公安課内のあれこれ
名前を設定して下さい☆
唯夏通常、夢設定のデフォには「ナツキ」という名前を使用しています。
が!
今回、それが使えなくなってしまいました(笑)
何故かは本編で……
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
急なゲリラ豪雨で、津軽さんとコイツが直帰した次の日。
登庁早々、難波室の面々に弄られる背中を眺める。
「…………」
少し前までは、津軽さんの行確について行くのは俺だった。
それが当たり前だった…でも。
最近は、面倒くさい書類仕事をさせている最中でも、ほぼ無理矢理コイツを連れて行く。
津軽さんは、男二人で出掛けたって面白くない!と言うし、女子が居ればカモフラージュ的な意味にもなるでしょ?と当然のように笑う。
普通に考えれば自然な事で、それくらいは自分でも分かってはいる。
(女子……ねぇ)
色気とは程遠いけれど、コイツにも使い道はあるらしい。
嫉妬するのもおかしいが、何となく面白くなくて、半分腹いせで書類を山積みにしてやる事にする。
「何ですか、これ!?」
「仕事。お前の」
慌てて抗議して来る顔が面白い。
頬を膨らませ、デスクに近づくコイツから感じる――違和感。
(…………)
お前――と口を開きかけた時、いつも通り飄々と津軽さんが現れた。
「うわぁ……お仕事いっぱいで良かったね、ウサちゃん」
胡散臭い笑顔でそう言いながら、こちらに近づく――同じ匂い。
違和感の正体はこれか――
鼻が効くことに関して、公安内で右に出る者はいないから、津軽さんも俺が勘付いた事は分かっているだろう。
俺がどうこう言ったって、のらりくらりと躱されるだけなのも理解している。
津軽さんは昔から…掴めない。
ー ー ー ー ー