貴方を絶対に守るよ
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『栄斗が光牙たちと動き出したみたい』
「私たちも、そろそろ動かなければいけない。」
『いまもまた、星座の輝が消えている
消えそうな光をたすけなくちゃね!』
「そうだな…。 ヴァイオレット、お前に渡したい物がある」
『なに?』
手渡されたものは
獅子座レオの黄金聖衣の聖衣石
『なんで、僕に?』
「今は、黄金聖闘士が必要だ。それに、君は、黄金聖衣をまとえるくらいの
資格がある!」
『貴鬼…。分かった。これをまとって戦うよ』
_
__
___
花輪の墓標の前には、あの見覚えのある青い宝石の欠片が。
ということはこの墓標は、ソニアではなくアリアの分ということに。
当然、それが何であるか気づいた光牙。
そして奏でられるピアノの向こうには、クロノテクターを纏ったエデン
「おまえは、オリオン座のエデン!」
「ぶっぶー!はずれでぇす」
いつの間にか光牙の背後をとっていたエウロパ。
そして飛ばされた先は、グランドピアノが置かれた墓標の花園。
「彼こそがあなたのお相手、ぼくらの期待のルーキーその名も、三級パラサイト、クラブ、インパルスメイスのエデン!」
「まさかそんな……エデンがパラサイトだと……!?エデン、どうしちまったんだ!?」
問答無用とばかりに棍棒を振り上げて、衝撃波で光牙を吹っ飛ばすエデン。
「おい、あいつは誰なんだよ、知ってる奴か?」
「ああ、あいつはエデン。オリオン座の青銅聖闘士で、マルスの息子だ」
「え!?マルスの!?」
「はぁい。そして、全てを失った、悲しい男です」
「なぜだエデン……」
「決まっているじゃありませんか、ペガサス。きみのせいですよ」
と相変わらず光牙の真後ろから声を掛けるエウロパ。
「なんだと!?」
「きみのせいで、彼は全てを失ったのです。
父親、母親、姉さん、先生、それから、愛する女性まで」
さすがにこれには顔色を変える光牙。
「アリアのことか!」
「はぁい。そんな寂しいエデンくんに、すばらしい取引をもちかけたのです
ぼくらは時を支配するパラサイト
仲間になるなら、アリアさんたちを生き返らせてあげましょう、とね」
「さあエデンくん、ペガサスの光牙を殺しなさい。彼を殺さねば、君を仲間とは認めませんよ」
「わかっている」
エウロパへの返事とともに光牙に拳を叩き込むエデン。
やっぱり棍棒は使いにくいようだ。
なくした大事な人々を生き返らせるために、エデンは裏切ったというのか……
「おや、頑張りますねえ。さっさと死んじゃいましょうよぉ」
とまたも光牙の背後から声を掛けるエウロパ。
「アリアさんたちが生き返れないじゃないですか」
「 黙れ!」
振り向いたところでエデンに吹っ飛ばされて花園に転がる光牙。
それに駆け寄る昴。
そしてその二人を……真上の木の上から眺めるテーベ
「けっ、どいつもこいつも、軟弱者ばかりだぜ」
「お前は!?」
「こんなもの、ぶっ壊してやる!!」
ハンマーを振りかざすと巨大な隕石が落ちてくる
「ばかな……なぜ!?」
「みくびるな!もとより、死んだ者が生き返るなど僕は信じていない」
「なにぃ!?」
「お前たちパラサイトに潜り込むため、誘いにのった振りをしたのだ」
「貴様、スパイだったのか!」
「当然だ。所詮ぬるま湯の過去。
過ぎ去った日の遠き思い出、もはや、それを追いかける僕ではない!
このオリオンのエデン、甘すぎた過去より、修羅の今に生きる男だ!」
「デーモンインパクトのテーベ。僕はもう失うことなど恐れない。
しかし、おまえは僕の聖域を、サンクチュアリを踏みにじった。
その罪、万死に値する!」
「こ、このお……デーモン・ザ……」
「轟け!僕の小宇宙!!トニトルイ・サルターレ!!」
繰り出した雷球がテーベを直撃する
「下衆には過ぎた技だ」
テーベにトドメを刺そうと昴が的確な動きでテーベに殴りかかるが、テーベは消えた
「何今頃現れてるんだよ」
「うっさいなあ。気絶してたんだよ」
光牙はあきれている
その場面をを上空に浮かんだまま見下ろすエウロパ
「やれやれ、テーベくん、おバカですねえ。
相手の力量も分からないとは。でも……」
といってエデンを見やる。
「エデンくん、やっぱりスパイでしたか。ふっふ……」
……
「俺たちと一緒にこないか?」
「悪いが、一人でいかせてもらう」
と言って一人で歩き出していくエデンを見送る光牙。
「いいのか?仲間なんだろ」
「いや、あいつは自分の道を行く。エデンはそういう男だ」
ただ、砕けた宝石が手向けられた墓標の前を歩き過ぎるとき、
「さよならだ……」
とつぶやくエデンであった。
………
「パラス様……一級パラサイト四天王が揃いました。我らが必ず、あなたの下に、アテナを跪かせるでしょう」
そんなタイタンの説明を聞くパラスの口元には、混じりけのない笑みが。
アテナ人形を抱くその腕には、螺旋が光る。
「私たちも、そろそろ動かなければいけない。」
『いまもまた、星座の輝が消えている
消えそうな光をたすけなくちゃね!』
「そうだな…。 ヴァイオレット、お前に渡したい物がある」
『なに?』
手渡されたものは
獅子座レオの黄金聖衣の聖衣石
『なんで、僕に?』
「今は、黄金聖闘士が必要だ。それに、君は、黄金聖衣をまとえるくらいの
資格がある!」
『貴鬼…。分かった。これをまとって戦うよ』
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花輪の墓標の前には、あの見覚えのある青い宝石の欠片が。
ということはこの墓標は、ソニアではなくアリアの分ということに。
当然、それが何であるか気づいた光牙。
そして奏でられるピアノの向こうには、クロノテクターを纏ったエデン
「おまえは、オリオン座のエデン!」
「ぶっぶー!はずれでぇす」
いつの間にか光牙の背後をとっていたエウロパ。
そして飛ばされた先は、グランドピアノが置かれた墓標の花園。
「彼こそがあなたのお相手、ぼくらの期待のルーキーその名も、三級パラサイト、クラブ、インパルスメイスのエデン!」
「まさかそんな……エデンがパラサイトだと……!?エデン、どうしちまったんだ!?」
問答無用とばかりに棍棒を振り上げて、衝撃波で光牙を吹っ飛ばすエデン。
「おい、あいつは誰なんだよ、知ってる奴か?」
「ああ、あいつはエデン。オリオン座の青銅聖闘士で、マルスの息子だ」
「え!?マルスの!?」
「はぁい。そして、全てを失った、悲しい男です」
「なぜだエデン……」
「決まっているじゃありませんか、ペガサス。きみのせいですよ」
と相変わらず光牙の真後ろから声を掛けるエウロパ。
「なんだと!?」
「きみのせいで、彼は全てを失ったのです。
父親、母親、姉さん、先生、それから、愛する女性まで」
さすがにこれには顔色を変える光牙。
「アリアのことか!」
「はぁい。そんな寂しいエデンくんに、すばらしい取引をもちかけたのです
ぼくらは時を支配するパラサイト
仲間になるなら、アリアさんたちを生き返らせてあげましょう、とね」
「さあエデンくん、ペガサスの光牙を殺しなさい。彼を殺さねば、君を仲間とは認めませんよ」
「わかっている」
エウロパへの返事とともに光牙に拳を叩き込むエデン。
やっぱり棍棒は使いにくいようだ。
なくした大事な人々を生き返らせるために、エデンは裏切ったというのか……
「おや、頑張りますねえ。さっさと死んじゃいましょうよぉ」
とまたも光牙の背後から声を掛けるエウロパ。
「アリアさんたちが生き返れないじゃないですか」
「 黙れ!」
振り向いたところでエデンに吹っ飛ばされて花園に転がる光牙。
それに駆け寄る昴。
そしてその二人を……真上の木の上から眺めるテーベ
「けっ、どいつもこいつも、軟弱者ばかりだぜ」
「お前は!?」
「こんなもの、ぶっ壊してやる!!」
ハンマーを振りかざすと巨大な隕石が落ちてくる
「ばかな……なぜ!?」
「みくびるな!もとより、死んだ者が生き返るなど僕は信じていない」
「なにぃ!?」
「お前たちパラサイトに潜り込むため、誘いにのった振りをしたのだ」
「貴様、スパイだったのか!」
「当然だ。所詮ぬるま湯の過去。
過ぎ去った日の遠き思い出、もはや、それを追いかける僕ではない!
このオリオンのエデン、甘すぎた過去より、修羅の今に生きる男だ!」
「デーモンインパクトのテーベ。僕はもう失うことなど恐れない。
しかし、おまえは僕の聖域を、サンクチュアリを踏みにじった。
その罪、万死に値する!」
「こ、このお……デーモン・ザ……」
「轟け!僕の小宇宙!!トニトルイ・サルターレ!!」
繰り出した雷球がテーベを直撃する
「下衆には過ぎた技だ」
テーベにトドメを刺そうと昴が的確な動きでテーベに殴りかかるが、テーベは消えた
「何今頃現れてるんだよ」
「うっさいなあ。気絶してたんだよ」
光牙はあきれている
その場面をを上空に浮かんだまま見下ろすエウロパ
「やれやれ、テーベくん、おバカですねえ。
相手の力量も分からないとは。でも……」
といってエデンを見やる。
「エデンくん、やっぱりスパイでしたか。ふっふ……」
……
「俺たちと一緒にこないか?」
「悪いが、一人でいかせてもらう」
と言って一人で歩き出していくエデンを見送る光牙。
「いいのか?仲間なんだろ」
「いや、あいつは自分の道を行く。エデンはそういう男だ」
ただ、砕けた宝石が手向けられた墓標の前を歩き過ぎるとき、
「さよならだ……」
とつぶやくエデンであった。
………
「パラス様……一級パラサイト四天王が揃いました。我らが必ず、あなたの下に、アテナを跪かせるでしょう」
そんなタイタンの説明を聞くパラスの口元には、混じりけのない笑みが。
アテナ人形を抱くその腕には、螺旋が光る。