4日目
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7月31日
8:00
跡部から、ここでの生活は慣れたか?という話になっていた。慣れるわけないだろっと思いながら、本日は、葵くん・不二弟・観月さん・ジャッカルが手伝ってくれている。
昨日採れた貝の味噌汁がメインの様だ。
「こっちは終わったぞ」
ジャッカルが米が炊き終わったという
「ありがとうございます。裕太くん。凛さんの手伝いをお願いします。あなたは、食器を葵くんとお願いします。」
朝から、テキパキと支持を出す観月。
「みんなは、本当に朝のミーティングでなくていいの?」
「あ~ブン太と幸村聞いてくれてるし。大丈夫だ。」
「僕たちも赤澤さんと柳沢さんが聞いてるんで。」
「僕のところも、バネさんたちがきいてるんで大丈夫だよ!」
「っということなので、遅くなると文句をいう人たちもいますのでさっさとやってしまいましょう。」
8:10 食事を食べ、9:00分には片付けをしていた。
10:00
「あ、凛!」
「?」
「最近、ずっと手伝ってくれてるね。」
「まぁね。つい足が向いちゃうからさ。迷惑だった?」
「そんなことないよ?俺はキミと話をしていると楽しいしね。」
「そう…それはよかった。」
「だったら、これからも会いに来てくれる?って言っても俺たちずっと一緒にいるんだけどさ。」
「そうだね…」
あれ?口元を袖で隠す凛を不思議と思う幸村。照れてる?まさかね。俺が浮かれてるからかな?こんな風に思うのは。
「いつでも待ってるから。」
うんっとも声にならず、静かにうなずく凛。愛おしいなっと、触れば意識しちゃうし、触らないことが得策。こんな、大変な時なのにドキドキするなんて…。吊り橋効果?っと一瞬脳裏をよぎるが、違う。これは吊り橋効果なんかじゃない。俺はこんなサバイバル生活が始まる前から好きなんだから―。
10:30
食堂前
さっきの精市のセリフは…期待してもいいの?いつにもまして落ち着かない…。それより、彼がいない。30分程見てない気がする…。探索の時間でも、練習する時間でもないはずだけど…。変なところ行ってなきゃいいんだけど…。
「あ、いた。」
「精市?」
「探してたんだ。」
探されるようなことしたっけ?約束してたこともないし、悪いことをしてない。
「はい、これ。」
「これって…ハイビスカス?」
「そう。きれいだったからさ、取ってきたんだ。熱帯の花としては有名だね。気に入ってくれた?」
「うん…。」
「こうしたらもっといいよね。」
あれ、これって…前にされたような…。耳にハイビスカスを左耳にかけられる。
「ハイビスカスの花言葉は、常に新しい美。俺は君といれるのが毎日新鮮で楽しいよ」
「え?」
「じゃ、それしばらくつけててね。」
その場に残され、ポカーンとしてしまう。
…
「幸村、すごくうれしそうだな。」
ジャッカルに話しかけられ楽しそうにする幸村。
「ん?あぁ…ハイビスカスを見つけたからさ。彼女にあげたんだよ。」
まぁ、あの子は星の知識はあっても花の知識は結構メジャーなものとか俺の教えたものしか知らないからなぁ…。
ハイビスカスは右と左の耳につける位置が違うだけで意味が変わってくる。
右は未婚・左は既婚。これをわかるのは比嘉中くらいかな…?