1日目
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全国大会前のある日のこと
豪華客船の話が舞い込んできた。船上で開かれるパーティで、合宿の余興としてパーティが行われるらしい
船にはテニスコートもいくつか用意されてるようで他校の選手も呼ばれるらしい
私たち立海は、満場一致で参加することとなった。
船では、氷帝の榊監督より、合宿中は食事は自給自足で、ちゃんと取れる訳では無いという話をされている
そんな中、突然の嵐に巻き込まれ、船に異変が置き、そのまま救命ボートに乗った私たちは遭難してしまう。
そして無人島につき、大人たちが居ないことを悟った。
中学生全員のいることは確認が取れた。そして、そこで乗り合わせた船長の娘とその友達、小日向つぐみ と 辻本彩夏 という2人の女子も一緒に。
そして、いつ終わるとも思えないサバイバル生活が始まった。
7月28日
海に漂着し、海辺から、広場までやってきた。そこでは、これからのこと、今ある食糧などは1日ほどしか持たないということ。
どちらにしろ、合宿を1週間する予定だった。だから、1週間以上音信不通の場合、救助が来るのではないかという話となった。
1週間ちょっと…なら、全国大会には間に合うか…。それより、精市の体が心配。病み上がりもいいところ。すぐに合宿に参加するといったから私も心配でサバイバル生活に参加を決めた。
ただ、耐えられるのだろうかという不安しかないが…。
「大丈夫…?」
「え?うん…。」
「薬は持ってきてる?」
「うん…。1週間は持つはずだし、最近は、 落ち着いているから大丈夫よ。」
「そう?でも、環境が変わったり、ストレスがかかると君はよく喘息を起こしていたから、心配だな。」
「私より、リハビリからすぐに合宿に参加するといった精市のほうが心配…。まだ、全力も出せないのに…。」
「大丈夫。俺はもう、十分戦える身体だよ」
…
今、約40人の中学生がいる。彼らを二手に分け、山側、海側として探索をするというもの。
「女子たちはどうするんだい?」
「どこに入ってもらっても構わない。」
「なら、うちのマネは俺と一緒に海側かな。」
「そいつに決めさせなくていいのか?」
「山に行くとこの子肌荒れがひどくなるからさ、ただの草原レベルじゃないでしょ?それに、薬もかなり使う。それなら、海のほうが、体にはいい。」
どうかな?っと彼が言う。
「そうだね…。そうする。」
そしてほかの2人、
小日向つぐみは山側
辻本彩夏は同じ海側と別れることになった。
お昼ご飯を食べた。
他校でもそれなりに仲良くはできているが比嘉中だけは距離を置いている。
最初の態度が態度だったために無理もない。ただ、全国大会に行くほどの実力はあるのは分かる。
沖縄に似てる孤島で尚且つ、海も知らない人の指示に従えないこと、
それと、仲間と言われても他校なのだからいきなり味方と言われても困るもの
分かる…。精市の邪魔さえしなければ私はどうも思わない…。
…
話が進むにつれ、部屋割りの話となった
中央のペンションを女子3人で使えとの指示
精市は、猿山の大将じゃなかった、氷帝の部長、跡部景吾と下僕、樺地宗弘との3人部屋か…。
まぁいいか…。
部屋もそこまで遠くないから…大丈夫
「では各自、部屋に荷物を置いてこい。それが済んだら、ここにもう一度集まれ。」
海側と総合的なリーダーとなった跡部が指示を出し、1度その場を離れる 「立海のマネージャーさんだよね?よろしくね。私、辻本彩夏」
「私は、小日向めぐみ」
「雨宮凛です…。」
女子一人と思ってたものが3人に増え、
さらに大人たちもいない状況
ここで変に仲良くしていこうなんて今の心理的に無理。
それにあの跡部って人も私に自由にしてていいって言ってたし、
基本は精市といる。
でも、海辺も気になるんだよな
比嘉中に接近してみようかな…
沖縄出身なら塩の作り方くらい知ってるはず…
もしかしたら塩をくれるかもしれない
荷物を置き、外へと出ると丁度、彼、精市も外へと出てきていた
「あの子たちはいいの?」
「ん〜なんかいいかなって…」
恋敵になりそうな人が増えないと油断してた…。仲良くして、彼の事教えてなんて言われたら私は…
「どうかした?気分でも悪い?」
「全然大丈夫。」
今はまだ…。そんなことを考えていると広間についた。
「じゃぁこれから何をしていくか決めていくぞ」
「この近辺を調査した方がいいね。何があるか調べておかないと。」
跡部の言葉に幸村が言う
「んふっ、賛成です。今は何より情報が欲しいですからね。」
観月もそれに続いた。
「わかった。まずは合宿所内の調査を始めるか。使えるものがないか探せ。」
「わたしもやります!」
辻本がいう
「ん?ああ、いや。お前とそれから立海のマネは、ほかのだれかを手伝ってやれ。」
「あ、はい。わかりました。」
「はい。」
まぁ立海のメンツ以外と絡む気がないけど
「おい、樺地」
「ウス…」
「どうも比嘉中の奴らが気になる。調査してこい。」
「ウス」
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