2日目
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7月29日
7:30 管理小屋前
眠い…今そもそも何時だ?
起きてすぐ、特に何もすることはないが、外に出歩いていた。出たところでクマが出るわけでもないし、安全だ。本当に。
「やぁ、おはよう。凛。」
「ん?おはよう…。」
「まだ眠いのかい?」
「うん…。」
「危ないし、一緒に食堂に行こうか。」
「うん。」
さりげなく手を繋ぎ、食堂へと向かった。
「朝から、お熱いのぅ?幸村。」
「朝がいつも遅い君には何も言われたくないよ。仁王?」
「そうですよ。仁王君。ほほえましいではないですか。」
「そうそう…今は、眠いからおとなしいんだよそいつは、頭が起きてたら、今頃パニックだからな!」
柳生の言葉にうなずきながら、今の状況を納得させる言葉を並べるブン太。
「それはもう、顔を真っ赤にしてな」
これはもう、いつもの光景である。
幸村が退院し、復帰後から、少しずつ、からかうようになってきた。
が、凛がいない時か、いたとしても、眠い時かである。
「寝ぼけて、どこかにぶつかったりしたら、ケガするだろ?」
「そうしたら目が覚めるんだからいいんじゃないっすか?」
「赤也…特別メニューをやりたいのかい?」
「冗談っすよ!」
殺されるっと本能的に察した赤也であった。
「ほら、ここに座って。」
端に座らせ、隣に自分も座る
両隣誰かが座るというのを避けているようにも見えるが、無意識にこの行動をとっているのである。
9:00 食堂
比嘉中が来ないっという話になっていた。
待っているとようやく来たので、そのまま、基本のスケジュールの話になった。
「作業時間、そんなに短くていいんですか?」
「自由時間が多いなぁ!うれしいけど」
鳳の跡部への質問のそばで葵が嬉しそうに話す。
「要するに、自主的な練習に任せるって事だね。」
それに佐伯が続いた。
「掃除、洗濯、薪割りは各自の判断でいいんだな。」
ブン太がそれに続いた。
「あぁ、空いた時間で行え。」
「薪割りはいいトレーニングになるよ。」
「自給自足で大変だろうが、何とかして見せろ。」
今朝はまず、このあたりの地形を把握することになった。
午後からの作業は本格的になるらしい。
10:00
地形を把握するため、2人で、海辺を散策していた。
「風が気持ちいね。」
「そうだね。」
「あれ…。」
「ん?」
凛の指さす方向で、比嘉中の平古場が砂浜の中で型を決めていた。
「沖縄武術…?」
「沖縄出身ならそうだろうね。」
「比嘉中の人たちの気持ち、何となくわかるよ?私も、いきなり仲間といわれても信用なんて出来ないし。それよりなら、
ずっと一緒にいた立海のメンツしか信じられないし。」
「まぁ…そうなっちゃうよね。」
俺がいない間でも、結構面倒ごとがあったらしく、荷物へのいたずらも多かったらしい。流石に見かねた彼らが釘を打って終息したみたいだが…仲間のように装ってくる人間を信用できないのは無理もない。
俺もそばにいることができなかったし…。
「この期間中に仲良くなれるかもしれないしね。」
「そうだね。」
だからなのか、女子たちへの警戒心がほかの男たちより強い。俺は構わないけど、彼女の苦にならなければそれでいいんだよな。
「船も見えないし、特にここからはこれ以上の何かが出るとも限らない。戻ろうか。」
「そうね。」 10:30
スケジュールでは作業の時間になっていた。
「そういえば、今の時間って食料探しだっけ?」
「そうだね。山菜を探しに行こうか。」
「手伝うよ?」
「ありがとう。じゃ、この辺で探そうか。あ、山菜わかるよね?」
「精市、流石にそれはわかる。」
食べないが、、見てきてはいる。それはそう、父方の実家が東北であり、山の中であるから。都会育ちたちとは一味違う。
「そうだったね。始めようか。」
「それにしても、珍しいね。」
「珍しい?」
「うん。フキノトウがこんな時期に咲いてるなんて。」
「そうだね。夏に咲いてるんて…。」
「でも、普通に生えてるみたいだし、てんぷらにすれば、食べられるね。」
そんな会話をしながら、ゼンマイ・つくしなどを籠の中に入れる。でも、おかしい…フキノトウは今の時期咲いているわけがない。
何かおかしいと思いながら、大量に山菜を取った。
「うん。これだけ採れば充分かな。じゃあ合宿所に戻ろうか。手伝ってくれてありがとう。」
山菜の入った籠を持ち広場のほうへと向かう。
「肌は大丈夫?」
「うん。長ズボン履いてたし…。大丈夫。」
「よかった。」
7:30 管理小屋前
眠い…今そもそも何時だ?
起きてすぐ、特に何もすることはないが、外に出歩いていた。出たところでクマが出るわけでもないし、安全だ。本当に。
「やぁ、おはよう。凛。」
「ん?おはよう…。」
「まだ眠いのかい?」
「うん…。」
「危ないし、一緒に食堂に行こうか。」
「うん。」
さりげなく手を繋ぎ、食堂へと向かった。
「朝から、お熱いのぅ?幸村。」
「朝がいつも遅い君には何も言われたくないよ。仁王?」
「そうですよ。仁王君。ほほえましいではないですか。」
「そうそう…今は、眠いからおとなしいんだよそいつは、頭が起きてたら、今頃パニックだからな!」
柳生の言葉にうなずきながら、今の状況を納得させる言葉を並べるブン太。
「それはもう、顔を真っ赤にしてな」
これはもう、いつもの光景である。
幸村が退院し、復帰後から、少しずつ、からかうようになってきた。
が、凛がいない時か、いたとしても、眠い時かである。
「寝ぼけて、どこかにぶつかったりしたら、ケガするだろ?」
「そうしたら目が覚めるんだからいいんじゃないっすか?」
「赤也…特別メニューをやりたいのかい?」
「冗談っすよ!」
殺されるっと本能的に察した赤也であった。
「ほら、ここに座って。」
端に座らせ、隣に自分も座る
両隣誰かが座るというのを避けているようにも見えるが、無意識にこの行動をとっているのである。
9:00 食堂
比嘉中が来ないっという話になっていた。
待っているとようやく来たので、そのまま、基本のスケジュールの話になった。
「作業時間、そんなに短くていいんですか?」
「自由時間が多いなぁ!うれしいけど」
鳳の跡部への質問のそばで葵が嬉しそうに話す。
「要するに、自主的な練習に任せるって事だね。」
それに佐伯が続いた。
「掃除、洗濯、薪割りは各自の判断でいいんだな。」
ブン太がそれに続いた。
「あぁ、空いた時間で行え。」
「薪割りはいいトレーニングになるよ。」
「自給自足で大変だろうが、何とかして見せろ。」
今朝はまず、このあたりの地形を把握することになった。
午後からの作業は本格的になるらしい。
10:00
地形を把握するため、2人で、海辺を散策していた。
「風が気持ちいね。」
「そうだね。」
「あれ…。」
「ん?」
凛の指さす方向で、比嘉中の平古場が砂浜の中で型を決めていた。
「沖縄武術…?」
「沖縄出身ならそうだろうね。」
「比嘉中の人たちの気持ち、何となくわかるよ?私も、いきなり仲間といわれても信用なんて出来ないし。それよりなら、
ずっと一緒にいた立海のメンツしか信じられないし。」
「まぁ…そうなっちゃうよね。」
俺がいない間でも、結構面倒ごとがあったらしく、荷物へのいたずらも多かったらしい。流石に見かねた彼らが釘を打って終息したみたいだが…仲間のように装ってくる人間を信用できないのは無理もない。
俺もそばにいることができなかったし…。
「この期間中に仲良くなれるかもしれないしね。」
「そうだね。」
だからなのか、女子たちへの警戒心がほかの男たちより強い。俺は構わないけど、彼女の苦にならなければそれでいいんだよな。
「船も見えないし、特にここからはこれ以上の何かが出るとも限らない。戻ろうか。」
「そうね。」 10:30
スケジュールでは作業の時間になっていた。
「そういえば、今の時間って食料探しだっけ?」
「そうだね。山菜を探しに行こうか。」
「手伝うよ?」
「ありがとう。じゃ、この辺で探そうか。あ、山菜わかるよね?」
「精市、流石にそれはわかる。」
食べないが、、見てきてはいる。それはそう、父方の実家が東北であり、山の中であるから。都会育ちたちとは一味違う。
「そうだったね。始めようか。」
「それにしても、珍しいね。」
「珍しい?」
「うん。フキノトウがこんな時期に咲いてるなんて。」
「そうだね。夏に咲いてるんて…。」
「でも、普通に生えてるみたいだし、てんぷらにすれば、食べられるね。」
そんな会話をしながら、ゼンマイ・つくしなどを籠の中に入れる。でも、おかしい…フキノトウは今の時期咲いているわけがない。
何かおかしいと思いながら、大量に山菜を取った。
「うん。これだけ採れば充分かな。じゃあ合宿所に戻ろうか。手伝ってくれてありがとう。」
山菜の入った籠を持ち広場のほうへと向かう。
「肌は大丈夫?」
「うん。長ズボン履いてたし…。大丈夫。」
「よかった。」