伊作&久々知編
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作戦通り校門前で倒れていると、たまたま実習をしていた伊作先輩が私を医務室まで運んでくれた。
これぞまさに計画通り……って感じだ。
先輩がよそ見しているときに、どさくさに紛れてこの間の毒になるという草を入れまくってしまおう。
「染みるかもしれないけど、暴れないでね」
「はい……」
あ、やばい今から貴重な体験が出来ると思ったら唾がめっちゃ出てきた。
ごくりと唾を飲み込むと、伊作先輩は不思議そうな顔をしながら傷口に薬を塗りだした。
……。まぁそりゃそうか、そうだよね、即効性とかないよね。
「薬が回るまで大人しくここで寝てるように」
……なるほど、つまり安静に寝ていればそのままポックリ逝くということか!
「はい、私全力で寝ます」
「ぜ、全力で……寝る? ……まぁ、安静にしてくれればいいよ。それじゃあ、おやすみ」
ふふふ、まぁ私が次起きることはないと思いますけどね。
……てかこれ本当に死んだら伊作先輩が責任を負うことになるのでは……?
意識を手放しながら、私はそんなことを考えていた。
・
・
・
……普通に目が覚めた。
そして伊作先輩はというと、私の横で土下座していた。
「あの、伊作先輩」
「……えっ、なっ、千鶴、生きてるのか!?」
目を真っ赤にさせた伊作先輩が落ち着いたころ、
彼が薬草を入れすぎたことが発覚したらしく、目を覚まさない私に土下座をしていたらしい。
「本っ当によかった……! ごめん、僕が薬草の調合を間違えたから……!」
「いや、そもそもその薬草を先輩の目を盗んで入れていたのは私ですから、伊作先輩に非はありませんよ」
これぞまさに計画通り……って感じだ。
先輩がよそ見しているときに、どさくさに紛れてこの間の毒になるという草を入れまくってしまおう。
「染みるかもしれないけど、暴れないでね」
「はい……」
あ、やばい今から貴重な体験が出来ると思ったら唾がめっちゃ出てきた。
ごくりと唾を飲み込むと、伊作先輩は不思議そうな顔をしながら傷口に薬を塗りだした。
……。まぁそりゃそうか、そうだよね、即効性とかないよね。
「薬が回るまで大人しくここで寝てるように」
……なるほど、つまり安静に寝ていればそのままポックリ逝くということか!
「はい、私全力で寝ます」
「ぜ、全力で……寝る? ……まぁ、安静にしてくれればいいよ。それじゃあ、おやすみ」
ふふふ、まぁ私が次起きることはないと思いますけどね。
……てかこれ本当に死んだら伊作先輩が責任を負うことになるのでは……?
意識を手放しながら、私はそんなことを考えていた。
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……普通に目が覚めた。
そして伊作先輩はというと、私の横で土下座していた。
「あの、伊作先輩」
「……えっ、なっ、千鶴、生きてるのか!?」
目を真っ赤にさせた伊作先輩が落ち着いたころ、
彼が薬草を入れすぎたことが発覚したらしく、目を覚まさない私に土下座をしていたらしい。
「本っ当によかった……! ごめん、僕が薬草の調合を間違えたから……!」
「いや、そもそもその薬草を先輩の目を盗んで入れていたのは私ですから、伊作先輩に非はありませんよ」