看護師という仕事
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はぁっと溜息をつきながら汐音は、ソファーに座りながら包帯を巻いていた。
あそこまで手のかかる患者を、昨日の日々のリーダーに押し付けられてしまった。あんな面倒なのはラダーが高い人がやればいいのでは?
結局今日、私が殴られたことにより男性看護師が担当することを師長さんが決めてくれた。男性看護師はありがたい。女の看護師をなめてる人には、ガタイのいい男性看護師をあてたら反抗しない。結局は、人を選んで暴れてるだけだ。最初から男性看護師か、あぁいう患者にも動じない主任さんに任せれば…っと思ったがすぎた話だ
待って本当に巻けない……
包帯を片手で巻きながら最後が難しく天井を見上げた。
「もういいや、後にしよう。」
包帯を解き、テーブルの上に置いた
そのままソファーから起き上がると洗面台の方へと向かった
「顔…腫れたなぁ。」
左の頬が少し赤い。あんなに強く殴らなくてもいいだろう。
処置の説明も、その前にも先生の説明があったんだから。明日が休みで本当に良かった …。
とりあえず冷やすか……。
そう思っていたら玄関の方の扉が開いたような音がした
帰ってきたのかな
「ただいま…汐音さん?」
「あ、先生。」
洗面台で顔を確認していた汐音の頬が少し腫れていた
「その顔…どうしたんですか?見せて…」
汐音の顔が腫れているのを目視し、手が頬に触れる
「先生…?!」
「これは…」
「509号室の…」
「…あの人ですか。今日問診に行った時は大人しかったんですがね…カルテでも日中暴れてるようなことが書かれていたのでまさかこんなことになるとは…」
「術後せん妄?そんなんじゃないですよアレ…今日5日目ですよ!」
「確かに…術後せん妄は1日から3日…だったね。それに、受け答えもできているところを見ると認知レベルもしっかりしてたし年齢は…30代だったかな。そう考えるとリスクは低かったし…完全なる故意か……今後の対策はどのようになったんだい?」
「うちのチームの担当なので2年目の鳴瀬くんが」
「あのガタイのいい?」
「うちのチームの厄介事が彼とあとは新人の月見里くんが…こういう問題ある人を担当になるので本当に申し訳なくて…」
汐音のいる5階病棟は、男性看護師が4名いる。
そのうち汐音のいるB チームには若手が2人
A チームが5年目。
Cチームが、10年目の看護師だ。
他の病棟に比べたら若干多いらしい。精神科や救急、オペに比べたら少ないが、彼らも楽しくやっているようだ。
「それは彼らもわかってくれますよ。だけど…腕も…ですか。骨折はしてないようですね…」
「包帯なら、そこに投げてるのを巻こうかなって。でも、上手く巻けなくて…軟膏は、勤務中に師長さんが外来に連絡してくれて貰ってきたんですけど…。」
「…分かりました。包帯はお風呂上がりに巻きましょう。清潔が大切なので。後、夕食は私がつくりますね。お風呂も後で一緒に入りますか。」
「え?大丈夫ですよ。」
「私が大丈夫じゃないよ。君が心配なんだ。」
「せんせ…?」
「汐音さん。誰しも大切な人が傷つくのは悲しいんだよ。」
「ごめんなさい」
「汐音さんが謝ることじゃないよ。さて、夕飯を作りますのでテレビでも見ててください」
彼はそう言ってキッチンの方へ行った。
あそこまで手のかかる患者を、昨日の日々のリーダーに押し付けられてしまった。あんな面倒なのはラダーが高い人がやればいいのでは?
結局今日、私が殴られたことにより男性看護師が担当することを師長さんが決めてくれた。男性看護師はありがたい。女の看護師をなめてる人には、ガタイのいい男性看護師をあてたら反抗しない。結局は、人を選んで暴れてるだけだ。最初から男性看護師か、あぁいう患者にも動じない主任さんに任せれば…っと思ったがすぎた話だ
待って本当に巻けない……
包帯を片手で巻きながら最後が難しく天井を見上げた。
「もういいや、後にしよう。」
包帯を解き、テーブルの上に置いた
そのままソファーから起き上がると洗面台の方へと向かった
「顔…腫れたなぁ。」
左の頬が少し赤い。あんなに強く殴らなくてもいいだろう。
処置の説明も、その前にも先生の説明があったんだから。明日が休みで本当に良かった …。
とりあえず冷やすか……。
そう思っていたら玄関の方の扉が開いたような音がした
帰ってきたのかな
「ただいま…汐音さん?」
「あ、先生。」
洗面台で顔を確認していた汐音の頬が少し腫れていた
「その顔…どうしたんですか?見せて…」
汐音の顔が腫れているのを目視し、手が頬に触れる
「先生…?!」
「これは…」
「509号室の…」
「…あの人ですか。今日問診に行った時は大人しかったんですがね…カルテでも日中暴れてるようなことが書かれていたのでまさかこんなことになるとは…」
「術後せん妄?そんなんじゃないですよアレ…今日5日目ですよ!」
「確かに…術後せん妄は1日から3日…だったね。それに、受け答えもできているところを見ると認知レベルもしっかりしてたし年齢は…30代だったかな。そう考えるとリスクは低かったし…完全なる故意か……今後の対策はどのようになったんだい?」
「うちのチームの担当なので2年目の鳴瀬くんが」
「あのガタイのいい?」
「うちのチームの厄介事が彼とあとは新人の月見里くんが…こういう問題ある人を担当になるので本当に申し訳なくて…」
汐音のいる5階病棟は、男性看護師が4名いる。
そのうち汐音のいるB チームには若手が2人
A チームが5年目。
Cチームが、10年目の看護師だ。
他の病棟に比べたら若干多いらしい。精神科や救急、オペに比べたら少ないが、彼らも楽しくやっているようだ。
「それは彼らもわかってくれますよ。だけど…腕も…ですか。骨折はしてないようですね…」
「包帯なら、そこに投げてるのを巻こうかなって。でも、上手く巻けなくて…軟膏は、勤務中に師長さんが外来に連絡してくれて貰ってきたんですけど…。」
「…分かりました。包帯はお風呂上がりに巻きましょう。清潔が大切なので。後、夕食は私がつくりますね。お風呂も後で一緒に入りますか。」
「え?大丈夫ですよ。」
「私が大丈夫じゃないよ。君が心配なんだ。」
「せんせ…?」
「汐音さん。誰しも大切な人が傷つくのは悲しいんだよ。」
「ごめんなさい」
「汐音さんが謝ることじゃないよ。さて、夕飯を作りますのでテレビでも見ててください」
彼はそう言ってキッチンの方へ行った。
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