日常の1コマ王子様
■最終的に
ここは、四天宝寺中テニス部部室。
レギュラーである財前 と謙也 がユニホームに着替えていると、ふと思いついたかのように財前が口を開く。
「謙也先輩って、最終的に何になりはるんスか」
「なんや唐突に」
どうやら財前は、前に青学が四天宝寺中に来たときのことを思い出したらしく。
謙也が青学の菊丸 と、分身していた事を言っているようだ。
そのうち姿まで消したりして忍者になりそうだと言われた謙也はすかさず「なるかいな!!」とツッコミを入れる。
「なんや、オモロそうな話しとるみたいやな」
そこにやってきたのは、テニス部部長の白石 。
その後ろからは、金太郎 まで顔を出し、何の話かと騒がしくなりだす。
そんな中、この状況を招いたとも言える財前は、巻き込まれる前にコートへと向かう。
その後、マネージャーもやって来て部活が始まるも、そそくさと逃げた財前に謙也がギャーギャー騒ぐのは自然なことだった。
■なんでや
部室には、財前、謙也、金太郎、白石の四人がおり、謙也は何やら険しい表情を浮かべている。
「なんでや……なんで負けたんや」
「それは謙也先輩が弱いからなんとちゃいます」
「んなわけあるかいな!」
否定はするものの、確かに自分は弱いと実感していた謙也。
そこに追い打ちをかけるように「謙也弱いわ〜」と金太郎の一言に続いて「謙也先輩ダサいっスわ」と財前の追い打ち。
「なんでトランプ勝負でここまで言われなアカンねん!」
「謙也、熱ぅなりすぎやわ」
今日も平和なテニス部レギュラー達。
■確認
「なぁなぁ、蔵 リン」
「その呼び方やめゆうとるやろ」
小春 の自分への呼び方に、本当に嫌そうにする蔵リンこと白石 蔵ノ介 。
そんな彼が嫌がるのを「テレんでもええやないの。蔵リンとアタシの仲なんやし」と、全く聞かない小春。
そこに口を挟んだのは、一氏 ユウジの「浮気か、死なすど!」のいつもの言葉。
「やん、ユウくん。これは浮気やのうて愛の確認やで」
「なら俺と確認しようや」
「付き合いきれへんわ……」
呆れる白石は、まだまだ個性派レギュラー陣に振り回されそう。
ここは、四天宝寺中テニス部部室。
レギュラーである
「謙也先輩って、最終的に何になりはるんスか」
「なんや唐突に」
どうやら財前は、前に青学が四天宝寺中に来たときのことを思い出したらしく。
謙也が青学の
そのうち姿まで消したりして忍者になりそうだと言われた謙也はすかさず「なるかいな!!」とツッコミを入れる。
「なんや、オモロそうな話しとるみたいやな」
そこにやってきたのは、テニス部部長の
その後ろからは、
そんな中、この状況を招いたとも言える財前は、巻き込まれる前にコートへと向かう。
その後、マネージャーもやって来て部活が始まるも、そそくさと逃げた財前に謙也がギャーギャー騒ぐのは自然なことだった。
■なんでや
部室には、財前、謙也、金太郎、白石の四人がおり、謙也は何やら険しい表情を浮かべている。
「なんでや……なんで負けたんや」
「それは謙也先輩が弱いからなんとちゃいます」
「んなわけあるかいな!」
否定はするものの、確かに自分は弱いと実感していた謙也。
そこに追い打ちをかけるように「謙也弱いわ〜」と金太郎の一言に続いて「謙也先輩ダサいっスわ」と財前の追い打ち。
「なんでトランプ勝負でここまで言われなアカンねん!」
「謙也、熱ぅなりすぎやわ」
今日も平和なテニス部レギュラー達。
■確認
「なぁなぁ、
「その呼び方やめゆうとるやろ」
そんな彼が嫌がるのを「テレんでもええやないの。蔵リンとアタシの仲なんやし」と、全く聞かない小春。
そこに口を挟んだのは、
「やん、ユウくん。これは浮気やのうて愛の確認やで」
「なら俺と確認しようや」
「付き合いきれへんわ……」
呆れる白石は、まだまだ個性派レギュラー陣に振り回されそう。