鉢屋&不破&尾浜編
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「へぇ、尾浜はかんみどころが好きなの?」
「まぁ、かんみ全般好きだからね! 千鶴は?」
へっ?
そう思わず声を上げると、もう一度「千鶴はかんみ好き?」と言われてしまった。
…………いや、これはもう話をとことん合わせるしかないのでは?
いやでもそれは人間として……いや、さっき合わせたばっかだし何言っても変わらないのか?
「うん……好き、だよ?」
心の奧にある知ったかに対する嫌悪感と罪悪感が迷いを生んで、私は俯きながらそんなセリフを言ってしまっていた。
なんかこれ告白みたいじゃない……?
この場面だけ切り取ったらもうこれ告白だよ。
友達の友達にいきなり告白じみたセリフを言うとかなんなの私?
「……へ、え。あぁ、う、うん……」
尾浜もそう思ってしまったのか、歯切りの悪い相槌を打っている。
……あっなんか死にたくなってきたわ。でも死ねないんだよなぁ……。
だが數秒後には妙に爽やかな、でも意地の悪い笑顔で「好きなんだ?」と聞いてきた。
うん好きだよ!と半ば仕返しのつもりで今度は堂々と言ってやると、尾浜は目をぱちぱちさせた。
「じゃあ明日か明後日、かんみどころに行こうよ」
もちろん二人きりでね? とウィンクを飛ばす尾浜に、
十三にしてはませすぎていると思いつつ、私は了承の返事をした。
「まぁ、かんみ全般好きだからね! 千鶴は?」
へっ?
そう思わず声を上げると、もう一度「千鶴はかんみ好き?」と言われてしまった。
…………いや、これはもう話をとことん合わせるしかないのでは?
いやでもそれは人間として……いや、さっき合わせたばっかだし何言っても変わらないのか?
「うん……好き、だよ?」
心の奧にある知ったかに対する嫌悪感と罪悪感が迷いを生んで、私は俯きながらそんなセリフを言ってしまっていた。
なんかこれ告白みたいじゃない……?
この場面だけ切り取ったらもうこれ告白だよ。
友達の友達にいきなり告白じみたセリフを言うとかなんなの私?
「……へ、え。あぁ、う、うん……」
尾浜もそう思ってしまったのか、歯切りの悪い相槌を打っている。
……あっなんか死にたくなってきたわ。でも死ねないんだよなぁ……。
だが數秒後には妙に爽やかな、でも意地の悪い笑顔で「好きなんだ?」と聞いてきた。
うん好きだよ!と半ば仕返しのつもりで今度は堂々と言ってやると、尾浜は目をぱちぱちさせた。
「じゃあ明日か明後日、かんみどころに行こうよ」
もちろん二人きりでね? とウィンクを飛ばす尾浜に、
十三にしてはませすぎていると思いつつ、私は了承の返事をした。