貴方を絶対に守るよ
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天高く舞い上がった竜が天地崩滅斬をかみ砕かんとする。
だが、恐るべきは天地崩滅斬か。
その竜さえ粉微塵にし、天秤座の聖剣をすら二つに折った。
「破壊することは叶わぬか……。だが、感じるぞ、みんなの小宇宙が戻ってくることを!!」
石化が解けた一同の中から、真っ先に紫龍の一人息子龍峰が声を上げる。
「玄武さん!!」
『玄武』
その無事を確認して振り返り、笑顔のままで玄武はその場に崩れ落ちる。
ことの成り行きに驚愕していたエーギルの前に、力を失ったような天地崩滅斬が落ちてくる。
それをふたたび手にしようとしたエーギルだが、その手から逃げるように消え去って、天地崩滅斬はふたたびハイペリオンの手元に戻る。
「エーギルよ、我が剣がありながらこの体たらくとは……」
見逃しようもない、天秤座の剣によって穿たれた傷を見据えるハイペリオン。
「だが、黄金聖闘士一人を潰しただけでもよしとすべきか」
黄金聖闘士の評価は、エーギルよりもハイペリオンの方が上に見ているようだ。
黄昏の日が注ぐパライストラの門の前にて、
玄武に駆け寄る光牙たち。
「た、ただでは帰れぬ……ハイペリオン様にお借りした剣に傷を……ハイペリオン様のお怒りを買う……ただでは済まぬ……」
呆然と、亡者のような表情で、うわごとのように呟きながら、
足取りすらおぼつかぬまま、パライストラへ迫ろうとするエーギル。
「だが、奴等を消せば……神殺しの、光牙!!奴の首を差し出せば!!」
「玄武……あんたの思い、俺は確かに……確かに、受け取った…… 許さない……おまえだけは。ヴァイオレット、たしか治癒能力あるっていってたよなその力で玄武を助けてくれ!!」
『分かっている。僕の力で死なせはしない。だから、頼んだよ。そいつ』
軽く笑い玄武のほうをみる
『玄武、なんで言った通りにならないでよ……』
ヴァイオレットは、小宇宙を燃やし始めた
死なせないよ!
ヴァイオレットの小宇宙の光を浴びて、かすかに玄武の瞳が開く。
「みんなの……小宇宙が……光牙の小宇宙を高めて……まさか……これは……」
「虚仮威しが……くらえ、サイオニック・ファントムクロー!!」
これに、真っ正面から放たれる白き流星。
「ペガサス流星拳!!!!」
ガントレットも、クロノテクターも砕かれて、エーギルの身はパライストラを囲む湖へと落下する。
「エーギル様が……!」
「引けえええ!」
律儀にも残っていたパラサイト兵も撤退。
光牙は玄武の下へとふたたび駆け寄る。
「上出来だ、光牙……よくぞ……」
「玄武!!」
「わめくな。これも、俺の星のめ……済まんな……。いつかゆっくり話そうといいつつ、話せず終いだった……」
青銅聖闘士たち、特に、龍峰に向けた言葉であろうことは明白だった。
その意を汲んだ龍峰が答える。
「いいえ、あなたの戦いが、小宇宙が、全てを語ってくれました……あなたから多くのことを学び、教わりました僕は思っています……僕の師匠は、父紫龍と、天秤座の玄武、あなただと……」
「龍峰……ううっ……」
「玄武!!」
『傷は無理やり、塞いだがあまり話すな!』
「いいだろ?ヴァイオレット。いいか、光牙、己の小宇宙を信じろ……」
「玄武……」
「そうすれば、おまえならば……おまえたちならば……目覚めることができる……Ωに!」
「Ω!?」
「きっと、おまえたちなら……!」
目を閉じる玄武。
「「玄武!!!」」
叫ぶ光牙たち
『騒ぐな。一命はとり取り留めている。だが、この聖衣を着て戦えない。龍峰!この聖衣は君持っていろ。紫龍にちゃんと渡しなさい?』
龍峰の手には天秤座のクロストーン。
「はい。でもヴァイオレットさんは玄武さんをどこへ?」
玄武を運びだそうとしているヴァイオレット。
『とりあえず。僕たちが泊まっている宿に行く。しばらく出てこれるか…。』
といいのこし
テレポーテーションで消えていく
「…ん?」
『目が覚めた?』
「ここは?」
『僕たちが泊まっている宿だよ。』
「戦いは?」
『光牙が終わらせただろ?』
「そうだったな。混乱が収まらないな。
っく!」
肩を抑え苦しみ始める
『玄武。無理するなって!!』
ベットに寝かしつける。
「で。このパライストラはどうなっている」
『どうって言われてもね。あなたが倒れて戦力が劇的に減り民間の人たちに不安が積もった。それは聖闘士も同じ。今はパラサイトが来ないからいいものの、次来たら僕だね。』
暗い表情のヴァイオレット
「そのくらい。俺が!!」
『無理だよ。傷はいえてないし。聖衣は紫龍のもとに行くのだから。』
「俺の役目は終わったんだな。」
『いや、あなたに出来る事はいくらでもあると思うよ。あの時指導してたように・・・。』
(それもそうね………)
ふわっと思念体が現れた
もちろん、最強と呼ばれた元女聖闘士リエル
『姉さんっ』
(ヴァイオレット、玄武をこちらに連れてきなさい。)
『でも…』
(病院にぶち込むよりは私が見た方がだいぶマシよ。玄武、あなたにそんな度胸があるなんてね……私が記憶を無くす前に見せて欲しかったわ)
『でも、姉さんはこの戦いに干渉しないと……』
(戦いにはね…でも、助けないと言ってないわ)
「わかっいる…」
(では、ヴァイオレット。私の神殿に運わんで)
そう言い終わると思念体は消える
「おかえりリン」
「ハオ様…」
「どこに行ってたの?」
「……可愛い弟子の所に」
「野郎でしょどうせ」
「ハオ様?」
「あぁまた僕のリンが僕の作った術で野郎を助けるの?」
「すみません……」
「別に責めてないただ……治してる間ずっと付きっきりだから、僕が君に見て貰えない……」
「1番愛しているのはハオ様だけですよ」
リエルの言葉にハオの思念体が優しくキスをした
「………今回は君の可愛さに免じて許してあげる……。さっさと治して僕だけを見て僕の女神」
「もちろんです。我が神ハオ様」
だが、恐るべきは天地崩滅斬か。
その竜さえ粉微塵にし、天秤座の聖剣をすら二つに折った。
「破壊することは叶わぬか……。だが、感じるぞ、みんなの小宇宙が戻ってくることを!!」
石化が解けた一同の中から、真っ先に紫龍の一人息子龍峰が声を上げる。
「玄武さん!!」
『玄武』
その無事を確認して振り返り、笑顔のままで玄武はその場に崩れ落ちる。
ことの成り行きに驚愕していたエーギルの前に、力を失ったような天地崩滅斬が落ちてくる。
それをふたたび手にしようとしたエーギルだが、その手から逃げるように消え去って、天地崩滅斬はふたたびハイペリオンの手元に戻る。
「エーギルよ、我が剣がありながらこの体たらくとは……」
見逃しようもない、天秤座の剣によって穿たれた傷を見据えるハイペリオン。
「だが、黄金聖闘士一人を潰しただけでもよしとすべきか」
黄金聖闘士の評価は、エーギルよりもハイペリオンの方が上に見ているようだ。
黄昏の日が注ぐパライストラの門の前にて、
玄武に駆け寄る光牙たち。
「た、ただでは帰れぬ……ハイペリオン様にお借りした剣に傷を……ハイペリオン様のお怒りを買う……ただでは済まぬ……」
呆然と、亡者のような表情で、うわごとのように呟きながら、
足取りすらおぼつかぬまま、パライストラへ迫ろうとするエーギル。
「だが、奴等を消せば……神殺しの、光牙!!奴の首を差し出せば!!」
「玄武……あんたの思い、俺は確かに……確かに、受け取った…… 許さない……おまえだけは。ヴァイオレット、たしか治癒能力あるっていってたよなその力で玄武を助けてくれ!!」
『分かっている。僕の力で死なせはしない。だから、頼んだよ。そいつ』
軽く笑い玄武のほうをみる
『玄武、なんで言った通りにならないでよ……』
ヴァイオレットは、小宇宙を燃やし始めた
死なせないよ!
ヴァイオレットの小宇宙の光を浴びて、かすかに玄武の瞳が開く。
「みんなの……小宇宙が……光牙の小宇宙を高めて……まさか……これは……」
「虚仮威しが……くらえ、サイオニック・ファントムクロー!!」
これに、真っ正面から放たれる白き流星。
「ペガサス流星拳!!!!」
ガントレットも、クロノテクターも砕かれて、エーギルの身はパライストラを囲む湖へと落下する。
「エーギル様が……!」
「引けえええ!」
律儀にも残っていたパラサイト兵も撤退。
光牙は玄武の下へとふたたび駆け寄る。
「上出来だ、光牙……よくぞ……」
「玄武!!」
「わめくな。これも、俺の星のめ……済まんな……。いつかゆっくり話そうといいつつ、話せず終いだった……」
青銅聖闘士たち、特に、龍峰に向けた言葉であろうことは明白だった。
その意を汲んだ龍峰が答える。
「いいえ、あなたの戦いが、小宇宙が、全てを語ってくれました……あなたから多くのことを学び、教わりました僕は思っています……僕の師匠は、父紫龍と、天秤座の玄武、あなただと……」
「龍峰……ううっ……」
「玄武!!」
『傷は無理やり、塞いだがあまり話すな!』
「いいだろ?ヴァイオレット。いいか、光牙、己の小宇宙を信じろ……」
「玄武……」
「そうすれば、おまえならば……おまえたちならば……目覚めることができる……Ωに!」
「Ω!?」
「きっと、おまえたちなら……!」
目を閉じる玄武。
「「玄武!!!」」
叫ぶ光牙たち
『騒ぐな。一命はとり取り留めている。だが、この聖衣を着て戦えない。龍峰!この聖衣は君持っていろ。紫龍にちゃんと渡しなさい?』
龍峰の手には天秤座のクロストーン。
「はい。でもヴァイオレットさんは玄武さんをどこへ?」
玄武を運びだそうとしているヴァイオレット。
『とりあえず。僕たちが泊まっている宿に行く。しばらく出てこれるか…。』
といいのこし
テレポーテーションで消えていく
「…ん?」
『目が覚めた?』
「ここは?」
『僕たちが泊まっている宿だよ。』
「戦いは?」
『光牙が終わらせただろ?』
「そうだったな。混乱が収まらないな。
っく!」
肩を抑え苦しみ始める
『玄武。無理するなって!!』
ベットに寝かしつける。
「で。このパライストラはどうなっている」
『どうって言われてもね。あなたが倒れて戦力が劇的に減り民間の人たちに不安が積もった。それは聖闘士も同じ。今はパラサイトが来ないからいいものの、次来たら僕だね。』
暗い表情のヴァイオレット
「そのくらい。俺が!!」
『無理だよ。傷はいえてないし。聖衣は紫龍のもとに行くのだから。』
「俺の役目は終わったんだな。」
『いや、あなたに出来る事はいくらでもあると思うよ。あの時指導してたように・・・。』
(それもそうね………)
ふわっと思念体が現れた
もちろん、最強と呼ばれた元女聖闘士リエル
『姉さんっ』
(ヴァイオレット、玄武をこちらに連れてきなさい。)
『でも…』
(病院にぶち込むよりは私が見た方がだいぶマシよ。玄武、あなたにそんな度胸があるなんてね……私が記憶を無くす前に見せて欲しかったわ)
『でも、姉さんはこの戦いに干渉しないと……』
(戦いにはね…でも、助けないと言ってないわ)
「わかっいる…」
(では、ヴァイオレット。私の神殿に運わんで)
そう言い終わると思念体は消える
「おかえりリン」
「ハオ様…」
「どこに行ってたの?」
「……可愛い弟子の所に」
「野郎でしょどうせ」
「ハオ様?」
「あぁまた僕のリンが僕の作った術で野郎を助けるの?」
「すみません……」
「別に責めてないただ……治してる間ずっと付きっきりだから、僕が君に見て貰えない……」
「1番愛しているのはハオ様だけですよ」
リエルの言葉にハオの思念体が優しくキスをした
「………今回は君の可愛さに免じて許してあげる……。さっさと治して僕だけを見て僕の女神」
「もちろんです。我が神ハオ様」