大会編
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そして、大会当日……。
学園長よって作られたトーナメント表によって、忍術学園は大騒ぎ。
当たった相手にガッツポーズをとる人もいれば、はぁ、とため息を着いたものもいた。
「ハッ……真島伊織といえば編入生だよな。これは俺も勝機があるかもしれないなぁ」
私の相手は完全に私のことを舐めてかかっている五年生。
ここまでの期間、別に舐められるような真似はした覚えがないんだけど……。
……とりあえず礼儀よく挨拶をして機嫌を取っておくか。
・
・
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試合開始の鐘が鳴り、先輩は早速私に攻撃をするが私はそれを軽々とかわす。
先輩の武器は長次先輩と同じ縄鏢なんだけど……明らか振る速度が遅いので、交わすのが容易い。
先輩自身もそのことに動揺しているのか、縄鏢の空を切る音に唾を飲む音が混じった。
「クソ……ッ」
私が攻撃を仕掛けてこないのを舐められていると解釈したのか、先程より勢いよく縄鏢を振り回す先輩。
でも腕の振り回し方が少し大回りになっただけで縄鏢の速度は全く変わっていない。
その回し方じゃ、ただ無駄に体力を消耗しているだけだろう。
……うーん、これは体力が尽きて自滅エンドだろうな。
私はなるべく動かないようにして体力温存に専念することにした。
学園長よって作られたトーナメント表によって、忍術学園は大騒ぎ。
当たった相手にガッツポーズをとる人もいれば、はぁ、とため息を着いたものもいた。
「ハッ……真島伊織といえば編入生だよな。これは俺も勝機があるかもしれないなぁ」
私の相手は完全に私のことを舐めてかかっている五年生。
ここまでの期間、別に舐められるような真似はした覚えがないんだけど……。
……とりあえず礼儀よく挨拶をして機嫌を取っておくか。
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試合開始の鐘が鳴り、先輩は早速私に攻撃をするが私はそれを軽々とかわす。
先輩の武器は長次先輩と同じ縄鏢なんだけど……明らか振る速度が遅いので、交わすのが容易い。
先輩自身もそのことに動揺しているのか、縄鏢の空を切る音に唾を飲む音が混じった。
「クソ……ッ」
私が攻撃を仕掛けてこないのを舐められていると解釈したのか、先程より勢いよく縄鏢を振り回す先輩。
でも腕の振り回し方が少し大回りになっただけで縄鏢の速度は全く変わっていない。
その回し方じゃ、ただ無駄に体力を消耗しているだけだろう。
……うーん、これは体力が尽きて自滅エンドだろうな。
私はなるべく動かないようにして体力温存に専念することにした。
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