海外アニメ中心短編集
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ルーイくんは密かにモテる。
たまにとは言えラブレターも貰ってるし、1部で凄い人気、みたい。
家に持って帰って来ては、手紙の中身をちょっと読んだら捨ててるけど。
良いの?そんなことしてって聞いたら「だってボクの知らない子からばっかりだから」って。
不誠実だな〜と口では言いつつ、安心している自分もいる。
ある日、私はちょっとしたイタズラを思い付いた。
ルーイくんは私より早く屋敷を出て学校へ行くから、その間、前の晩に書いたルーイくん宛のラブレターを、本人の机に置いておく。
困った顔で、少しだけ怒ったように「変なイタズラしないでよ」って言いながら、またいつものようにちょっと読んだら捨てる姿が目に浮かぶ。
自分の無意識な期待に気が付いたのは、お昼ご飯の時間だった。
ルーイくんどんな反応するのかな、というのを一日中考えていた。
ああ、全くもう…ルーイくんと私は友達なのに。
それじゃまだ足りない、なんて。
なんだか今更恥ずかしい気がして、いつもより帰りが遅くなってしまった。
もう夕飯の時間だ。
『ただいまー』
なんでもない、なんにも知らないって顔をして玄関を開ける、と
「おかえり」
目の前でルーイくんが待ち構えていた。
「随分遅かったねーなに?何か用事?」
『うん、ちょっとね…今日の夕飯なに?』
「コロッケ、もうできてるから早く食べよ」
それだけ言って、ルーイくんはそそくさとダイニングへ向かって行く。
拍子抜けするほど何も無い、玄関で出迎えられた以外には、なんにも。
…まだ手紙読んで無いのかな?
荷物を置きに自分の部屋へ行くついでに、そっと3つ子達の部屋を覗いてみる。
ルーイくんの机の上に私の手紙は無かった。
でも
『あっ…』
机の透明のマットの下、何も挟んでなかったはずのそこに。
「ボクも」と書き添えられたそれが幸せそうに置いてあった。
たまにとは言えラブレターも貰ってるし、1部で凄い人気、みたい。
家に持って帰って来ては、手紙の中身をちょっと読んだら捨ててるけど。
良いの?そんなことしてって聞いたら「だってボクの知らない子からばっかりだから」って。
不誠実だな〜と口では言いつつ、安心している自分もいる。
ある日、私はちょっとしたイタズラを思い付いた。
ルーイくんは私より早く屋敷を出て学校へ行くから、その間、前の晩に書いたルーイくん宛のラブレターを、本人の机に置いておく。
困った顔で、少しだけ怒ったように「変なイタズラしないでよ」って言いながら、またいつものようにちょっと読んだら捨てる姿が目に浮かぶ。
自分の無意識な期待に気が付いたのは、お昼ご飯の時間だった。
ルーイくんどんな反応するのかな、というのを一日中考えていた。
ああ、全くもう…ルーイくんと私は友達なのに。
それじゃまだ足りない、なんて。
なんだか今更恥ずかしい気がして、いつもより帰りが遅くなってしまった。
もう夕飯の時間だ。
『ただいまー』
なんでもない、なんにも知らないって顔をして玄関を開ける、と
「おかえり」
目の前でルーイくんが待ち構えていた。
「随分遅かったねーなに?何か用事?」
『うん、ちょっとね…今日の夕飯なに?』
「コロッケ、もうできてるから早く食べよ」
それだけ言って、ルーイくんはそそくさとダイニングへ向かって行く。
拍子抜けするほど何も無い、玄関で出迎えられた以外には、なんにも。
…まだ手紙読んで無いのかな?
荷物を置きに自分の部屋へ行くついでに、そっと3つ子達の部屋を覗いてみる。
ルーイくんの机の上に私の手紙は無かった。
でも
『あっ…』
机の透明のマットの下、何も挟んでなかったはずのそこに。
「ボクも」と書き添えられたそれが幸せそうに置いてあった。