想いは時に悩みとなる
名前変更
名前変更お話にて使用する、夢主(主人公)のお名前をお書きくださいませ。
【デフォルト名】
巫兎(みこと)
囚人番号:211
※囚人番号は固定となります。
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【おまけ】
何故か星太郎が声をかけるも、巫兎は避けるような行動をとっており、星太郎は自分は何かしてしまったのだろうかと悩んでいた。
現在巫兎は巡回、大和は5舎に行っており、看守室にいるのは星太郎とハジメだけ。
「はぁ……。僕、巫兎さんに何かしてしまったんでしょうか……」
「知るか、それよりも仕事しやがれ!」
「そんな気分に何てなれませんよ……」
「気分で仕事されてたまるか!!」
いつもなら、真面目な星太郎がサボるなんてことはないが、今の星太郎はハジメが怒っていても微動だにしない。
余程悩んでいるのか、今星太郎の頭の中は巫兎のことで一杯のようだ。
「はぁ……」
これで何度目の溜め息になるだろうか、そんな星太郎を前に、ハジメは大きな溜め息を溢すと口を開く。
「そんなに気になるなら本人に直接聞きゃいいだろうが」
「それができたら苦労しませんよ……」
「はぁ、めんどくせぇヤツだな」
そんなことを話していると、巡回から巫兎が戻ってきたが、星太郎は巫兎を気にしつつも聞こうとはしない。
「おい、巫兎」
「はい、どうかされましたか?」
「どうかしてんのはテメーだろうが、何で星太郎のこと避けてやがる」
「え!?」
あからさまに避けていたため、そのくらいハジメでも気づいていた。
ハジメに言われ、巫兎が星太郎へと視線を向けると、会話を気にしていた星太郎と巫兎の目が合ったのだが、またも巫兎はあからさまに目を逸らす。
そんな反応に更に星太郎は落ち込んでいるが、ハジメの瞳に映る巫兎の顔は真っ赤に染まっている。
「なるほどな」
この話に自分は関わることができないと判断したハジメは、しばらくこの状態が続くだろうと溜め息をつく。
そして巫兎に避けられている間、星太郎は使い物にならないと考えると、ハジメの胃が痛みだすのは言うまでもないことだ。
《完》