ながいはなし
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翌朝、頭を押さえていたのは
五番隊副隊長、雛森桃だった
「ずいぶん、楽しそうやったなぁ」
「……申し訳ございません。」
「別にかまへんよ、凛おぶってなかったら
きっと二軒目行ってしな」
「ワスレテクダサイ」
自分が酔っていた、とはいえ
上官を二軒目に誘うというのは、前の隊長のときにはなかったことなのだ。
「そういえば、小鳥遊さんとお話できましたか?」
「ちょいとな。流石に離れていた時間が長すぎて
ほんの一握り程度しか聞けんかった」
「……そうでしたか」
「でも、桃が言わんかったらこの話もいつ聞けたか分からんからな、おおきに」
そうして、それよりも前に元隊長という方にも
失言をした、とも思ったが
平子の見たこともない穏やかな表情に、これ以上口にするとは控えた
「そや、桃。俺来月3日に休みとるわ」
「はい、かしこまりました」
「桃も適度に休み使いよ」
今日もよろしくなぁと、ひらひらと大きな手を振って
主隊室へ向かう平子の背中を見送った。
「そういえば、平子隊長と小鳥遊さんの関係って結局何だったんだろう?深い関係って仰っていたけど」
色々巡らせど、年頃の女の雛森が考え行き着く先は
ただ一つではある
「隊長の片思いとか?実はお付き合いしていた、とか?どうなんだろ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、小鳥遊凛も頭を抱えていた
「おや、どうしたの?」
「おはようございます、京楽隊長
昨日、久しぶりにお酒を飲んでしまって……」
「珍しいね、小鳥遊ちゃんが一人で?」
「いえ、平子隊長と」
「平子くんと、それは飲んじゃうかもね」
昔懐かしいねぇと、心なしか喜んでいるように見える京楽だった。
「平子隊長が、私の事を聞きたいって仰ってました」
「小鳥遊ちゃんのことを?」
「えぇ、ちょっとした反動で色々なことが崩れてしまうんだな、と」
「そう?」
「昨日、私が隊長だった頃の話をしました。
気づいたら自室で眠っていたので、どこまで話したのか分からなくって」
困ったもので、と視線を下げる小鳥遊
「平子くんは大丈夫だよ」
「……京楽隊長?」
「平子くんは色々な覚悟を持って隊長に戻ってきてくれた。だから、あのときと同じにはなれないかもしれないけど、あの時みたいな関係にはなってもいいと思うし、あの時以上のことを望んでもいい。君たちはもう十分オトナになっている。そして、マコトくんも大人だ」
大丈夫、と言い聞かせるように京楽は小鳥遊に話した。
「きっと、浮竹もそう思っているさ」
「それ言われると、なんにも言い返せないですね」
「だろぉ?浮竹は小鳥遊ちゃんのこと娘のような感じだったからね」
「えぇ、良くしてもらってました」
じゃぁ、今日もよろしくねぇと京楽はふわりと
ピンクの着物をなびかせて小鳥遊のそばを離れる
ふと、思い出したようにこういった
「五番隊に鬼道指導に行く日、決めてきてねぇ」
「鬼道指導って、なんですか!?」
「えー?前に伝えてたよぉ?雛森副隊長からの強い要望に負けたんでしょう〜頑張ってねぇ」
「……わすれて、た!」
そうと決まれば、午後から伺えるように手はずを整えておかねば、と幾つか残してあった仕事に手を伸ばす
小鳥遊凛であった。
「真子に、伝令機で連絡………って連絡先も知らないじゃん」
伝令機で名前を探せど、平子真子の文字はなかった
仕方がなく雛森桃へ連絡を送る。
すぐ返事はきて、今日の午後打ち合わせができるようだった。
次に、小鳥遊が向かうのは副隊長の伊勢の元だった
「七緒さん」
「どうされましたか?」
「午後から五番隊に行くことになりました。こちらの書類確認をしていただきたいです」
「はい、かしこまりました」
「鬼道の練習ということなので一番隊の演習場をお借りしたいのですが」
「あぁ、雛森副隊長が喜んでいた件ですね
演習場の空いている日程をお昼までにおまとめしておきます」
「ありがとうございます」
なんとも淡々と会話をこなす2人であった
「小鳥遊さん」
「はい?」
「今度、お昼ご一緒しませんか?」
「ぜひ、今度と言わず今日行きますか」
「ありがとうございます。では後ほど」
「はい、お願いします」
軽い会釈で別れ、不意に訪れた昼食のお誘いに心を躍らせながら、小鳥遊はまた仕事に打ち込むのだった
五番隊副隊長、雛森桃だった
「ずいぶん、楽しそうやったなぁ」
「……申し訳ございません。」
「別にかまへんよ、凛おぶってなかったら
きっと二軒目行ってしな」
「ワスレテクダサイ」
自分が酔っていた、とはいえ
上官を二軒目に誘うというのは、前の隊長のときにはなかったことなのだ。
「そういえば、小鳥遊さんとお話できましたか?」
「ちょいとな。流石に離れていた時間が長すぎて
ほんの一握り程度しか聞けんかった」
「……そうでしたか」
「でも、桃が言わんかったらこの話もいつ聞けたか分からんからな、おおきに」
そうして、それよりも前に元隊長という方にも
失言をした、とも思ったが
平子の見たこともない穏やかな表情に、これ以上口にするとは控えた
「そや、桃。俺来月3日に休みとるわ」
「はい、かしこまりました」
「桃も適度に休み使いよ」
今日もよろしくなぁと、ひらひらと大きな手を振って
主隊室へ向かう平子の背中を見送った。
「そういえば、平子隊長と小鳥遊さんの関係って結局何だったんだろう?深い関係って仰っていたけど」
色々巡らせど、年頃の女の雛森が考え行き着く先は
ただ一つではある
「隊長の片思いとか?実はお付き合いしていた、とか?どうなんだろ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、小鳥遊凛も頭を抱えていた
「おや、どうしたの?」
「おはようございます、京楽隊長
昨日、久しぶりにお酒を飲んでしまって……」
「珍しいね、小鳥遊ちゃんが一人で?」
「いえ、平子隊長と」
「平子くんと、それは飲んじゃうかもね」
昔懐かしいねぇと、心なしか喜んでいるように見える京楽だった。
「平子隊長が、私の事を聞きたいって仰ってました」
「小鳥遊ちゃんのことを?」
「えぇ、ちょっとした反動で色々なことが崩れてしまうんだな、と」
「そう?」
「昨日、私が隊長だった頃の話をしました。
気づいたら自室で眠っていたので、どこまで話したのか分からなくって」
困ったもので、と視線を下げる小鳥遊
「平子くんは大丈夫だよ」
「……京楽隊長?」
「平子くんは色々な覚悟を持って隊長に戻ってきてくれた。だから、あのときと同じにはなれないかもしれないけど、あの時みたいな関係にはなってもいいと思うし、あの時以上のことを望んでもいい。君たちはもう十分オトナになっている。そして、マコトくんも大人だ」
大丈夫、と言い聞かせるように京楽は小鳥遊に話した。
「きっと、浮竹もそう思っているさ」
「それ言われると、なんにも言い返せないですね」
「だろぉ?浮竹は小鳥遊ちゃんのこと娘のような感じだったからね」
「えぇ、良くしてもらってました」
じゃぁ、今日もよろしくねぇと京楽はふわりと
ピンクの着物をなびかせて小鳥遊のそばを離れる
ふと、思い出したようにこういった
「五番隊に鬼道指導に行く日、決めてきてねぇ」
「鬼道指導って、なんですか!?」
「えー?前に伝えてたよぉ?雛森副隊長からの強い要望に負けたんでしょう〜頑張ってねぇ」
「……わすれて、た!」
そうと決まれば、午後から伺えるように手はずを整えておかねば、と幾つか残してあった仕事に手を伸ばす
小鳥遊凛であった。
「真子に、伝令機で連絡………って連絡先も知らないじゃん」
伝令機で名前を探せど、平子真子の文字はなかった
仕方がなく雛森桃へ連絡を送る。
すぐ返事はきて、今日の午後打ち合わせができるようだった。
次に、小鳥遊が向かうのは副隊長の伊勢の元だった
「七緒さん」
「どうされましたか?」
「午後から五番隊に行くことになりました。こちらの書類確認をしていただきたいです」
「はい、かしこまりました」
「鬼道の練習ということなので一番隊の演習場をお借りしたいのですが」
「あぁ、雛森副隊長が喜んでいた件ですね
演習場の空いている日程をお昼までにおまとめしておきます」
「ありがとうございます」
なんとも淡々と会話をこなす2人であった
「小鳥遊さん」
「はい?」
「今度、お昼ご一緒しませんか?」
「ぜひ、今度と言わず今日行きますか」
「ありがとうございます。では後ほど」
「はい、お願いします」
軽い会釈で別れ、不意に訪れた昼食のお誘いに心を躍らせながら、小鳥遊はまた仕事に打ち込むのだった