Japanese○○!!
名前変更
名前変更お話にて使用する、夢主(主人公)のお名前をお書きくださいませ。
【デフォルト名】
巫兎(みこと)
囚人番号:211
※囚人番号は固定となります。
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【おまけ】
皆が去った後、猿門の相手をした猪里はボロボロになり、まるでさっきの猿門のように地面に大の字になり倒れていた。
猪里が横を見ると猿門が立っており、その視線は何処か遠くを見ているようだ。
「主任、負けて悔しいのはわかりますけど、俺にあたっても仕方ないっスよ」
「そんなんじゃねぇ!」
否定してはいるが、その感情は隠しきれておらず表情に出ている。
「惚れた女に負けたままってのは、男としちゃ悔しいっスよね」
「ッ……!?別にんなこと言ってねーだろーが!!」
「そんな顔真っ赤で言っても説得力ないっスよ。それに、さっきの巫兎との手合わせで顔赤くしてたのだって、イラついたっつーより悔しかったんじゃないんスか?」
そこまで気づかれてしまっては仕方ないと、猿門は猪里の言葉に否定をしなかった。
それが何よりの答えで、猪里はやっぱりと納得する。
「いつも冷静な主任が、巫兎の前では冷静さを失うんで何となく気づいてたんスよ」
「惚れた女の前で、冷静になれる男なんていねーだろーが」
「それ、本人の前で言ったらどうっスか?」
「ッ!?バカかてめー!!んなこと言えるわけねーだろうが!!」
そう言えるわけないのだ、惚れた女に勝つまでは。
だから早く勝ちたい、そして想いを伝えたいと思うのに、手合わせをすればするほど、巫兎を遠く感じてしまう。
「何暗い顔してるんスか?」
「お前には関係ねーことだ」
そう、これは猿門が自分で決めたことであり、それを変えようとは思わない。
何時勝てるかなんてわからないが、それでも、その何時かが来るのを待つしかない。
「そういや猪里、お前に昨日巫兎とサボってたみてーだが、どういうつもりだ?あぁん?」
「いや、それは……」
その後猪里は、サボったからなのか嫉妬からなのかわからない2回戦が始まり、2回にわたる手合わせで、翌日猪里はトラウマになってしまったようだ。
《完》