図書編
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そして、作戦会議が本格的に始まった。
『……で、あと大会までに正気に戻す必要があるのは……
い組以外の四年生全員と、三郎以外の五年生全員と、文次郎と長次と伊作に留三郎か?』
首をかしながらそう確認する小平太先輩に、三郎が返事をする。
『……いや。四年生と五年生はまだ正気に戻す必要はありません。
四年生には勝てるでしょうし、五年生は町に行くついでに正気に戻す計画があるので』
……私と三郎は、その日めちゃくちゃに忙しい。
天女様に町案内をしつつ五年生を正気に戻し、なおかつ町の異変を探す必要があるのだ。
まぁ、気合いでなんとかするつもりだけど。
『……じゃあ残りの六年生の先輩方を辞退させる方法を、今から考えるわけですね?』
『ああ。そういうことだ。さすがだな』
四年生の中で一番優秀と自分で言うだけはある、と三郎が言うと滝夜叉丸は例のモードに入った。
……褒め七割皮肉三割といったところだと思うんだけど、なんか幸せそうだしいいか。
『滝夜叉丸は放っておいて……私から長次を正気にする方法を閃いたんだけど、いいか?』
『……で、あと大会までに正気に戻す必要があるのは……
い組以外の四年生全員と、三郎以外の五年生全員と、文次郎と長次と伊作に留三郎か?』
首をかしながらそう確認する小平太先輩に、三郎が返事をする。
『……いや。四年生と五年生はまだ正気に戻す必要はありません。
四年生には勝てるでしょうし、五年生は町に行くついでに正気に戻す計画があるので』
……私と三郎は、その日めちゃくちゃに忙しい。
天女様に町案内をしつつ五年生を正気に戻し、なおかつ町の異変を探す必要があるのだ。
まぁ、気合いでなんとかするつもりだけど。
『……じゃあ残りの六年生の先輩方を辞退させる方法を、今から考えるわけですね?』
『ああ。そういうことだ。さすがだな』
四年生の中で一番優秀と自分で言うだけはある、と三郎が言うと滝夜叉丸は例のモードに入った。
……褒め七割皮肉三割といったところだと思うんだけど、なんか幸せそうだしいいか。
『滝夜叉丸は放っておいて……私から長次を正気にする方法を閃いたんだけど、いいか?』
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