「黄泉、書類ここに置いておきますよ。」

「あぁ…。それより…凛はやはり来ないのか？」

「そうだな…、多分…来ない。よっぽどの事がない限り。2日前には会って来た…これで1週間は持つ…はずだと…。それに…あなたのことが嫌いなのに同じ空間に居たいと思うほど彼女は…忠実な部下じゃない。」

「そうかな？」

何かを見透かすように蔵馬を見る黄泉

「俺の事を恨むほど憎んでるのは知っているが…お前にだけは忠実な部下だと認知している。」

「…。」

「本当は俺に会わせたくないだけなんじゃないかと思う時もある。」

「どういう意味だ？」

「自分の大切な猫を人間界で匿ってるって思って見てるだけだ。」

「彼女が人間界を気に入ってる。今はこちらに来る理由がないだけだ」

「今はな。蔵馬が2週間も人間界に帰らなければ自ずと来るだろう？お前の猫は。その度に威嚇され、軽蔑され、お前ににくっつくではないか？」

「まぁ黄泉の事を嫌ってるからな。だが、あなたの部下に俺の猫を軽蔑、蔑まれたら俺はそいつらをどうにかするかもしれない。」

「影でやっていそうでなんともこちらは言えないな。だが、俺は嫌われてても気にはしてない。そう思われても仕方が無いと思ってるからな。」

俺は蔵馬の命令できたとかいう妖怪に…
蔵馬に見せても黙りだったからな。
まぁすぎたこと。どうでもいい。