先の未来を夢見て
名前変更
名前変更お話にて使用する、夢主(主人公)のお名前をお書きくださいませ。
【デフォルト名】
巫兎(みこと)
囚人番号:211
※囚人番号は固定となります。
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【おまけ】
それからというもの、ウパの巫兎への想いは止まることをしらず、リャンやチィーが巫兎に話しかければ、何処からか殺気を感じることさえあるほどだ。
流石に、猿門との手合わせの際はなにも言わず見守ってはいるものの、猿門と巫兎の距離が近づく度に、ウパは眉を寄せている。
「ウパ、そんなに気になるのならば見なければいいんじゃないか?」
「そういうわけにはいきません!巫兎が頑張っている姿をボクは見守っていたいんです!!」
そうは言っても、横でこれだけ動揺されては、リャンも気になり手合わせを見るどころではない。
リャンがウパを気にしている間に巫兎と猿門の手合わせが終わると、巫兎はタオルで汗を吹きながら二人の元へと近づいてくる。
「ふぅ、やっぱり猿門さんは強いよねぇ」
「だが、巫兎も大分上達してきていると私は思う。巫兎は覚えるのが早いからな」
「リャンにそう言ってもらえると、なんだか自信がつくよ!」
リャンがそんな会話をしていると、横から殺気を感じ、間違いなくウパだとわかる。
そんなウパに気づいたのはどうやらリャンだけではないらしく、眉間にシワを寄せているウパに巫兎が抱きつく。
「な、何をしてるんですかアナタは……!?」
「なんか、眉間にシワが寄ってたから、妬きもちでも妬いてくれてるのかなぁって」
「ッ!!ぼ、ボクが妬きもちなんて妬くわけないでしょう!!」
これだけ動揺していれば、誰だってわかってしまうが、巫兎はわざと気づかないふりをしリャンに近づく。
あまりの近さに、リャンの鼓動が高鳴ったことなど巫兎は気づいていない。
「妬きもち妬いてないなら、リャンと近くで話しても平気だよね~」
「ッ……!」
自分で言ってしまったことのため、引くに引けなくなってしまったウパの肩はふるふると揺れ、顔は下を向いてしまう。
そんなウパの姿を見た巫兎はクスクスと笑い出すと、冗談だよとウパを再び抱き締める。
「昨日のお返しで少し意地悪したくなっちゃっただけだよ」
「べ、別にボクは何も……」
「嫌なんでしょ?私が他の人と話してるの」
巫兎の言葉に、ウパは顔を巫兎の肩口に埋めながら頷く。
「何で言ってくれなかったの?」
「ボクは、正直まだまだ子供だと自分でもわかっていますから。早くアナタの側にいられる大人になりたいんです……」
素直になれないところも子供っぽくてかわいい、なんて思う巫兎だったが、そんなウパの想いを聞いた瞬間、ウパが愛しくて仕方がなくなり、抱き締める腕に力が込められた。
まだまだ子供かもしれないが、いつかウパが成長して本当の大人になった時、ウパがまだ巫兎を想っていたら、きっとその時本当の意味で側にいられるのだろうと、巫兎はまだ先の未来を思い笑みを溢した。
《完》