恋 人 ✖︎ 以 上
名前
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ディスプレイには”五条悟”の文字
最近私の休みの日に必ずかかってくる様になった
基本的に家に1人な私は意外とこの電話が嫌じゃなかった
『もしもし』
「お疲れ〜何してんの?」
悟が電話してくるのは恐らく仕事が終わって帰宅し色々済ませた後だ
そのためいつも時刻は23時過ぎ
『逆にこんな時間に何してると思うの?』
「ははっ確かに」
いつも特にたいした話があるわけでもなく
今日の仕事がどーだったとか、あの女上司の愚痴。
悟もあいつが嫌いだったのはびっくりだ、さすが。
ネコ被りが上手い事
あとは本当にくだらない事ばかり話していた。
そんな些細な時間がいつの間にか私にとってはすごく
楽しい時間になっていた
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23時過ぎ、この時間に電話をしてくる奴は1人しかいない
『はーい』
「ねぇなんか僕に言ってない事ない?」
『へ?』
なんだいきなり。あんた私の彼氏か?と
突っ込みたくなる様な一言
『え?何が特に思い当たる事なし』
「名前彼氏いたの聞いてないんだけど
しかも同棲してんだって?」
『え?あぁ〜言ってなかったっけ?
話してると思ってたよ』
「ふーん。僕達の仲なのに僕だけ知らなくて
傷付いたんだけど〜」
『何それウケる。まぁでももうただの同居人だよ』
「へー。てか同棲してんのにいつも電話出るよね」
『あー彼氏夜仕事してんだよね。だから基本1人なの』
「ふーーん。」
な、何だ電話越しからでも伝わってくるこの不機嫌オーラ・・・。
『さ、悟こそ彼女いるくせにどんだけ私に電話してくんのよ
私の事大好きじゃん』
「名前と話してる方が楽だからねー」
”楽って何だ‼︎ディスってんのか?
てか大好きってとこスルーすな‼︎突っ込め‼︎”
「お互い干渉しないってのが付き合う時の約束だし。
僕束縛とか無理だし。」
『悟っぽいわ』
「それに僕性欲が強いんだよね〜だからお互いバレない様に遊ぶ。
それでもいいって言うから付き合ってんの」
『ほ、ほーーーーう。。。
私には理解できんわ・・・・まぁでも隠れて遊んでるよりはマシか』
「でしょ?騙してるわけでもないしね〜」
捻くれた恋愛観
”浮気すんなら絶対バレない様にやれ
バレなきゃやってない事と同じ”
そんな考えは私にもあるけど
絶対遊ぶのが前提で付き合うなんて
好きな人が他の女を抱いてるなんて
考えるだけで無理すぎだ