防衛隊選別試験
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目まぐるしかった日々が過ぎ、とうとう、2次試験当日を迎える。試験会場は――防衛隊第3部隊 立川基地。保科副隊長がいるところだ。ここにあの人がいる、会えるかもしれない。そう思うと、心臓がうるさいくらいに音を立てた。
だけど、それは頭を振って、払った。隊員になる為にここにいるのに、恋がどうだ等、言っている暇はない。例え隊員になれたとしても、この恋が実ることはないのだ。
会社の車で立川基地の駐車場に入る。日比野先輩が乗せてきてくれた。もちろん、市川くんもいる。そして、四ノ宮キコルに出会った。防衛隊長官 四ノ宮功のご息女。そんな彼女の傲慢な態度に、苦手意識が湧いた。
だが、あまり気にせずに試験を受け、体力審査を終えた。次が最終試験。市川くんが言うには、解体等、怪獣の知識が必要な試験と聞いたが、変わってないといいな。
第2演習場へと案内され、重厚なゲートの前に立った人物に目を見張る。ダメなのに…これ以上惹かれたら、戻れなくなる。それでも、自身の心を制御することは出来なかった。心臓が音を立てていた。
「僕は今回、2次試験の選考委員長を任されとる、第3部隊副隊長の保科や。適性審査はこちらの演習場でやってもらう」
柔らかい声が鼓膜を震わせる。あの時みたいに優しい声だった。心が、惹き込まれる。一度目を瞑り、深呼吸をしてから、保科副隊長の声に耳を傾けた。鼓動に応えるように、手は未だに震えている。
ここの演習場で怪獣を――"討伐"する。解体じゃなかった…それでも、やれることはやる。ここを乗り越えなければ、夢はまた遠のいてしまうのだ。
このままだと危険過ぎるので、防衛隊の戦闘スーツを着るよう指示された。場所を移り、スーツに腕を通す。スーツは勝手に肌に張り付き、筋肉が熱くなる感覚がした。
「3%……」
スーツと連動している目の前のモニターに、"3%"と表示されていた。これは、スーツの戦力をどれだけ引き出しているかの指標、解放戦力と言うもの。
市川くんは8%、四ノ宮キコルちゃんは…46%!?キコルちゃんに驚いていると、日比野先輩が0%だということを知った。
今の時点で0%でなければ、合格。
5年間、トレーニングを怠ったことがない私が3%だったのには、さすがに肩を落とした。
だけど、それは頭を振って、払った。隊員になる為にここにいるのに、恋がどうだ等、言っている暇はない。例え隊員になれたとしても、この恋が実ることはないのだ。
会社の車で立川基地の駐車場に入る。日比野先輩が乗せてきてくれた。もちろん、市川くんもいる。そして、四ノ宮キコルに出会った。防衛隊長官 四ノ宮功のご息女。そんな彼女の傲慢な態度に、苦手意識が湧いた。
だが、あまり気にせずに試験を受け、体力審査を終えた。次が最終試験。市川くんが言うには、解体等、怪獣の知識が必要な試験と聞いたが、変わってないといいな。
第2演習場へと案内され、重厚なゲートの前に立った人物に目を見張る。ダメなのに…これ以上惹かれたら、戻れなくなる。それでも、自身の心を制御することは出来なかった。心臓が音を立てていた。
「僕は今回、2次試験の選考委員長を任されとる、第3部隊副隊長の保科や。適性審査はこちらの演習場でやってもらう」
柔らかい声が鼓膜を震わせる。あの時みたいに優しい声だった。心が、惹き込まれる。一度目を瞑り、深呼吸をしてから、保科副隊長の声に耳を傾けた。鼓動に応えるように、手は未だに震えている。
ここの演習場で怪獣を――"討伐"する。解体じゃなかった…それでも、やれることはやる。ここを乗り越えなければ、夢はまた遠のいてしまうのだ。
このままだと危険過ぎるので、防衛隊の戦闘スーツを着るよう指示された。場所を移り、スーツに腕を通す。スーツは勝手に肌に張り付き、筋肉が熱くなる感覚がした。
「3%……」
スーツと連動している目の前のモニターに、"3%"と表示されていた。これは、スーツの戦力をどれだけ引き出しているかの指標、解放戦力と言うもの。
市川くんは8%、四ノ宮キコルちゃんは…46%!?キコルちゃんに驚いていると、日比野先輩が0%だということを知った。
今の時点で0%でなければ、合格。
5年間、トレーニングを怠ったことがない私が3%だったのには、さすがに肩を落とした。
