ナデシコ
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部屋を出て行ったジェイドさんはあの後すぐに部屋に戻ってきた。その後も何もなく、と言ったら嘘になる。睡眠問題が発生したのだ。元々あまり眠気も感じないので寝なくても構わないのだが、ジェイドさんが一緒にベッドで寝ましょうとゴリ押ししてきたのだ。そんな状況で眠れるわけもなく、2日目が始まったのだった。
「おはようございます。名前さん」
「おはようございます」
寝起きのジェイドさんはどことなく色気を感じる。少しはだけた胸元やいつもより眠そうな表情がセクシーでジーっと見つめてしまった。その視線に気付いたジェイドさんは思いついたように服を脱ぎ始めた。
「ジ、ジェイドさん!何してるんですか!」
「熱烈な視線を感じたので、ご期待に応えようと思いまして」
「期待してません!」
あわわ、と慌てて目を覆った。ふふふ、と笑うジェイドさんの着替えを待つ。もういいですよ。と声がしたので顔を上げると目の前に金色とオリーブ色のオッドアイ。その瞳はキラキラしていて吸い込まれそうだった。
「近いです…ジェイドさん…」
「わざとですよ」
「ジェイドさんって意外と意地悪なんですね」
「おや、今頃気づかれたのですか?」
僕は好きな人は虐めたくなるタチなんですよ。
そう言ったジェイドさんの目はまるで獲物を見つけた獣の様な光を放っていた。