1日目
夢小説設定
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㏘4:00
広場
「合宿所、調べるんだよね。」
「あぁ、一緒に行くかい?」
「うん…!で、どこを調べるの?」
「合宿所の周りを調べてみようと思うんだ。」
「わかった。」
「精市、こっちに湧き水がある。」
「どれ…ああ、本当だ。うん、きれいな水だね。」
「樋が通してあるから、ここで水を汲む様にしているんだろうね。」
「だろうね。流石に近くの川からは飲み水を汲むのは大変だろうし。」
「これ、飲んでも大丈夫なの?」
濾過とかしなきゃならないんじゃ…
「多分大丈夫だよ。でも、できれば浄水器があったほうがいいだろうな」
「そうね…。」
水を飲んで体わるくなっても困るし…。
「そういえば、食堂のほうにそれらしきものがあった気がする。」
「だったら大丈夫かな。でも、こういう湧き水さえ、そのまま飲めないかもしれないっていうのは哀しいことだな。昔は川の水でも、そのまま飲めたって言うからね」
「今と昔は違うからね。」
「あぁ。でもこれだけ出ていれば水に困ることもなさそうだな。」
「うん。」
「よし、それじゃ報告しに行こう。凛、手伝ってくれてありがとう。」
「精市の役に立ててうれしい。」
㏘5:00
「発見したのは以下の通りだ・いかれた無線機。大工用具一式、ランプ、灯油、ポリタンク、浄水器、懐中電灯、ドラム缶、調味料各種」
「必要なものは最低限そろってるな。」
山吹中の…誰だっけ…ジミーズの…
南とかいったかな。幸村以外、基本無頓着な凛である。
「山側から米と野菜がもらえたよ。ラッキーだったね」
「しかし、米も野菜もそんなに量はありませんよ。節約しないとあっという間になくなります。」
千石の言葉に観月が重ねていう。
「そうだな、食料を確保する手段を考えねぇと。」
「釣り道具や、銛があったから海で魚が取れますよ。」
と、六角の葵がいう。
「釣りだけに頼るのは危険ですよ。」
「山側に竹林があるそうだ。あの竹は利用法がいろいろありそうだよ。それから、近くに湧き水があったよ。」
「近くの林には、食べられる山菜やキノコもあったぜ。」
幸村とジャッカルも続いて報告をする。
「山菜や、キノコは毒があるものがありますよ。危険ではないですか?」
「だったらこの図鑑使いませんか?」
不二弟、不二裕太が観月に図鑑を見せる。
山菜大図鑑とキノコ大図鑑の表紙が遠いが見えた。そして、五冊ずつあるらしい。サバイバルの準備ができてるって感じ。
「あぁ使えるな。それさえあれば、間違いはなくなるだろう。」
「毎日消費されるものは、食料、水、燃料といったところですね。手分けして調達するべきでしょう。」
そんな会話がされ、一時解散となった。