鉢屋&不破&尾浜編
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結局かんみどころがなんなのか、よく分からないまま翌日になってしまった。
私服に着替えてくノ一長屋の校門を抜けると、すぐ近くの木から尾浜が飛び出してきた。
「こめん、待たせちゃったかな」
「んー? 気にしないでいいよ。君のためならいくらでも待ってるって」
へらり、と笑う尾浜。
軽い男だなぁ……。でもこう、言われっぱなしだと気に入らないというか……。
そうだ。
「町に着いたら私と手を繋いでよ」
ずい、と顔を覗き込んで言ってやると、さすがに動揺したらしく尾浜は一歩下がった。
アニメの彼らより五つくらい年上の私から見たら、彼も案外青い青い。
まあ年の割にはませてるとは思うけどね……。
「そんなことしたら恋人なのかって噂が立っちゃうよ」
あはは。尾浜ったら、この年にして噂が立って困る相手でもいるのかな?
「私は尾浜とならいいけど?」
とりあえず最高の返しを思い付いたのでそれで返して、なんてね、と舌を出すと、尾浜は放心していた。
……うん、やっぱりまだ青いな。
・
・
・
「ここだよ、新しく出来た甘味処!」
……かんみって、甘味のことだったのか。だったら私は甘いの好きだから問題ないな。
「あんこと餅を組み合わせた甘味が凄い美味しいらしいよ!」
あんこと餅……この頃に生まれた組み合わせだったのかな。
それはすごい売れるわけだ。
私服に着替えてくノ一長屋の校門を抜けると、すぐ近くの木から尾浜が飛び出してきた。
「こめん、待たせちゃったかな」
「んー? 気にしないでいいよ。君のためならいくらでも待ってるって」
へらり、と笑う尾浜。
軽い男だなぁ……。でもこう、言われっぱなしだと気に入らないというか……。
そうだ。
「町に着いたら私と手を繋いでよ」
ずい、と顔を覗き込んで言ってやると、さすがに動揺したらしく尾浜は一歩下がった。
アニメの彼らより五つくらい年上の私から見たら、彼も案外青い青い。
まあ年の割にはませてるとは思うけどね……。
「そんなことしたら恋人なのかって噂が立っちゃうよ」
あはは。尾浜ったら、この年にして噂が立って困る相手でもいるのかな?
「私は尾浜とならいいけど?」
とりあえず最高の返しを思い付いたのでそれで返して、なんてね、と舌を出すと、尾浜は放心していた。
……うん、やっぱりまだ青いな。
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「ここだよ、新しく出来た甘味処!」
……かんみって、甘味のことだったのか。だったら私は甘いの好きだから問題ないな。
「あんこと餅を組み合わせた甘味が凄い美味しいらしいよ!」
あんこと餅……この頃に生まれた組み合わせだったのかな。
それはすごい売れるわけだ。