Season2
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オールマイト「さあ、今日のヒーロー基礎学は、個性サッカーだ!」
瀬呂「個性サッカー?」
【個性サッカー】
10名と11名の2チームに分かれてサッカーを行う。
ルールは、普通のサッカーと同じで相手のゴールに多くボールを入れた方が勝ち。手でボールに触れるのは禁止。
11名チームに限り各ポジションの人数振り分けはフォワード2名、ミッドフィルダー4名、ディフェンス4名、キーパー1名で固定。10名チームは自由にポジション分けをしてOK。
普通のサッカーと違うのは、個性の使用がありでボールの移動は足でのドリブルやヘディングだけではなく個性を駆使してフィールド内でボールを移動させることが出来る。
個性使用に制限はなく直接手でボールに触れなければ方法は問わない。個性で相手チームの妨害もあり。しかし、フィールドやゴールそのものをゲーム続行不可能になるような制圧の仕方や個性の使い方は不可。
例)
①轟の氷結で常時自陣のゴール内にボールが入らないようにする
②爆豪の爆発でフィールドそのものを破壊する
③風舞の突風を常時吹かせてフィールド内の移動を常時不可能にしたりする...etc
オールマイト「轟少年、八百万少女は壁を作れるが壁の大きさは100cm×100cmまでとしよう。そしてそれを連ならせることは禁止する。
そして、チームはこうだ!」
Aチーム
青山、蛙吹、麗日、上鳴、口田、障子、瀬呂、轟、爆豪、緑谷、八百万
Bチーム
芦戸、飯田、尾白、切島、砂藤、耳郎、常闇、葉隠、風舞、峰田、
Bチームの作戦タイム
耳郎「これは...」
尾白「こっちは近接タイプ多くなったな」
峰田「なんか向こうのメンツおかしくねぇかぁああ?!」
耳郎「戦力分配の偏りひどいね」
『(これは...どうするか)』
腕を組みながら顎に指を当てて考える莉紗。
砂藤「スリートップの轟と爆豪、万能個性の八百万に、増強系の緑谷、広範囲制圧が可能な上鳴...」
芦戸「索敵要員も機動要員もきっちり揃ってるね」
切島「風舞....おめぇだけでもこっちで良かったよ」
芦戸「スリートップ全員向こうだったら棄権してたねー」
飯田「うむ..作戦はどうする?」
尾白「向こうのキーパーはやっぱり万能な八百万か?」
『んー..私が向こうのチームなら轟くんをキーパーにする』
耳郎「轟?」
切島「フォワードじゃなくてか?」
『咄嗟のシュートに対しての防御においては轟くんの氷の方が速い。ヤオモモの創造は万能だからこそむしろ攻守で使いたいからミッドフィルダーに置きたいかな』
峰田「じゃあ..」
『これはあくまで私がAチームならってとのと、作戦立案者が緑谷という前提で緑谷がどうポジ分けするかって考えた時の考察ね』
耳郎「うん」
『緑谷、爆豪はほぼ確実にフォワード。
ミッドフィルダーは攻守でフル活用できる創造のヤオモモ、反射神経の良い梅雨ちゃん、ゼログラビティで敵の動きを抑えられるうえ近接にも強くなったお茶子ちゃん、遠距離レーザーで遠距離から妨害が出来る青山。
ディフェンスにはヤオモモがいることで味方への影響を気にせず個性を駆使して敵を制圧できる上鳴、同じく遠距離から敵の妨害とボール操作が出来る瀬呂、動物を操ることで盾にも矛にもなれる口田、複製腕で守備範囲が広く持てる障子。
そして、キーパーには近づく敵の制圧と氷結でのガードが出来る轟くん』
耳郎「待って。今の聞いてたら勝てる気しなくね?」
芦戸「無理ゲーって感じぃ」
莉紗の考察を聞きBチームの皆の表情が一気に曇り諦めモード。
尾白「こっちはどうするんだ?」
『ゴリゴリパワー系の近接タイプ砂藤と切島はフォワード。轟くんやヤオモモの壁を壊したり、切島は硬化で緑谷、爆豪を真正面から抑え込んでほしい』
砂藤「おう!」
切島「任せろ!」
『ミッドフィルダーは私と飯田、透。
ディフェンスは三奈、峰田、尾白、響香。
そして、キーパーはダークシャドウでゴール前にいても敵の妨害が出来てコート内を動き回れる常闇』
切島「作戦は?」
『フォワードはとにかく攻めて。周囲の敵は私が妨害するし、ゴールが決まらなくても私の粘着糸と風なら常にボールキープが狙える。だから氷壁で塞がれても破壊活動に専念して。何だったら轟くんに氷結連続で出させまくって冷気の耐性許容超過狙ってもいいしね。まあ左を使うようになった今そう簡単に超過させられないけど。もしヤオモモも守りに入ってきて壁を出してくるようならラッキー。フォワード2人で引きつけて』
切島「おう!」
砂藤「分かったぜ!」
『飯田は、ボールを持ったらレシプロで一気にゴールに。レシプロなら轟くんの氷結も間に合わないはず』
飯田「ああ、任せろ!」
『透は本気出モードで常にボールを追いかけて。敵のボールカットに専念して』
透「うん、私本気出す!」
『ディフェンス陣に関してはなるべくディフェンスゾーンを動かないで。常闇のダークシャドウならゴール全体守れくらいの守備範囲があるから。三奈と峰田は敵の動線にトラップ仕掛けて』
芦戸「分かった!」
峰田「了解だぜ」
『尾白と響香はゴールの左右端に分かれてゴール前の守備、常闇のフォロー。爆豪がフォワードである以上、ダークシャドウは相性が悪いから2人はダークシャドウの周辺のフォローして』
尾白「ああ」
耳郎「分かった」
『常闇、ダークシャドウ。ゴールは頼んだよ』
常闇「ああ」
ダークシャドウ「あいよっ!」
一方Aチームの作戦タイム
上鳴「ポジションどうすんの?」
麗日「やっぱ万能個性の八百万さんがキーパー?」
緑谷「いや、万能だからこそ八百万さんは攻守で動いていた方が良いと思う。僕は、キーパーは轟くんが良いと思うよ」
轟「俺?」
緑谷「轟くんの氷結なら、不意をつかれても広範囲に対応出来る」
八百万「確かに。それに轟さんなら、ゴール内へのボールの侵入を阻止するのと同時にゴールから敵の妨害と仲間のサポートが出来ますわ」
緑谷「うん。だから、僕はキーパーは轟くんが良いと思う」
轟「分かった」
緑谷「僕とかっちゃんはフォワードで点を取りに行こう」
爆豪「うるせぇクソデク!命令すんな!!俺は俺のやりたいようにやんだよ、クソモブ共!テメェら邪魔すんじゃねぇぞ!」
爆豪はそう言ってチームの仲間の元を離れた。
緑谷「...て、言うのを見越してのかっちゃんはフォワードなんだけどね。どっちにしろ大人しくディフェンスしてるとも思えないし」
瀬呂「確かにな...」
上鳴「こっちには爆豪を上手く転がす切島も抑え込む風舞もいないしな..」
緑谷「僕の考えはこうだ。
おそらく、向こうのポジションではっきりしてるのはフォワードの切島くん、砂藤くん、そしてミッドフィルダーに風舞さん。
飯田君はレシプロがあるから咄嗟のシュートを捌くのに適してる。だからゴール前の守備に回るためにディフェンスかなって。キーパーは常闇くんだと思う。
常闇くんならゴール前の守備範囲を常闇くん自身とダークシャドウで二分化出来る。
ダークシャドウはかっちゃんの爆破と相性が悪い。
だからフォワードの僕とかっちゃんがガンガンゴールに攻める」
麗日「うんうん、それで?」
緑谷「ミッドフィルダーは、麗日さん、八百万さん、蛙吹さ「梅雨ちゃんと呼んで」
緑谷「...梅雨ちゃん。それに、青山くん。梅雨ちゃんはその反射神経で敵のパスカットとボール運びのサポートを」
蛙吹「分かったわ」
緑谷「麗日さんは、侵入してきた敵を無重力に。青山くんは、ネビルレーザーで敵の妨害」
麗日「よっしゃー!」
青山「僕のネビルレーザー目立っちゃうね⭐︎」
緑谷「ディフェンスは瀬呂くん、上鳴くん、口田くん、障子くん。
あらかじめ、八百万さんには絶縁仕様のスーツを創造してもらいたいんだけどいいかな」
八百万「承知しましたわ」
緑谷「上鳴くんは、ディフェンスゾーンに敵が侵入してきたら放電で敵の足止めを」
上鳴「ラジャー!」
緑谷「瀬呂くんは、ディフェンスゾーンでテープを使ってパスカットとボールを僕らに戻して欲しい。障子くんは、複製腕をギリギリまで伸ばして守備範囲を広げて轟くんのフォローをお願い」
瀬呂「おう!」
障子「分かった」
上鳴「さすがだな、緑谷!メンバーも人数も有利だしこれ負けないっしょ!」
轟「......緑谷」
緑谷「何?轟くん」
轟「作戦はお前の言ったのが最善だと思うが向こうにはあいつがいるから出し抜けねぇかもしれねぇ」
緑谷「あいつ?」
轟「風舞。あいつ頭の回転速いから作戦立案得意だけどよ。けど、それ以上に敵の手を読む能力すげーから」
瀬呂「敵の手を読む?」
轟「ああ、特に俺らみてぇな同じクラスの見知った相手ならなおさらな。お前の作戦も読んでると思う」
瀬呂「確かにあいつ意外なことにめちゃくちゃ策士だもんな」
麗日「体育祭の時もゲーム展開とかすごい読み当ててた気がする...」
轟「あいつが将棋とかやるとよ、2、3手どころじゃねぇ先まで読んでたりすんだ」
緑谷「........心しておくよ、轟くん」
両チーム作戦タイムが終わりそれぞれポジションを書いた紙をオールマイトに提出し、お互いのポジションが表示された液晶画面を眺めた。
Aチーム
KP:轟
FW:緑谷、爆豪
MF:八百万、麗日、蛙吹、青山
DF:瀬呂、上鳴、口田、障子
Bチーム
KP:常闇
FW:砂藤、切島
MF:風舞、飯田、葉隠
DF:耳郎、尾白、峰田、芦戸
切島「へっ!風舞!オメェすげーな!ポジション読みドンピシャじゃねぇか!」
緑谷「(ドンピシャなんだ...轟くんの言う通りだ...泣)」
『まあね。ってか、試合前からヤオモモお手製の絶縁スーツ着てるのズルくない?』
切島「確かにズリィ!!」
砂藤「上鳴がいつブッパしてくるか注意だな」
八百万「轟さんの言う通り、風舞さんには読まれていたようですね」
轟「ああ。つー事はあいつの頭ん中ではきっと既に対策万全だ」
瀬呂「マジかよ、あいつそんな才能まであったのか...」
上鳴「爆豪が才能マンならあいつは才能ガールだな、おい」
緑谷「なら...僕らも向こうの策を読むまでだ」
オールマイト「それでは、戦闘サッカー!スタート!」
フォワードの緑谷、爆豪、切島、砂藤がまずはボールを奪い合った。爆豪の爆破を切島が硬化で受け、砂藤が緑谷と一騎討ちになりボールを奪い合う。
そこに、爆豪が切島を避けもみ合っている二人に向けて爆破し、砂藤と緑谷の動きを止めると、ボールを奪いゴールに向かって走っていった。
『(緑谷ごと爆破してくるのはさすがだな...)』
切島「(スタート直後の展開も狙い通りかよ。味方の緑谷ごと爆破すんのもあいつらしいな)」
砂藤「(爆豪侵入完了ってか!どうでもいいけど、相変わらず敵味方関係ねぇなーあいつ)」
『爆豪は大人しくディフェンスするタマでも作戦に準ずるタマでもないから好き勝手やらせるって意味でもどっちにしろフォワードから動かせないと思うんだ。
もちろん爆豪はボールの有無関係なく先制爆破で突っ込んでるはず。切島砂藤が爆豪抑えるには相性が悪いから、爆豪がボールを持ったらこっちに侵入させていいから』
切島「どうすんだ?」
『もちろん、私が止める』
爆豪がBチームのゴールに向かって他のミッドフィルダー達を掻い潜りながら進んできた。そこに莉紗が立ちはだかった。
爆豪「クソアマぁ..体育祭の時の手は通用しねぇぞ!!」
今にも人を殺しそうな勢いの爆豪に莉紗は挑発的な笑みを浮かべた。
『なら、どう攻略するか教えて貰える?!』
莉紗は体育祭の時に見せた超広範囲突風をコート全体に吹き荒らした。
瀬呂「おいおい!味方関係なしかよ!!」
上鳴「マジあいつ、爆豪かよ!!」
Aチームのメンバーが突風でどんどん吹き飛ばされていくのを轟の氷結や瀬呂のテープが受け止め助ける。しかし...
麗日「あれ?Bチームは...みんな飛ばされてない?」
そう、莉紗が粘着糸で味方達を固定して吹き飛ばされるのを阻止したのだ。
『フォワード攻めろー!飯田も走れ!』
砂藤と切島と飯田が敵陣に向けて走り出した。
そこに轟が左の炎を出した。3人の足止めをするのかと思いきや炎は3人の横をスルーし、莉紗に向かって走ってくる。
その代わりに、3人の前にはMFの八百万、麗日、青山、蛙吹が立ちはだかる。轟は炎と氷結を交互に莉紗に向かって放ってきた。
『(やっぱ、そう来るよね。私を抑えないと足止めとボールキープ同時にやられるうえ、粘着糸もあるし。
まあ氷結でも炎でも焦凍くんに捕まったら私も逃げれなくなるし最善の手っちゃ最善だけど...) そう簡単には捕まってやんない』
ボールキープをしながらダッシュウィンドで轟の左右の個性から上手く逃げ回る莉紗。
莉紗は八百万達4人に向けて竜巻を放った。八百万はすぐにコンクリートを創造し、風を防いだ。
※八百万が出した壁などは3秒後にオールマイトが回収しに行きます。
轟「!! 八百万!横だ!」
莉紗の作戦に気づいた轟が叫んだ。
八百万「え?」
MFの4人の身体が1つに締め付けられた。
八百万「コンクリートを避けて粘着糸を?!」
視認しにくい細さまで細くした粘着糸を4人に巻きつけ瞬時に粘着糸を太くした莉紗。轟の炎で粘度が落ちる事を想定しての対策だ。
『コントロールは難しいけど別に直線にしか出せないわけじゃないんだよ』
緑谷「(攻守出来て、機動力もある。仲間のサポートも抜群。多分ミッドフィルダーとしてはうちのクラスで最強じゃないかな。けど!)」
爆豪と緑谷が莉紗に向かって対角から一直線に飛んできた。莉紗が突風で迎え撃とうとすると、突如緑谷が莉紗の背後に移動した。
『(後ろ!) 飯田!』
莉紗の背後に回った緑谷は回し蹴りをした。頭を下げて間一髪で避けた莉紗はキープしていたボールを飯田にパスすると、粘着糸を引っぱり拘束していた八百万達の体を緑谷に向かって投げ飛ばし反対からやってくる爆豪に0距離で突風を浴びせてやった。
ボールを受け取った飯田はすぐさまゴールに向かってボールを転がすも、轟が氷壁でその行く手を防いだことと、莉紗が爆豪、緑谷と距離を取ることが出来た為一旦ボールを莉紗に戻した。
切島「砂藤、壊すぜ!」
砂藤「おう!」
切島と砂藤が個性を用いて轟の氷結を壊していく。
パワー系の前にあっという間に壊された氷壁。
轟「壊されるぞ。瀬呂、口田。時間稼ぎ頼む。上鳴も準備しとけ、すぐ合図が来るぞ」
瀬呂「おうよ!」
上鳴「よっしゃー!」
口田「...コクッ」
一方爆豪は、さすがの彼も0距離で突風を出されればやり過ごす事は出来ずコートの端まで吹き飛ばされたが自身の爆破で勢いを相殺し何とかフィールド内に留まった。
爆豪「このクソアマぁ!!今日こそぶっ殺す!!」
『そのセリフ、そっくりそのまま返す』
野蛮な言葉を吐きながら爆速ターボで距離を詰めてくる爆豪をダッシュウィンドを使って躱している莉紗。
切島「いや、返すなよ!」
砂藤「風舞のやつ最近爆豪化してきてねェか?」
爆豪「逃げるだけかよ、ダッセェなおい!!」
『体育祭堂々1位のくせに捕まえられずに逃げられっぱなしのアンタの方がよっぽどダッサイけどね!』
爆豪「....怒 テメェ、今日こそケリつけてやっから逃げんじゃねぇよ。このクソアマ!!」
『サシじゃなくて集団ゲームのサッカーだって忘れてんの?爆発三太郎』
爆豪「テメェ待てや!!」
罵り合いをして挑発し合う2人に他の皆は呆れたような、何とも言えない表情を浮かべているが2人とも至って冷静でキレてるわけではなくこれが平常運転というのを分かっている為周りは、2人の事は気にせずにサッカーに集中した。
莉紗に投げ飛ばされ緑谷にキャッチされた八百万達はゴール前に連れられ轟の熱で粘着糸の粘度を弱めてもらっている。
粘着糸は八百万達を捕らえたままなので自由に動けるわけではないが、八百万に至っては創造をする分には露出された体の部分があればいい。八百万は捕まっている間も創造を行っていた。
八百万「瀬呂さん!」
自身の前に立ちはだかった轟の氷壁を壊している切島、砂藤を気にせず氷壁の後ろに先程創造で作った壁を瀬呂が立ちはだからせた。
八百万「ダイヤモンド鉱石で作った壁です。
これが"八百万の長城"ですわ!」
Bチーム「「「「(いや、ネーミングまんまだし長くねぇし...;)」」」」
緑谷「(よし、ここまでは作戦通り!かっちゃんの爆破は本質的には風舞さんの風と相性が悪い。体育祭では、地の利を利用してかっちゃんが勝ったけどもしそれがなく単なる長期戦になったら危なかった...きっと風舞さんはかっちゃんにぶつけてくる。こっちとしても風舞さんは攻略するのに1番厄介。唯一相性で勝てるのは轟くんだろうけど、お互いの個性の事を知り尽くしてるような事保須の病院(※)で言ってたし...。きっと風舞さんも承知の上だろうし轟くんの手の内を知り尽くしてるだろうから対策はしてくるはず。風舞さんの意識をかっちゃんに向けさせこちらをフリーにする!
八百万さんの創造と轟くんの氷壁でゴール前の防備を一瞬だけ固めて、そして!)
上鳴くん!」
※ステイン戦その後...参照
上鳴「よっしゃー!!
無差別放電、130万ボルト!!」
シーン・・・・
上鳴「アレ?」
上鳴が放電しようとしたその時上鳴の身体を竜巻が包んだ。竜巻の乱回転に巻き込まれた上鳴。もちろん上鳴が放電した電気は、竜巻の中で渦に巻き込まれるだけで周囲への影響はなかった。
緑谷「風で上鳴くんの放電を閉じ込めた?!」
竜巻の回転で三半規管を乱されたと同時に自らの必殺技でアホになった上鳴はフィールド外に投げ飛ばされた。
飯田「作戦通りだ!」
芦戸「よっしゃー!さっすが風舞!」
『向こうの最大の攻めのポイントは上鳴。無差別放電をどのタイミングで放ってくるか。使えば奴は戦力外になる事考えると多分序盤はない。タイミングは私が見極めるけど、多分こっちが向こうのゴールまでボールを運んでうちのディフェンスゾーンが手薄になったタイミングが1番固い。私の風が上鳴の放電をいなしたらこっちの攻めのターン開始の合図だよ』
『よし、Bチーム攻めるよ!』
「「「おう!」」」
『峰田!』
峰田「グレープラッシュ!」
峰田が何故か瀬呂に向かってもぎもぎを投げまくっている。
瀬呂「集中狙いかよ!」
瀬呂はそれを避け、轟も炎で峰田のもぎもぎを燃やしたり氷壁で庇ったりしている。口田も動物を操り峰田を止めようとするが、そこに耳郎が音波を出して動物達を刺激した。
耳郎の音波で口田の声がかき消され集まっていた動物達は散り散りになって行った。
爆豪「ちんたらしてんじゃねェぞ!クソナード!」
緑谷「ご、ごめん!!」
爆豪と緑谷がボールを持つ莉紗を追いかけた。
爆豪「ボールよこせや、クソアマー!!」
『その呼び方やめたら考えてもいいけど!!』
緑谷「2人共真面目にサッカーやってる?!;」
爆豪「『やっとるわ!!』」
麗日「あの二人、実は息合ってるんじゃ...」
蛙吹「ケロ。犬猿の仲にも見えるけどね」
轟「........」
爆豪と緑谷が莉紗からボールを奪おうと間髪入れず連続攻撃を仕掛けるもクラス屈指の機動力の持ち主であることと、ピンチの時の竜巻や粘着糸でのボールキープが厄介で莉紗からボールを奪う事が出来ないでいた。
そこに...
飯田「風舞くん!」
飯田が莉紗に声をかけた為、莉紗は飯田にボールをパスした。
緑谷「ここだ!!」
爆豪「どけェデクー!!」
2人がボールに飛び込むと飯田に向かって転がされていったボールが莉紗の元に戻っていった。
爆・緑「「なっ!!」」
『なーんて、そんな簡単なパスしないってよ』
粘着糸でボールを自分の元に戻した莉紗は悪どい顔をして、再びボールを転がし始めると...
峰田がもぎもぎを長く繋げたもぎもぎロープを瀬呂に投げ飛ばしてきた。
瀬呂「だーから、何で俺だよ!!」
峰田「お前が一番狙いやすいんだっつーの!!」
瀬呂「うぜぇっつーの!!」
轟「どけろ、瀬呂!」
轟が炎でもぎもぎロープを燃やした。そして、粘着性がようやくなくなってきて拘束されていた粘着糸からようやく逃れる事が出来たMFの4人。
八百万「お三方!」
青山「僕の番だね☆ネビルレーザー!」
ディフェンスラインで横向きにネビルレーザーを射出した青山。
蛙吹「やっぱり峰田ちゃんは最低ね」
そう言って蛙吹は舌で峰田の動きを拘束した。
峰田「そういう試合だろぉぉっ!!」
麗日「梅雨ちゃん!」
蛙吹は拘束した峰田を麗日の方に舌で拘束したまま投げ飛ばし麗日は峰田に触れて無重力にした。突然自身の身体が無重力になり身体の自由を奪われた峰田は宙に浮き、瀬呂のテープが峰田の身体を拘束しそこら辺にポイっと放り投げた。
峰田「おい!もうちっと丁重に扱えよぉ!!」
蛙吹「これで静かに試合が出来そうね」
麗日「よっしゃー!攻めるぞー!」
と思ったら...
何故か峰田のもぎもぎロープが飛んできて蛙吹、麗日、青山にもぎもぎロープがくっつきその後に竜巻がやってきて3人はそのまま場外に押し出された。
麗日「なんなん?!」
Aチームが何事かともぎもぎロープの飛んできた方を見ると、莉紗が粘着糸でもぎもぎロープを操作していた。
緑谷「風舞さん!」
轟「(莉紗のやつ、やっぱ敵に回すと厄介だな)」
爆豪「あのクソアマ、ぜってぇぶっ殺す!!」
爆豪は風舞の元に飛んでいった。
緑谷「ちょ、かっちゃん!!」
『(かかったな、爆発小僧...)』
緑谷「八百万さん!」
八百万「はい!時間がかかりますの、大きいものを作るのは」
八百万は緑谷の合図で、大きなマトリョーシカを出しまくりそれと同時にAチームのメンバーが何やらゴーグルをつけた。
そしてマトリョーシカの周りを光が包んだ。
『!?
みんな目眩しだ!』
マトリョーシカが急に鋭い光を放ちBチームは視界を奪われ、また光に弱いダークシャドウも弱体化した。
そして作戦を聞かず、八百万から気休めだが射光サングラスをかけていた他のメンバーとは違いかけていなかった爆豪も視界を一時的に奪われた。
緑谷「かっちゃん大丈夫?!」
爆豪「テメェ、デク...後で殺す!」
緑谷「かっちゃんが作戦聞かなかったからじゃないかー!!泣」
Bチームが強い光で視界不良になっている間に瀬呂がBチームのメンバーを自身のテープで固定。
Aチームがボールを奪い返しゴールに進んでいった。
『させるか!』
視界はまだ戻らないものボールに粘着糸を取り付けていたので奪われたボールを引き戻した莉紗。
八百万「緑谷さん!良いですわ!」
緑谷「瀬呂くん!」
瀬呂「よっしゃー!」
瀬呂が緑谷の掛け声と共に、ボールにテープを貼り付けた。
そして、轟がボールを凍らせた後に、莉紗の粘着糸に向け炎を放った。
粘着力がなくなりただの糸となった莉紗の糸を八百万が創造で出してあったナイフで切断し瀬呂がテープを引くとボールが宙に浮かびながら瀬呂の元にやってきた。
そして、ボールに触れないように瀬呂が八百万の創造したボール発射機にボールを入れた。
八百万「行きますわ!」
八百万が発射機を稼働させると勢いよくBチームのゴールに向かってボールが飛んでいく。
瀬呂「よっし、いけー!!」
そのままBチームのゴールにボールが入ると思いきや...
『視界なくても、関係ないね!!』
激しい光に奪われた視界は中々戻らず目視でボールを視認出来ない為莉紗はコート全体に突風を起こし縦横無尽に吹き荒らした。
麗日「出たっ...うわぁーっ!」
八百万「風舞さんの...」
上鳴「超広範囲突風!!」
瀬呂「体感するとえげつねー!!」
コートを吹き荒れた超広範囲突風によりボールはコート外へと出された。
ピィーっ!
その時笛が鳴った。
オールマイト「タイムアップだ!結果は引き分け!白熱した試合だったぞ!」
なんと時間制限で、試合の決着はつかないままゲームセットとなってしまった個性ありの戦闘サッカー。
緑谷「はぁ...疲れた」
八百万「苦しい戦いでしたわ..」
麗日「莉紗ちゃん強すぎるんよー」
瀬呂「風舞独壇場って感じだったな」
轟「ああ..」
緑谷「やっぱり風舞さんの個性、汎用性高くて攻撃バリエーションが豊富すぎる。それを可能にしてるのは風舞さんの想像力と応用力なんだろうけど」
爆豪「あのクソアマ次はぜってーぶっ殺す!!」
とにかく風舞莉紗にひたすら追い込まれたという印象だけがイメージ先行したAチーム。
『ちっきしょー』
切島「風舞、おめぇすげーよ!」
砂藤「1人でGK以外やってた感じだよな」
尾白「やっぱり汎用性が高くて強い個性だね」
『ありがとう、でも攻めきれなかった。やっぱいなせるとはいえ上鳴の放電に加えて爆豪の視界0の爆破の突破口が開けなかったな。轟くんの氷結を突破するのにどうしてもヤオモモの個性も警戒しちゃうし』
飯田「俺も、ボールをキープしてレシプロで突破しようにも上鳴くんの無差別放電と爆豪くんの爆破をされれば崩されるからな」
耳郎「でも、莉紗いなかったら多分ボロ負けだったよ」
常闇「すまない、相性の悪い上鳴と爆豪の前にダークシャドウを破られるイメージだけが先行してしまった」
『いや、私もそこ考慮してなかった』
葉隠「そんな事言ったら私なんて何にもしてないよー?」
芦戸「私も大して何にも出来なかったー!」
耳郎「峰田は意外といい仕事したんじゃね?」
峰田「意外とって何だよぉっ!!」
『でも逆に言えばさ、上鳴と爆豪さえ何とかすれば常闇がゴール前で覇者として君臨するんだよね』
飯田「次の課題だな」
『もう一回このチーム分けでやりたいかもね』
芦戸「確かに!」
Bチームは結構真面目に反省会をやっていた。
オールマイト「よーし、それぞれチームごとの反省会で反省点が上がっているようだし講評も必要なさそうだな!!これにて今日のヒーロー基礎学は終了!!」
-----
ヒロインをちょっとだけチートにしたかっただけの箸休めのお話
End
