カタカナ推奨
Hello my world
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『ステーキ定食、弱火でじっくり』
「あいよ!お客さん!奥の席へどうぞー!」
合言葉を言って案内された場所へ向かう
『わぁ、美味しそう!』
案内された部屋には律儀に弱火で焼かれたステーキが置かれていた。
『ん〜!』
語尾にハートがつきそうなくらい甘ったるい声で美味しそうに声を出す私
ステーキを堪能し終えると同時に、エレベーターが止まる。
『あ、ついたのかな?ごちそうさまでした!』
エレベーターが開くと同時に、受験者たちからの視線がいっせいに集まる。
『わ、、、』
今更強面の男の人が怖いなんて思ってはいないけど、
『ちょっと見すぎだなぁ、照れちゃうよ。』
「受験者の方はこのプレートを胸にお付けください。」
『あ、ありがとうごいます。』
300番!ぴったりだ!
それにしてもさ、
ねっとりへばりつくようなオーラを向けてる男の人がいるんだけど
ちょっと私に敵意向けすぎじゃない?
こういう時どうすればいいんだろうか、、
オーラ返してみる?殺気向けてみる?
どっちも相手を刺激させちゃうな。絶してスルーしようか。
ゼツをして人気の少ない端の方に腰かける。
コツコツとピエロルック長身イケメンがこちらに来る
この人か、私に殺気向けてたの。
「や♥」
『こんにちは』
なるべく穏便に済ませたいものだ。流星街出身とは思えないでしょ、私。
「キミ、使えるんだろ?♣︎」
向けられた指からはピンク色のオーラでドクロのマーク
『お兄さんも?』
「ボクが質問してるんだけど♥」
『あ、ごめんねぇ』
「キミ、ボク相手に物怖じしないんだ…♥イイ度胸してるね♠」
『怖いよ、女の子だもん。』
「そうは見えないケド♥」
『どうだろうねぇ』
なるべく多くを悟らせないため、多くを語らず自分のペースを崩さない。
「キミは変化系というにはあまりにもウソが下手すぎる。けれどボクみたいに意味の無いウソをつく。」
『何の話?』
「さぁね♦」
『むー。なんだよー』
可愛らしくむくれてみせる。
#JKだから出来ること
「じゃ、ボクもう行くね。美味しそうな獲物が来た気がするから♥」
『はぁ……』
なんだったんだ。掴めない人だ。
ま、自己紹介も何もしなかったんだ。良しとしよう。
始まるまで寝ようかな。
『ふぁぁ』
重たくなる瞼に逆らえず、私は大人しく眠りにつくことにした。