紡ぐ言葉は幸せ笑顔
名前変更
名前変更お話にて使用する、夢主(主人公)のお名前をお書きくださいませ。
【デフォルト名】
巫兎(みこと)
囚人番号:211
※囚人番号は固定となります。
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【おまけ】
今日もここ、13舎13房の様子を見に来たハジメは、囚人の番号を呼び確認をする。
「囚人番号15番」
「へーい」
「よし、今日はいやがんな。次、囚人番号11番」
「いるぜー」
今日は囚人番号15番、ジューゴの姿を確認でき、こいつがいれば脱獄者はいないとハジメは安堵する。
脱獄をしても直ぐに捕まえるため問題はないのだが、捕まえるのが面倒ということと、もし他の舎の連中に知られたらと言うことを考えるだけでハジメの胃が痛みだす。
「よし、次、25番」
「はーい!」
「次、69番」
順調だったはずなのだが、何故か69番の返事がなく、まさか脱獄かと中を覗くが、何故か囚人番号69番のロックは、囚人番号211番と向かい合って座っている。
それも、お互いに顔を赤く染めたまま顔を合わせようとせずにだ。
「えっと、巫兎!」
「な、なに?」
「あー……いい天気だな」
「う、うん、そうだね」
状況が全く理解できないハジメは、一体アイツらは何してんだと他の囚人に尋ねる。
すると、その質問にウノが答えるが、どうやらロックは巫兎を今日の大和との訓練に誘いたいようなのだが、それを知ったニコが、それってデートだよね、なんて言ってしまったため、ロックは意識してしまってなかなか誘えないらしい。
「巫兎!」
「な、なに?」
「あのだな…………趣味は……」
そんな二人のやり取りにハジメが、見合いかよというツッコミをいれてしまい、ロックはますます意識する結果となってしまった。
「何やってんだよハジメ」
「あーあ、あれじゃあアイツ誘えねーぞ」
「可哀想、ロックくん」
3人の視線はハジメに向けられ、その目はハジメのせいでと訴えている。
「わあったよ!なんとかすりゃいいんだろうが!!」
そう言った一がロックと巫兎に声をかけると、二人の視線がハジメへと向けられた。
「69番、今日も大和と5舎に行くんだろうが」
「あ、ああ」
「なら巫兎も一緒に連れてったらどうだ」
「ああ、巫兎がいいなら……」
「わ、私もロックくんがいいなら……」
ハジメのお陰で何とか話は纏まったが、更に面倒くせぇことになったと、またもハジメの胃を痛め付ける出来事が増えたが、やはり今日も13房は平和なようだ。
《完》