悟の問題」
「覚悟て……そないに重たく考えるのやめぇよ。隊長なる前に疲れるで?」
「ただの平隊士としても長かったから。まぁ、真子と違って百年は空いていないけど五十年ぐらいは空いちゃっているから……」
「なら、なおさら大丈夫や。俺より短いし、凛はずっと瀞霊廷におった。今までの流れも、あったことも、これからやるべきこともわかってるやん。一番隊にもおったことやし、心配することない」
ぽん、と頭に手をのせたあと
くしゃくしゃと髪を見出していく。
「ちょっと、これから他の隊長たちのところ行くのに、髪を乱さないでください〜」
「ええやん、俺が直してるから」
頭を上げる小鳥遊の唇にいたずらにキスをする平子だった。
小鳥遊凛は、一番隊の隊主室にいた
どぉぞ〜と気の抜けた声がする
「おはよう、小鳥遊ちゃん。どうしたの?」
「おはようございます。あの、京楽隊長、これを提出させてください」
「ん?」
実は、現世の居酒屋で
小鳥遊は平子指導の元、移隊届を書いていたのだ
「移動したいの?おや、それは困ったなぁ…」
「まずは、内容見ていただけますか」
「そうだね」
蛇腹のように畳んだ、その届けをゆっくりと内容を噛み締めながらか読む京楽
「小鳥遊ちゃん………」
「どこにいれば、京楽隊長の仕事は楽になりますか?私は、京楽隊長のためにならどこへだって行きます」
「ほんと、手放したくないなぁ……」
「何をおっしゃいますか、総隊長。総隊長であれば私はいつまでも部下でございます」
「ありがとう……この届出は大切にする」
今日は、まだ一番隊で働いてね。と
この言葉で、移動は決まったようなものだった。
今、抱えている仕事は少ないので適材適所に少しだけ引き継ぐことにする。
「小鳥遊さん」
「七緒さん京楽隊長と頑張ってね」
「ありがとうございます」
「ううん。私ができることなら力を貸すよ」
「私も、お手伝いできることがあれば仰ってください。ここには沖牙さんもいるので……」
「ありがとう。心強いよ」
自身の机の周りを片付ける小鳥遊
次に問題なのは、移隊届出を出したが移動先は
平から隊長という、立場が上がる。
総隊長とはいえども、一任をさせるわけには行かないので、推薦してくれる隊長を探しに行く必要がある
「少しでてきます」
「いってらっしゃい」
小鳥遊は近くにいた隊士に声をかけ、はるか昔に使った推薦状の写しを5枚ぐらい持って、とりあえず向かう先は五番隊だった
「平子隊長いらっしゃいますか?」
「ご要件を伺いたく」
「一筆、ご署名頂戴したく」
五番隊の門番さんが、中を確認する
そういえば、先に連絡すればよかった…と今更思いつく小鳥遊であった。
「どうぞ、お入りください」
「迎えに来たでぇ〜」
「これは、これは……恐れ入ります」
「向こうで話し聞くわ」
向かった先は隊舎から繋がる部屋ではなく、到着したのはその奥にある少し休むような場所だった。
「で?アポなしでどないした?」
「分かっているくせに、意地悪ですね」
「ええやん、すぐ帰らせてもつまらんやろ?」
「生憎、手土産もなく長居できる要素がございませんで……」
「ほーか」
珈琲でも飲むか、と立ち上がる平子
その間に、用意してあった推薦状を机に用意をしておく
「せや、チョコレートちょいと食べへん?間違えてごっつ甘いの買ってしもうたんや」
「それならありがたく」
湯気だつ珈琲と、小皿に乗ったチョコレート
それと、平子の胸元の襟元にはなにかの書面が刺さっていた
「ほれ、」
「え?」
「推薦状、これを取りに来たんやろ?」
「………ありがとう」
机に用意をしておいた推薦状を
回収し、平子から渡される推薦状も受け取る
平子はニタニタとしながら、珈琲を飲んだ
「ついに、隊長羽織着た凛が見れるんやね」
「見せ物じゃないけどね」
「副隊長はどないするん?」
「3席の子と、七緒さんが手伝ってくれるらしいから
ひとまずはそれかなぁ……」
「ほーか。あと、誰から推薦状もらうつもりや?」
「六番と十番は決定かな?」
「その心は」
「私が隊長だったことを知っているから、となると四番隊と七番隊も大丈夫かな。あ、十一、十二もいけるけど話伝われば、かな?」
「ローズと拳西には頼まんのか?」
「ここまで揃えば大丈夫かなと。それでもダメなら書いてもらう予定」
「ほーか、」
甘いチョコレートのお陰で多少緊張していた
身体や頭の中が緩くなっていくよう感覚を得た小鳥遊は、平子に伝えた
「隊長になったら、対等の立場になっちゃうから
真子のこと頼れなくなっちゃうね」
「別に頼ればええやん、減るもんじゃないし」
「減るよ、すり減る」
「凛のこと抱えながらでも俺は隊長できますぅ」
「そういうことじゃない、覚悟の問題」
「覚悟て……そないに重たく考えるのやめぇよ。隊長なる前に疲れるで?」
「ただの平隊士としても長かったから。まぁ、真子と違って百年は空いていないけど五十年ぐらいは空いちゃっているから……」
「なら、なおさら大丈夫や。俺より短いし、凛はずっと瀞霊廷におった。今までの流れも、あったことも、これからやるべきこともわかってるやん。一番隊にもおったことやし、心配することない」
ぽん、と頭に手をのせたあと
くしゃくしゃと髪を見出していく。
「ちょっと、これから他の隊長たちのところ行くのに、髪を乱さないでください〜」
「ええやん、俺が直してるから」
頭を上げる小鳥遊の唇にいたずらにキスをする平子だった。