伊作&久々知編
あなたの名前はなんですか?(夢小説機能)
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俺の名前は竹谷八左ヱ門。
三年生の一部で豆腐を食べていると兵助はこう言った。
「うん、やっぱり豆腐はどちらかというと木綿豆腐のが美味い!」
……俺は思った。
豆腐、美味いよ。
……美味いけどさ。
ぶっちゃけ木綿も絹ごしも、どっちもそんな変わらなくねーかって。
口ん中に入れば全部一緒の栄養じゃねーかって。
でもそんなこと言ったら絶対怒るだろうな……。怒る兵助の様子が目に浮かぶ。
だけど、あのくノ一は言った。
「いや、木綿豆腐は舌触りが嫌すぎる。
てかそれ以前に大豆は味噌になるのが一番だよ」
……本気かよ!?
普段温厚な兵助は豆腐のことになると、平静を失ってとてつもない速さで語り出す……!
その姿は微笑ましいが、豆腐を貶されると……!
そのことはくノ一教室でも有名なはずなのに、このくノ一は……。
この宣言には普段飄々としている勘右衛門もあんぐり口を開けている。
雷蔵はオドオドしているし、三郎はいつも通りニヤニヤしつつ見守るだけだった。
……これ、俺が止めなきゃいけないのかっ!?
「お、おい……やめておいたほうが……」
一応止めたが、くノ一はもう遅い、と言わんばかりに仁王立ちしていた。
……止めたからな、俺は。一応。
三年生の一部で豆腐を食べていると兵助はこう言った。
「うん、やっぱり豆腐はどちらかというと木綿豆腐のが美味い!」
……俺は思った。
豆腐、美味いよ。
……美味いけどさ。
ぶっちゃけ木綿も絹ごしも、どっちもそんな変わらなくねーかって。
口ん中に入れば全部一緒の栄養じゃねーかって。
でもそんなこと言ったら絶対怒るだろうな……。怒る兵助の様子が目に浮かぶ。
だけど、あのくノ一は言った。
「いや、木綿豆腐は舌触りが嫌すぎる。
てかそれ以前に大豆は味噌になるのが一番だよ」
……本気かよ!?
普段温厚な兵助は豆腐のことになると、平静を失ってとてつもない速さで語り出す……!
その姿は微笑ましいが、豆腐を貶されると……!
そのことはくノ一教室でも有名なはずなのに、このくノ一は……。
この宣言には普段飄々としている勘右衛門もあんぐり口を開けている。
雷蔵はオドオドしているし、三郎はいつも通りニヤニヤしつつ見守るだけだった。
……これ、俺が止めなきゃいけないのかっ!?
「お、おい……やめておいたほうが……」
一応止めたが、くノ一はもう遅い、と言わんばかりに仁王立ちしていた。
……止めたからな、俺は。一応。