ながいはなし
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小鳥遊凛の身の上話を聞き終えると、
もう、お昼ごろになっていた。
平子はおもむろに立ちあがる
「うっしゃ、出かけるか」
「え?」
「とりあえず、今日の話し会はしまいや」
平子は引き出しから、洋服を取り出す。
その横にそっと置いてあった袋から、
一着、ワンピースをだした
「凛のやつな。」
「ありがとう…?でも、どこに?」
「着替えたら現世にぱっ!といってさっ!と帰るで」
しゅるり、と腰帯を解く平子
慌てて、小鳥遊はワンピースを受け取り、お手洗いに逃げ込み着替えを始めた
小鳥遊に差し出されたのはネイビーのストライプが入ったシャツワンピだった。
ふくらはぎ程度まで長さもあり、袖も長かった。
着替えはすぐに終わり、お手洗いをでると
平子は白いシャツネクタイに細身のパンツ、そして、ハンチングをかぶって準備は万端であった。
「おまたせしました」
「おー、こっちきぃ。髪まとめたる」
「ポニーテールぐらいならできるよ?」
「ポニーテールやけど、俺がやる」
立ったまま、平子は、手ぐしで小鳥遊の黒髪をあつて、簡単に括りポケットから自分の髪色と同じ色の太くて大きめなリボンをつけた
「うっしゃ、出かけんで」
「はい」
その他、おそろいのスニーカーに
渡された黒いバッグを持って、平子の邸宅を出て現世へ向かう門を開く
「現世行くなんてどれくらい振りかな……」
「あん時の戦い1回も出てきてへんのか」
「うん、尸魂界で情報まとめとか指示役の一人に使われてましたのでね」
「実質総隊長やん」
「その考え方はなかったなぁ…」
現世への道を、恋人らしく手をつないで歩く
その時も雑談を交えて、ゆっくりとおそろいのスニーカーで歩く姿は、死神とは思われることはないだろう
「っと、足元気ぃ付け」
「よっ、と……!」
階段でいうと2段ほどの高さから飛び降りる
先に降りた平子が、次に降りる凛の手を取る
「まずは、うっさいから会いに行くかぁ……」
平子は、そういうと手をつないだまま歩きはじめる。
現世にいると、いつもより浮き足立っているし
キョロキョロしてしまうのは許してほしいと小鳥遊はおもう。
「浦原……商店、」
「せや、行くで」
古びた商店の入り口。
黒いツインテールの女の子が、ほうきを持って掃除をしている。
2人に気づくとぺこり、と頭を下げて店の中へとそそくさと戻った
「これはこれは、お久しぶりですね」
「よォ、」
「浦原さん、ご無沙汰しております」
「お久しぶりです。小鳥遊サン」
中にいたのは、当時十二番隊隊長として務めていた浦原喜助であった。
彼も、あの騒動から尸魂界への出入りは自由となっていたが、あまり出会うことはなかった一人である
「今日はデートですか?」
「せやで、ええやろ」
「連れてこられただけなんですけどね?」
「それは何より、これからどちらへ?」
「ひよ里んとこ」
上から下までの視線の動き
うんうん、と頷きぱっと扇子を広げる浦原
「義骸に違和感はなさそうですか」
「はい、おかげさまで」
「ほんまに、便利になったのぉ。わざわざなんか食わなくてよくなったんわ」
「そうでしょう!便利でしょう!」
さぞ嬉しそうに笑う浦原
「じゃ、お気をつけて」
「おん、またな」
「また、」
「はい〜次は尸魂界に行きますネ」
お土産です、といくつかの駄菓子と
飲み物を渡してくれたので、ありがたく受け取り
次の目的に向かう
「シュワシュワするやつだ、これ」
「炭酸苦手か?」
「あんまり飲んだことないから耐性がない」
透明の液体
ペットボトルを開けると、液体に気泡がいくつもできる。ゆっくりと口をつけて、炭酸を飲む小鳥遊
「真子も飲む?」
「おん、もらうわ」
はい、と差し出されるの見かけのペットボトルを
ためらいもなく平子はうけとり、飲んでいくと
「ぐっへぇぇ」
赤い彗星が、飛び蹴りが平子の頬に突き刺さった
「相変わらずぺったんこやなぁ!ハゲぇ!」
「もうちょい、登場考えろや!」
「うっさいわ!なに回しのみしとんねん!きしょいわ!!!」
「凛が渡してくれてんや!別にええやろ!」
懐かしさすら覚えるのよテンポのやり取り
相手は、ひよ里
その後ろに、数人の影が伸びている
「よぉ、久しぶりだな」
「愛川、さん……」
平子と同じタイミングで現世に送られたメンバーで
現世に残った人達が揃っていた。
そこには、小鳥遊の隊長であった愛川もいたし
今、自分が隊長になるのかの瀬戸際にいる原因の
矢胴丸リサ、そして、有昭田鉢玄とひよ里の4人
「凛は、まだこのハゲのこと好きなんか!」
「そうだったみたい」
「とんだもの好きやな!」
「あはは、ほんとだねぇ」
もう、お昼ごろになっていた。
平子はおもむろに立ちあがる
「うっしゃ、出かけるか」
「え?」
「とりあえず、今日の話し会はしまいや」
平子は引き出しから、洋服を取り出す。
その横にそっと置いてあった袋から、
一着、ワンピースをだした
「凛のやつな。」
「ありがとう…?でも、どこに?」
「着替えたら現世にぱっ!といってさっ!と帰るで」
しゅるり、と腰帯を解く平子
慌てて、小鳥遊はワンピースを受け取り、お手洗いに逃げ込み着替えを始めた
小鳥遊に差し出されたのはネイビーのストライプが入ったシャツワンピだった。
ふくらはぎ程度まで長さもあり、袖も長かった。
着替えはすぐに終わり、お手洗いをでると
平子は白いシャツネクタイに細身のパンツ、そして、ハンチングをかぶって準備は万端であった。
「おまたせしました」
「おー、こっちきぃ。髪まとめたる」
「ポニーテールぐらいならできるよ?」
「ポニーテールやけど、俺がやる」
立ったまま、平子は、手ぐしで小鳥遊の黒髪をあつて、簡単に括りポケットから自分の髪色と同じ色の太くて大きめなリボンをつけた
「うっしゃ、出かけんで」
「はい」
その他、おそろいのスニーカーに
渡された黒いバッグを持って、平子の邸宅を出て現世へ向かう門を開く
「現世行くなんてどれくらい振りかな……」
「あん時の戦い1回も出てきてへんのか」
「うん、尸魂界で情報まとめとか指示役の一人に使われてましたのでね」
「実質総隊長やん」
「その考え方はなかったなぁ…」
現世への道を、恋人らしく手をつないで歩く
その時も雑談を交えて、ゆっくりとおそろいのスニーカーで歩く姿は、死神とは思われることはないだろう
「っと、足元気ぃ付け」
「よっ、と……!」
階段でいうと2段ほどの高さから飛び降りる
先に降りた平子が、次に降りる凛の手を取る
「まずは、うっさいから会いに行くかぁ……」
平子は、そういうと手をつないだまま歩きはじめる。
現世にいると、いつもより浮き足立っているし
キョロキョロしてしまうのは許してほしいと小鳥遊はおもう。
「浦原……商店、」
「せや、行くで」
古びた商店の入り口。
黒いツインテールの女の子が、ほうきを持って掃除をしている。
2人に気づくとぺこり、と頭を下げて店の中へとそそくさと戻った
「これはこれは、お久しぶりですね」
「よォ、」
「浦原さん、ご無沙汰しております」
「お久しぶりです。小鳥遊サン」
中にいたのは、当時十二番隊隊長として務めていた浦原喜助であった。
彼も、あの騒動から尸魂界への出入りは自由となっていたが、あまり出会うことはなかった一人である
「今日はデートですか?」
「せやで、ええやろ」
「連れてこられただけなんですけどね?」
「それは何より、これからどちらへ?」
「ひよ里んとこ」
上から下までの視線の動き
うんうん、と頷きぱっと扇子を広げる浦原
「義骸に違和感はなさそうですか」
「はい、おかげさまで」
「ほんまに、便利になったのぉ。わざわざなんか食わなくてよくなったんわ」
「そうでしょう!便利でしょう!」
さぞ嬉しそうに笑う浦原
「じゃ、お気をつけて」
「おん、またな」
「また、」
「はい〜次は尸魂界に行きますネ」
お土産です、といくつかの駄菓子と
飲み物を渡してくれたので、ありがたく受け取り
次の目的に向かう
「シュワシュワするやつだ、これ」
「炭酸苦手か?」
「あんまり飲んだことないから耐性がない」
透明の液体
ペットボトルを開けると、液体に気泡がいくつもできる。ゆっくりと口をつけて、炭酸を飲む小鳥遊
「真子も飲む?」
「おん、もらうわ」
はい、と差し出されるの見かけのペットボトルを
ためらいもなく平子はうけとり、飲んでいくと
「ぐっへぇぇ」
赤い彗星が、飛び蹴りが平子の頬に突き刺さった
「相変わらずぺったんこやなぁ!ハゲぇ!」
「もうちょい、登場考えろや!」
「うっさいわ!なに回しのみしとんねん!きしょいわ!!!」
「凛が渡してくれてんや!別にええやろ!」
懐かしさすら覚えるのよテンポのやり取り
相手は、ひよ里
その後ろに、数人の影が伸びている
「よぉ、久しぶりだな」
「愛川、さん……」
平子と同じタイミングで現世に送られたメンバーで
現世に残った人達が揃っていた。
そこには、小鳥遊の隊長であった愛川もいたし
今、自分が隊長になるのかの瀬戸際にいる原因の
矢胴丸リサ、そして、有昭田鉢玄とひよ里の4人
「凛は、まだこのハゲのこと好きなんか!」
「そうだったみたい」
「とんだもの好きやな!」
「あはは、ほんとだねぇ」