3日目
夢小説設定
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12:00
食堂の中央で午後のスケジュールの話になっているようだった。
私は気にせず、食事の準備をする。
何時もと同じメンバーで…。
「なんだか騒がしいですね。」
「比嘉中だなあれ…。」
隣で野菜を切るジャッカルと米を煮ている観月が中央を見るとなぜかもめているようだった。
「放っておけばいいのに…。集団行動なんて無理よ。」
「そうですね…。」
「ま、俺らはそんなこと言ってないでやるしかないんだけどな。
14:00
片付けも終え、作業小屋のほうへと向かった。
「薪運び?」
「やぁ。うん、そうだよ。」
「手伝う?」
「大丈夫、こういうのは俺たちの仕事だからさ。」
「精市…。」
「わかったよ。そっちの薪の束を持ってきて?食堂に運ぼうか。」
「幸村君!」
「幸村…!」
「丸井、ジャッカルどうしたんだい?」
「薪運びか?それなら俺らがやるよ!」
「これくらいはやるよ。それにリハビリにっもなるからね。」
「幸村君が言うなら…。」
「それ以外でも邪魔かもしれねぇし」
「ふふっ。そうだね。」
「おっと、こいつはマジでそうだったか。悪い。ブン太、退散するぞ。じゃ、凛、頑張れよ!」
「だから、何を⁉」
ただ、二人きりの時間を邪魔されたくなかった幸村と二人きりになることが精いっぱいで、これ以上何をがんばっていいのかわからない凛であった。
14:20
ひぇっ!スコール⁉
ジャージを頭にのせ、建物を探す
さっきの、ジャッカルのセリフ…
邪魔だったか?ってあれは私に行ったわけじゃない…。だとしたら精市に?
なんで?からかい?そんなことしたって精市は、軽く受け流すだけだと思ったけどそうでもなくて…。
少し濡れた服を絞りながら、怪しい空を持あげる。あの精市の言葉は一体…。
どういう意味?
14:30
海辺
「凛?さっきのスコールで濡れたの⁉」
「え?う、うん」
「頻繁に降るから、こうなっちゃったか…。」
「でも大丈夫だよ。それより、洗濯もののほうが…」
「そんなことよりだよ。君が風邪をひいたらダメだよ。」
彼は健康な人が好き 誰かがそういった
本当に精市が言ったかなんて私が確認するすべはなかった。
あれ…なんで優しいの?
「凛?」
「え?」
「ジャージ貸して。」
持っていたジャージを幸村は貰い、自分のジャージを凛に肩にかけた
「これなら、少しはあったかいだろ?」
「なんで…優しくするの?」
「え?優しくするのに意味なんているの?」
不思議な顔をする幸村と幸村のジャージを握る凛だった…。
15:00
着替えを終え、葵くんとあった。
「あ、凛ちゃん!」
「なに?」
「これから、魚を捕りに行くんだけどどうかな!」
「別にいいよ」
…
「それでは、ここにいるメンバーで素潜り漁をしたいと思う」
あれ、私どうして彼についてきたのかな
ちょっと精市見たら、今はダメだと思って少し離れようとしたら普通に仕切ってるし。
「あ、君は籠を持って構えててくれていいからね。」
「うん…」
あれ?今までどうしてたっけ?
今までは…好きだったけどうまくやれてた
あれ???
自分の行動に疑問を持ちながら、皆の素潜りを眺めていると、えっとルドルフの…部長の…馬鹿澤じゃなくて赤澤とか言ってたかな…忘れたけど…。とりあえず、その人がサザエがとれたと話し出す
「サザエ?」
南の海にはないはずだけど…
素潜りをする葵と赤澤
そして、岩のほうではカニを捕まえていた観月と幸村がいた
「これ、ワタリガニだよね」
「そうですね…こんなところにいるなんて珍しいですね。珍しいといえば、彼女があなたと同じ場所にいるのに隣にいないことも珍しいですね。何かありました?」
17:00
海辺
「しょうがなく手伝いにきましたー」
「一言余計やっさー」
「塩ができてる…。」
「わーも、初めてやってみたんだが、うまくできた感じだな。ちょっと味見してみ。」
指に塩をつけ舐める
「しょっぱい」
「どれ、わんも。うん、いい感じ。ほれ、少しもってけ。」
「え?」
「やー手伝ってくれたんだから。」
やった。これで、焼き魚用の塩を手に入れられた。
お礼を言い塩を持ち帰った
17:30
食事を作り、いつも通り食事を食べ、食器を洗うと夜になっていた。