星は流れ生きていき、星は流れそして死んでいく
800年近く見てきたこの星空も少し変わった
オピュクスの星の位置が数百年前の位置に戻りつつある。
十三宮がまだあった頃のように……
「リンどうかした？」
「いえ、人も神になれるとは前は思っても見ませんでしたので」
「そういえば、聖闘士で、神になろうとしてその存在を消されたって言ってたねたしか名前は……」
「蛇使い座…オピュクスの黄金聖闘士…オデッセウス…彼の存在を知っていたため、人が神になろうとすると神々の怒りを買うそう思っておりました。」
「それはね。リン。正式な手続きっていうの？正当なやり方をしなければそうやって神の力の前に亡き者にされる。でも、シャーマンキングは、唯一なることが出来る神。」
「はい…」



ピューンと星が流れた



「聖戦が本格的に始まります」
「あぁそのようだね」







それから数日だったある日



ジャミール



肩を震わせる ヴァイオレット



理由を聞くと聖闘士の星座ではないが



小宇宙が。



小さな小宇宙が消えた



パラサイトによってといった。



しかし。



大きな小宇宙しか感じないのに



霊感？
そう思った
だが、霊感だけでもこれだけ分かるのだろうか



『貴鬼。』



ぎゅっと貴鬼は抱きしめてくれた
ボクは安心して貴鬼に打ち明けた



死んだ幽霊がここに来たことを。
他の小宇宙の子を分かることができるのは
その子が自分のところにくるから
ボクはその子を成仏させる
さっき来た子はエルナといっていて
昴と友達だったらしい
だけど戦いをしてパラサイトに殺された
だけど
エルナの意志は昴が告いだからなにも食いはないって
いって
成仏させてあげたこと



「つらかったな。そんなことを一人でさせておて悪かった。私は君から離れない。
私は君がいないとなにもできないからな」



『ありがとう。大好き』



「分かっている……その…あまりかわいい顔をするな。理性を失ってしまうだろ」



『へ？それどういうこと??』



貴鬼を揺さぶる ヴァイオレット
その小宇宙を感じていた人がいた



「また、こんなピンクの小宇宙を・・・。」



「あぁ！！なんだこの甘ったるい小宇宙は！！」



「騒がないでください。ハーピンジャー」



「誰だ！！こんな小宇宙やっているやつ！！」



「貴鬼たちですよ。まったく。あの人たちは」



「いいじゃないですか フドウ」



「アテナ。いまのうちは……ですけどね」そして静かにアテナは思った
先日の ヴァイオレットのアテナの淫紋の話では気にしないと言ってはいたが、貴鬼と婚姻を結ぶと言えば外してあげなければならないと思った



私が外さなければ、彼女は一生産むことはできないのだから



翌日



『貴鬼、僕、少し気になるから、玄武のとこいっていい？』
「玄武のところか。気をつけろよ」
『分かっているよ』
「死ぬなよ」
『えぇわかってる』
しゅんっとテレポーテーションで消えていく



貴鬼、僕は、玄武を助けにいってくるよ



『玄武、久しぶり。手伝いに来たよ』



「 ヴァイオレットか。貴鬼のところにいなくていいのか？」
『少しは、離れなきゃでしょ？ずっとそばにいたら戦いに支障がでちゃうし』
「そんなもんでもないと思うぞ」
『え？』
「ま。頼りにしてるぞ。獅子座 レオの ヴァイオレット」
『あぁ、任せておいて 天秤座 ライブラの玄武」