天女降臨&偵察編
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どうやら昨日の真夜中に平成から来たという天女様が降臨したらしく、
学園長の思いつきでここに住まわせる代わりに、今日から事務員として働いて貰うらしい。
なんか面白そうなことになってるけど……。
『五年生になったってことは、私たちはアニメの時間線にいるわけだけど。
アニメに天女なんて居たっけ?』
そう言うとひなちゃんが解説してくれた。
『天女っていうのはね、一部の二次創作で使われる存在なの。
お姉ちゃんは最強設定だから……多分、お姉ちゃんがあの天女を倒すの!』
『て、天女を……倒す!?』
本来の天女って確か、神の使いとかそんな感じでめでたいというか歓迎されるべき存在。
……だったはずだよね?
『天女はね、忍たまをたぶらかして学園をめちゃくちゃにするの!
だから、悪いやつはやっつけなきゃいけないでしょ?』
ひなちゃんってそんな子だっけ?
というか、私に倒すとかやっつけるなんて無理だ……。
あの飛び出る内臓と血液が今でも脳裏に浮かぶ。
『……この学園を救えるのはお姉ちゃんしかいないんだよ』
だからお願いと、泣きそうな顔で両手を握られながら
自身の妹に頼まれては……私に選択肢がないも同然だった。
『ひなちゃんのためなら、頑張るよ』
私はひなちゃんと約束を交わした。
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