貴方を絶対に守るよ
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「こちらAR35地点、エリア78!応答して下さい!駄目だ、どこの基地も応答ありません!」
応答兵が別の兵に言う。
「……どこの基地も麻痺しているのか。あるいは、他の基地もここと同じようになってしまったのか」
砂漠に通信兵と兵。
パラサイトにやられたと思われる、銃を構えたまま石化した兵士が基地のあちこちに立っている。
「いったい、なにがおこっているんでしょうか」
「わからん、まるで全ての時間が止まってしまったかのようだ」
「そのとーり!人間共の時間は我々パラサイトが止めた!」
どこらともなく声がし、パラサイトがたっていた
「ここらで動ける人間はおまえたち二人のみ。普通の人間にしては強い小宇宙を持っているな」
「こ、小宇宙?」
「理解できずともよい。お前たちの時間もいま終わる」
「時間を止める?おもしれえことやってんじゃねえか。パラサイトとやら」
フェンスに囲まれた中、マント姿の男が立っていた……
「誰だあ!?」
少しずつ近づいてくる影
聖闘士のようだ
色は黄金…。
黄金聖闘士だ
見ると牡牛座の聖衣
「ご……黄金聖闘士ぉ!!」
黄金の鎧をまとっている男に恐怖を抱き、叫ぶ。
「おうよ、俺は牡牛座タウラスのハービンジャー」
「なぜ黄金聖闘士がここに……」
「知りたいか、それは……
グレートホーン!!!」
しりたいか?といいながら答える前に技を放った
「骨が折れる音を楽しむためさぁ。
しかしお前ら雑魚はろくな音がしねえなあ。おもしろくもなんともねえ」
必殺技をやってから理由を話しだした。
当然グレートホーンも手加減十分といったところなんだろう。
「聖闘士の拳は、己の楽しみのために使うものではない」
もう一人、黄金の影が。
「おまえは、」
「天秤座ライブラの玄武」
歩いてくるのは玄武。
「ご、黄金聖闘士が二人ぃ……」
パラサイト兵はおびえながら消えていった
「南に10キロいったところにある街は無事だ。そこへ行け」
玄武にいわれて生き残った兵たちは速やかにそちらへ走る
「玄武、何しにきた」
「それはこちらの台詞だ、ハービンジャー。
アテナに無断で十二宮を空けるとは何事だ」
「見ての通りパラサイトを退治しているのさ。
奴等を倒せば、止められた時間が動くんだろう」
筋は通ってるが遊びが半分だろう思われるハービンジャー
「雑兵を倒したところで時間は動かぬ」
「我々黄金聖闘士は十二宮にて待機せよと命じられている!」
アテナを守るという、聖闘士第一の務めを忘れるな!」
「えらそうに俺に説教するんじゃねえ!
文句があるなら、相手になってやってもいいんだぜ」
呆れたように背を向ける玄武。
「おーい、逃げるのか」
「お前と拳を交える気はない。聖闘士は私闘が禁じられているのだから。
いくぞ、アテナがお呼びだ」
「けっ、いけすかねえ奴だ」
「あと、もうひとつ、」
「何だよ!」
「ヴァイオレットも、黄金聖闘士になった。」
「は?」
「獅子座 レオのヴァイオレットだ。覚えておけ。」
「・・・。はぁ!?」
_
__
___
「パラサイトによって時間を止められた地は、
世界各国で刻一刻と増えています。いかがなさいますか、アテナ」
聖域にて片膝を付いて貴鬼が報告している。
アテナの前には、左から、貴鬼、ヴァイオレット、星矢、フドウという並び。
「パラサイトを倒す。アテナと地上を守るにはそれしかない」
星矢がアテナを見ながら言葉を口にする
「確かに、座して様子を見る時期は既に過ぎている。動くときが来たのかも知れません」
それにフドウが続いた
「聖闘士の数が減っている今、バラバラに動いては犠牲が増えていくばかり。まずは聖闘士の結束を固めることが肝要かと」
『アテナ、ご決断を!』
ふと俯く沙織。
「アテナ、何か」
「この戦いは、私とパラスの因縁から始まったものです。この地上も、あなた方も、人間たちも、私たちの争いに巻き込まれているだけ、
いっそ、パラスにこの命を差し出せば……」
「アテナ!あなたがいなくなったら、誰が神々の暴挙からこの地上を守るんだ」
「でも」
「今更なにふぬけたこと言ってやがるんだ。泣き言言える立場かよ」
「アテナに対して無礼だぞ、ハービンジャー」
「良いのです、玄武。ハービンジャー、あなたの言う通りです。私に残された時間はあとわずか。迷ったり嘆いたりしている時間はありませんね」
「ふん」
玄武は跪くが、ハービンジャーは立ったまんまである。
そして、顔を上げた沙織は決然と告げる。
「全ての聖闘士たちに通達を!」
『は!アテナ』
……
「あのアテナなら…まだ迷うわよね…」
神殿の中からリエルは祈りを終え、ゆっくりと立ち上がった
妹同然のパラスを倒すことが出来なければこの地上は滅ぶ
「僕より先にこの星を奪おうなんて厄介な神だね。」
「そうですね…しかし…未来は変わりません…この戦い…必ずアテナとパラスはぶつかります…ただどう転ぶかまでは分かりません…神の戦いは計り知れませんから。」
「そうだね…仮に…アテナが倒されるようなことがあったら…その時はわかってるよね?」
「はい…ハオ様のスピリトとして…この地上を…」
「全く僕がこんなクソみたいな世界守る日なんて来ないで欲しいんだけど…フラワーオブメイズも近いってのにさ。」
「そうですね…我々はアテナとパラスとの戦いなど構ってる暇はありません…ハオ様に従います。」
「ほんとに僕はいい嫁を持ったよ。あとね。リン。」
「なんでしょう」
「また…パッチの奴らから僕の動画と写真買っただろう!?あれほどパッチに金をやるなって」
「でも…ハオ様のストックはいくらあっても…足りません」
「リン…」
「嫌です…ハオ様の肉体を抱けないのに…」
「喋って…姿も見えてるだろ?」
「会えてない間のハオ様を…目に焼き付けてなきゃ…」
初めて会った時、感情などほぼださなかった子がいつの間にかこんなにも…
「リン…。」
「ハオ様だって…グレートスピリットの中で私のこと見てるんでしょう…なら別に構いませんよね」
「わかったから…これからはタダで見せてあげるから」
「そんなことしたら私が死んでしまいます」
「あぁ、もうどしたらいいの…!」
最強と呼ばれた女
愛する男をみつけ、ポンコツとなるなど誰が予想しただろうか。
黄金聖闘士たちも知らない事実である。
応答兵が別の兵に言う。
「……どこの基地も麻痺しているのか。あるいは、他の基地もここと同じようになってしまったのか」
砂漠に通信兵と兵。
パラサイトにやられたと思われる、銃を構えたまま石化した兵士が基地のあちこちに立っている。
「いったい、なにがおこっているんでしょうか」
「わからん、まるで全ての時間が止まってしまったかのようだ」
「そのとーり!人間共の時間は我々パラサイトが止めた!」
どこらともなく声がし、パラサイトがたっていた
「ここらで動ける人間はおまえたち二人のみ。普通の人間にしては強い小宇宙を持っているな」
「こ、小宇宙?」
「理解できずともよい。お前たちの時間もいま終わる」
「時間を止める?おもしれえことやってんじゃねえか。パラサイトとやら」
フェンスに囲まれた中、マント姿の男が立っていた……
「誰だあ!?」
少しずつ近づいてくる影
聖闘士のようだ
色は黄金…。
黄金聖闘士だ
見ると牡牛座の聖衣
「ご……黄金聖闘士ぉ!!」
黄金の鎧をまとっている男に恐怖を抱き、叫ぶ。
「おうよ、俺は牡牛座タウラスのハービンジャー」
「なぜ黄金聖闘士がここに……」
「知りたいか、それは……
グレートホーン!!!」
しりたいか?といいながら答える前に技を放った
「骨が折れる音を楽しむためさぁ。
しかしお前ら雑魚はろくな音がしねえなあ。おもしろくもなんともねえ」
必殺技をやってから理由を話しだした。
当然グレートホーンも手加減十分といったところなんだろう。
「聖闘士の拳は、己の楽しみのために使うものではない」
もう一人、黄金の影が。
「おまえは、」
「天秤座ライブラの玄武」
歩いてくるのは玄武。
「ご、黄金聖闘士が二人ぃ……」
パラサイト兵はおびえながら消えていった
「南に10キロいったところにある街は無事だ。そこへ行け」
玄武にいわれて生き残った兵たちは速やかにそちらへ走る
「玄武、何しにきた」
「それはこちらの台詞だ、ハービンジャー。
アテナに無断で十二宮を空けるとは何事だ」
「見ての通りパラサイトを退治しているのさ。
奴等を倒せば、止められた時間が動くんだろう」
筋は通ってるが遊びが半分だろう思われるハービンジャー
「雑兵を倒したところで時間は動かぬ」
「我々黄金聖闘士は十二宮にて待機せよと命じられている!」
アテナを守るという、聖闘士第一の務めを忘れるな!」
「えらそうに俺に説教するんじゃねえ!
文句があるなら、相手になってやってもいいんだぜ」
呆れたように背を向ける玄武。
「おーい、逃げるのか」
「お前と拳を交える気はない。聖闘士は私闘が禁じられているのだから。
いくぞ、アテナがお呼びだ」
「けっ、いけすかねえ奴だ」
「あと、もうひとつ、」
「何だよ!」
「ヴァイオレットも、黄金聖闘士になった。」
「は?」
「獅子座 レオのヴァイオレットだ。覚えておけ。」
「・・・。はぁ!?」
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「パラサイトによって時間を止められた地は、
世界各国で刻一刻と増えています。いかがなさいますか、アテナ」
聖域にて片膝を付いて貴鬼が報告している。
アテナの前には、左から、貴鬼、ヴァイオレット、星矢、フドウという並び。
「パラサイトを倒す。アテナと地上を守るにはそれしかない」
星矢がアテナを見ながら言葉を口にする
「確かに、座して様子を見る時期は既に過ぎている。動くときが来たのかも知れません」
それにフドウが続いた
「聖闘士の数が減っている今、バラバラに動いては犠牲が増えていくばかり。まずは聖闘士の結束を固めることが肝要かと」
『アテナ、ご決断を!』
ふと俯く沙織。
「アテナ、何か」
「この戦いは、私とパラスの因縁から始まったものです。この地上も、あなた方も、人間たちも、私たちの争いに巻き込まれているだけ、
いっそ、パラスにこの命を差し出せば……」
「アテナ!あなたがいなくなったら、誰が神々の暴挙からこの地上を守るんだ」
「でも」
「今更なにふぬけたこと言ってやがるんだ。泣き言言える立場かよ」
「アテナに対して無礼だぞ、ハービンジャー」
「良いのです、玄武。ハービンジャー、あなたの言う通りです。私に残された時間はあとわずか。迷ったり嘆いたりしている時間はありませんね」
「ふん」
玄武は跪くが、ハービンジャーは立ったまんまである。
そして、顔を上げた沙織は決然と告げる。
「全ての聖闘士たちに通達を!」
『は!アテナ』
……
「あのアテナなら…まだ迷うわよね…」
神殿の中からリエルは祈りを終え、ゆっくりと立ち上がった
妹同然のパラスを倒すことが出来なければこの地上は滅ぶ
「僕より先にこの星を奪おうなんて厄介な神だね。」
「そうですね…しかし…未来は変わりません…この戦い…必ずアテナとパラスはぶつかります…ただどう転ぶかまでは分かりません…神の戦いは計り知れませんから。」
「そうだね…仮に…アテナが倒されるようなことがあったら…その時はわかってるよね?」
「はい…ハオ様のスピリトとして…この地上を…」
「全く僕がこんなクソみたいな世界守る日なんて来ないで欲しいんだけど…フラワーオブメイズも近いってのにさ。」
「そうですね…我々はアテナとパラスとの戦いなど構ってる暇はありません…ハオ様に従います。」
「ほんとに僕はいい嫁を持ったよ。あとね。リン。」
「なんでしょう」
「また…パッチの奴らから僕の動画と写真買っただろう!?あれほどパッチに金をやるなって」
「でも…ハオ様のストックはいくらあっても…足りません」
「リン…」
「嫌です…ハオ様の肉体を抱けないのに…」
「喋って…姿も見えてるだろ?」
「会えてない間のハオ様を…目に焼き付けてなきゃ…」
初めて会った時、感情などほぼださなかった子がいつの間にかこんなにも…
「リン…。」
「ハオ様だって…グレートスピリットの中で私のこと見てるんでしょう…なら別に構いませんよね」
「わかったから…これからはタダで見せてあげるから」
「そんなことしたら私が死んでしまいます」
「あぁ、もうどしたらいいの…!」
最強と呼ばれた女
愛する男をみつけ、ポンコツとなるなど誰が予想しただろうか。
黄金聖闘士たちも知らない事実である。