ながいはなし
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「桃は、凛に頼んだ。それだけでええやん」
「平子隊長……」
「平隊士やからって怖気づいてるんなら、演習場で1回俺と撃ち合ってからでええよ。そこで怖気づいて逃げ出す隊士には教えんでええ。振り分けてできるから一挙両得やなー」
俺って、天才的な提案したやろ〜って
雛森に聞いている平子
「まっ、そんな事でよろしゅーおねがいしまぁす」
「私、小鳥遊さんの戦い方に憧れてます!!鬼道を織り交ぜて戦ってみた時に、もっと上達したいって思ってて、でも、難しくって……それで」
「雛森副隊長ありがとうございます」
「小鳥遊さんも忙しいのはわかっているのですが、ぜひ、よろしくお願いいたします」
がたっ、と雛森は立ち上がり頭を下げる。
驚いてみている平子と小鳥遊
両者は視線を合わせるように、雛森を見たのに互いを見合い、困ったように笑っていた
「桃ぉ、いつやるかのスケジュール決めんで」
「えっ!あっ、はい!!!少々お待ちください!」
バタバタと部屋を出て何かを取りに向かう雛森
その間、小鳥遊は湯飲みに手を伸ばす
「すごい熱量だった…」
「まっすぐ子や、ほんまに、真面目でな……」
「もともと優しい子だよ。そのあこがれへの熱量が使われちゃったんだもん」
「せやったな」
小鳥遊は自分で持ってきた差し入れの粟饅頭を手に取り口に運ぶ。
平子は、その姿をただ見ていた。
「凛」
「なに?」
「キスしてええ?」
その質問は束の間、粟饅頭を持っていた手を
平子はを伸ばし、口元からよける。
空いている手を、机につけて平子自身の体を持ち上げて顔を近づける
視線が重なる
「おまたせしました!!」
「おぉ、桃早かったな」
「粟饅頭お先にいただいちゃいました」
先程掴まれていた手に残った粟饅頭
中腰になっていた平子はゆっくりと椅子に座り直した
「何かありました?」
「いえ、何も」
小鳥遊は微笑んでいた。
平子はため息を一つし、小鳥遊を見つめているだけ
「えっと、一番早くて一週間後の来月2日の昼過以降です」
「来月の2日、確認してみますね」
「3日も予定はいいんですけど、隊長おやすみですもんね?」
「せや、休み取る」
「はい、2日でおねがいします」
「隊長いなくてもいいなら3日でもいいんですが…」
「3日は………」
小鳥遊の視線が平子に捉えられた。
京楽から3日は休むように言われていただろう?と
訴えられているようだった。
「3日は、ごめんなさい難しそうです」
「いえ!では2日におねがいします」
「はい、かしこまりました」
3日を断ると、雛森は2日に大きな丸をつけて
にこにことしている。
小鳥遊もスケジュール帳を開き、2日に書き込む。
再びぶつかった視線に対して、平子はゆっくり頷くだけだった
「五番隊隊士全員参加にしますか?」
「せやね、2日は全員参加してもろて
さっき言ったように、凛と俺が模擬戦して今後の参加者をふるいにかける日にしよか」
「ほんとに、模擬戦するんですか………」
「当たり前やん」
「始解なしですよ?」
「せんよ、模擬刀と鬼道だけでやんで?」
「体術もなしですからね」
「わーかったって、心配すんな」
ぽんぽんとやり取りをしていく平子と小鳥遊を
少し微笑みながら見つめる雛森
「やっぱり、深い関係なんですね」
「せやで」
「100年前から変わらない関係って素敵です」
「おん、俺の初恋の人にそっくりやから」
いつもの決め台詞
女の子をのらり、くらりと交わすだけの言葉
平子の常套句
「……では、2日にまた参ります」
「はい!場所などは追ってご連絡いたします!」
「宜しくお願い致します。お茶、ごちそうさまでした」
「それでは、失礼します」
すっと立ち上がる小鳥遊
その雰囲気の違和感に気づいた平子は小鳥遊の背中を追うように部屋を出た
「急に霊圧冷たくしてどないしたん」
「特に深い意味はないです」
「今もや、んな霊圧を刺々しくして」
「その、初恋の人っていう言葉キライだなって思っだけです。お疲れ様でした」
門にたどり着いた小鳥遊は、最後に一礼をした後に
瞬歩でその場からすぐに消えた
「なんやねん、それ」
立ち尽くした平子は、困ったように頭を掻いた
「相変わらず難しいやっちゃなぁ、ほんまに」
「平子隊長……」
「平隊士やからって怖気づいてるんなら、演習場で1回俺と撃ち合ってからでええよ。そこで怖気づいて逃げ出す隊士には教えんでええ。振り分けてできるから一挙両得やなー」
俺って、天才的な提案したやろ〜って
雛森に聞いている平子
「まっ、そんな事でよろしゅーおねがいしまぁす」
「私、小鳥遊さんの戦い方に憧れてます!!鬼道を織り交ぜて戦ってみた時に、もっと上達したいって思ってて、でも、難しくって……それで」
「雛森副隊長ありがとうございます」
「小鳥遊さんも忙しいのはわかっているのですが、ぜひ、よろしくお願いいたします」
がたっ、と雛森は立ち上がり頭を下げる。
驚いてみている平子と小鳥遊
両者は視線を合わせるように、雛森を見たのに互いを見合い、困ったように笑っていた
「桃ぉ、いつやるかのスケジュール決めんで」
「えっ!あっ、はい!!!少々お待ちください!」
バタバタと部屋を出て何かを取りに向かう雛森
その間、小鳥遊は湯飲みに手を伸ばす
「すごい熱量だった…」
「まっすぐ子や、ほんまに、真面目でな……」
「もともと優しい子だよ。そのあこがれへの熱量が使われちゃったんだもん」
「せやったな」
小鳥遊は自分で持ってきた差し入れの粟饅頭を手に取り口に運ぶ。
平子は、その姿をただ見ていた。
「凛」
「なに?」
「キスしてええ?」
その質問は束の間、粟饅頭を持っていた手を
平子はを伸ばし、口元からよける。
空いている手を、机につけて平子自身の体を持ち上げて顔を近づける
視線が重なる
「おまたせしました!!」
「おぉ、桃早かったな」
「粟饅頭お先にいただいちゃいました」
先程掴まれていた手に残った粟饅頭
中腰になっていた平子はゆっくりと椅子に座り直した
「何かありました?」
「いえ、何も」
小鳥遊は微笑んでいた。
平子はため息を一つし、小鳥遊を見つめているだけ
「えっと、一番早くて一週間後の来月2日の昼過以降です」
「来月の2日、確認してみますね」
「3日も予定はいいんですけど、隊長おやすみですもんね?」
「せや、休み取る」
「はい、2日でおねがいします」
「隊長いなくてもいいなら3日でもいいんですが…」
「3日は………」
小鳥遊の視線が平子に捉えられた。
京楽から3日は休むように言われていただろう?と
訴えられているようだった。
「3日は、ごめんなさい難しそうです」
「いえ!では2日におねがいします」
「はい、かしこまりました」
3日を断ると、雛森は2日に大きな丸をつけて
にこにことしている。
小鳥遊もスケジュール帳を開き、2日に書き込む。
再びぶつかった視線に対して、平子はゆっくり頷くだけだった
「五番隊隊士全員参加にしますか?」
「せやね、2日は全員参加してもろて
さっき言ったように、凛と俺が模擬戦して今後の参加者をふるいにかける日にしよか」
「ほんとに、模擬戦するんですか………」
「当たり前やん」
「始解なしですよ?」
「せんよ、模擬刀と鬼道だけでやんで?」
「体術もなしですからね」
「わーかったって、心配すんな」
ぽんぽんとやり取りをしていく平子と小鳥遊を
少し微笑みながら見つめる雛森
「やっぱり、深い関係なんですね」
「せやで」
「100年前から変わらない関係って素敵です」
「おん、俺の初恋の人にそっくりやから」
いつもの決め台詞
女の子をのらり、くらりと交わすだけの言葉
平子の常套句
「……では、2日にまた参ります」
「はい!場所などは追ってご連絡いたします!」
「宜しくお願い致します。お茶、ごちそうさまでした」
「それでは、失礼します」
すっと立ち上がる小鳥遊
その雰囲気の違和感に気づいた平子は小鳥遊の背中を追うように部屋を出た
「急に霊圧冷たくしてどないしたん」
「特に深い意味はないです」
「今もや、んな霊圧を刺々しくして」
「その、初恋の人っていう言葉キライだなって思っだけです。お疲れ様でした」
門にたどり着いた小鳥遊は、最後に一礼をした後に
瞬歩でその場からすぐに消えた
「なんやねん、それ」
立ち尽くした平子は、困ったように頭を掻いた
「相変わらず難しいやっちゃなぁ、ほんまに」