貴方を絶対に守るよ
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「パ、パラサイトだー!!」
と、声が聞こえる
「来たか……」
玄武は静かに口を開いた
一方、パラサイト本拠。
退屈そうに足ぷらぷらさせてるパラスの御前にて。
赤の四天王ことハイペリオンが立っていた
「ハイペリオンよ、貴様にしては遠回りな策を使ったな。聖闘士どもをわざわざ集めるとは」
と、タイタンがいう
「虫ケラどもを一匹ずつ潰していては手間が掛かって仕方がない。一カ所に集め、まとめて殺す。この方が効率よかろう」
「フッ、悪趣味な。華々しき戦果、期待しているぞ」
フッ笑いを残して立ち去るタイタン。
一方、パライストラでは四方八方から雲霞の如く押し寄せる大軍勢。
城門で奴等を迎え撃つ、と意気込む光牙に
「ならん」と屋根の上から制止する玄武。
「なんぴとたりとも、戦いに出ること、まかりならん!」
「どういうことだよ!じゃあどうすりゃいいんだよ!」
という光牙たちの前にひらりと降りてくる玄武。
「黙って見ていればいい……」
『光牙、玄武は言ったことは曲げないから
黙ってみてな。玄武の言いたいこと分かるかもよ?』
「どういう意味だよ!!!」
ヴァイオレットはそういうと光牙たちより少し下に降りる
玄武が一人で戦いにいったので
邪魔は出来ないと思ったし
心配だったからだ
テーベを先頭に進軍してきた橋の上へ、
ひらりと、かろやかに着地する玄武。
「そんな!無茶だ!あんな数を一人でだなんて!」
「否!戦いは数にあらず!」
玄武の拳一発で、パラサイト軍の半分がなぎ倒される。
『お~!!やる~』
「戦いの心得、その一!勝敗は、小宇宙で決まる!我が師匠、童虎の教えだ!」
「老師……童虎!僕の父さんの、師匠……。父さんもその教えを聞いて……」
「何やってんだ玄武!そんなこと言ってる場合じゃないだろ!」
と光牙が文句を言う
「そうだよ!うちのティーチャーみたいだぞ!」
と昴が付け足す
「ティーチャー……?もしかして、玄武さんは私たちに何かを伝えようとしている……?」
『気づいたみたいだね。あの子達。玄武でもね、胸騒ぎがする。大丈夫だよね?』
少しと気を遡る昔の玄武は修行など大嫌いで半分話を聞いているのかすらわからない状況であった。
五老峰の大滝の前でそんな玄武に語る童虎
「玄武よ、聖闘士たるもの……まだ見ぬ未来のために生きねばならん」
という言葉を欠伸とともに聞く玄武。
「まだ見ぬ未来ぃ?」
「うむ」
「例えば、わしの教えを受けたお前は、いずれわしより強くなる……」
「へへっ、まあな」
「だが、お前の教えを受けた弟子は、おまえより強くなるやもしれん……その弟子はさらに強くなり、これを繰り返していけば、いつかは聖闘士が目指す究極の領域に達する者も現れよう……」
「げぇ-、気のなげえ話だなあ」
「ほっほっほっほっほ、そうじゃのう、気の長い話じゃ……」
呵々大笑してから、また穏やかに微笑む童虎。
そして今、蒼空を仰ぎながら、黄金聖闘士として師の聖衣を纏った玄武は呟く。
「老師、今ならば、あなたのお気持ちがわかります」
(フッ、今日の俺は機嫌がいい。若き聖闘士たちよ、言葉だけでもわからぬこともあろう)
「伝えよう、師より教わりし、戦いの極意を!!」
と、声が聞こえる
「来たか……」
玄武は静かに口を開いた
一方、パラサイト本拠。
退屈そうに足ぷらぷらさせてるパラスの御前にて。
赤の四天王ことハイペリオンが立っていた
「ハイペリオンよ、貴様にしては遠回りな策を使ったな。聖闘士どもをわざわざ集めるとは」
と、タイタンがいう
「虫ケラどもを一匹ずつ潰していては手間が掛かって仕方がない。一カ所に集め、まとめて殺す。この方が効率よかろう」
「フッ、悪趣味な。華々しき戦果、期待しているぞ」
フッ笑いを残して立ち去るタイタン。
一方、パライストラでは四方八方から雲霞の如く押し寄せる大軍勢。
城門で奴等を迎え撃つ、と意気込む光牙に
「ならん」と屋根の上から制止する玄武。
「なんぴとたりとも、戦いに出ること、まかりならん!」
「どういうことだよ!じゃあどうすりゃいいんだよ!」
という光牙たちの前にひらりと降りてくる玄武。
「黙って見ていればいい……」
『光牙、玄武は言ったことは曲げないから
黙ってみてな。玄武の言いたいこと分かるかもよ?』
「どういう意味だよ!!!」
ヴァイオレットはそういうと光牙たちより少し下に降りる
玄武が一人で戦いにいったので
邪魔は出来ないと思ったし
心配だったからだ
テーベを先頭に進軍してきた橋の上へ、
ひらりと、かろやかに着地する玄武。
「そんな!無茶だ!あんな数を一人でだなんて!」
「否!戦いは数にあらず!」
玄武の拳一発で、パラサイト軍の半分がなぎ倒される。
『お~!!やる~』
「戦いの心得、その一!勝敗は、小宇宙で決まる!我が師匠、童虎の教えだ!」
「老師……童虎!僕の父さんの、師匠……。父さんもその教えを聞いて……」
「何やってんだ玄武!そんなこと言ってる場合じゃないだろ!」
と光牙が文句を言う
「そうだよ!うちのティーチャーみたいだぞ!」
と昴が付け足す
「ティーチャー……?もしかして、玄武さんは私たちに何かを伝えようとしている……?」
『気づいたみたいだね。あの子達。玄武でもね、胸騒ぎがする。大丈夫だよね?』
少しと気を遡る昔の玄武は修行など大嫌いで半分話を聞いているのかすらわからない状況であった。
五老峰の大滝の前でそんな玄武に語る童虎
「玄武よ、聖闘士たるもの……まだ見ぬ未来のために生きねばならん」
という言葉を欠伸とともに聞く玄武。
「まだ見ぬ未来ぃ?」
「うむ」
「例えば、わしの教えを受けたお前は、いずれわしより強くなる……」
「へへっ、まあな」
「だが、お前の教えを受けた弟子は、おまえより強くなるやもしれん……その弟子はさらに強くなり、これを繰り返していけば、いつかは聖闘士が目指す究極の領域に達する者も現れよう……」
「げぇ-、気のなげえ話だなあ」
「ほっほっほっほっほ、そうじゃのう、気の長い話じゃ……」
呵々大笑してから、また穏やかに微笑む童虎。
そして今、蒼空を仰ぎながら、黄金聖闘士として師の聖衣を纏った玄武は呟く。
「老師、今ならば、あなたのお気持ちがわかります」
(フッ、今日の俺は機嫌がいい。若き聖闘士たちよ、言葉だけでもわからぬこともあろう)
「伝えよう、師より教わりし、戦いの極意を!!」