時は過ぎ、試験官の偽物が現れたり、ヒソカがトランプを投げたり、騙されたら死ぬって脅されたりしてから数十分



『あ、これ、やばいな。』



もうはぐれた＿＿＿＿！



『方向音痴だけは治らないからなぁ。これはまずいな。』


所々から悲鳴が聞こえる。



気づいたらヒソカは居なくなってたし、




友達って一緒に行動するもんじゃないのか




やっぱよく分からない。




とりあえず円は張ってるんだけどまだ狭いなぁ




しかも色々なところで走っているグループがあるからどれか分からない。



念の修行、特に円とかの応用技って詳しく教えてもらったわけじゃないからな。


なんとなく一際オーラが強そうな集団のところに行くか。



あ、ちなみに念を教わったのは流星街のお兄さんたちだよ


だけど顔もモヤがかかったように思い出せない。



優しく笑っているお兄さんがいたのは覚えてるけど顔が思い出せない。



『あ！』



良かった、先頭集団に追いつけた！




『よかったぁ〜』


ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ…


『…？』


カタカタと隣から音がする


振り返ると全身に針を刺している男の人と目が合った。



(いや怖ッッ)