恋 人 ✖︎ 以 上
名前
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うん、きっと夢だ
そう思うことにした
『おはようございまーす』
”おはよー”
”おはようございます”
「おはようございます」
相変わらずの爽やかスマイル全開の五条さんだ
”やはり夢か、そうよね夢夢”
今日もいつもと変わらずやりがいのない仕事に励む
・・・と言っても基本的に暇なのだ
正直この職場はなかなか終わっていると思う
全国に何店舗か展開されているサロンなのだが
まぁお客様はなかなか来ないもので。
さくっと事務処理を終わらせるとやる事がない
あとは気が向くと施術の練習をするぐらいだ
『・・・暇だ。』
私以外のスタッフは珍しく全員接客中だ
基本的に予約制なので急に誰かが来る事もない
ーーーーーーガチャ
「あ、お疲れ〜」
『五条さん、お疲れ様です』
彼は入って間もないってのにあっという間に指名だらけだ
「悟」
『へ?』
「悟って呼んでって言ったじゃん」
『え、あれ?夢じゃなかったのか・・・・?』
「夢?何言ってんのおかしな子ね〜」
『一応先輩!私一応先輩‼︎』
”1ヶ月しか変わらんけど‼︎”
「ククク、先輩はいつも暇そうですねぇ〜」
『ちょっ・・・‼︎』
”いや事実だけど‼︎こいつ・・・・本性はこっちか・・・”
ニヤニヤと楽しそうにしやがって
『もしかしてネコ被ってたの?』
「んーまぁめんどくさいけどうまくやってく為にはね〜」
『そ、そうですか』
騙された
この顔面に完全に騙されたわ
「ね、お腹すいたね‼︎飯行こー」
『な、なんであんたと行かないといけないのよ』
「どーせ暇でしょ、仕方ないから僕が奢ってあげる」
『む・・・・・』
「ほらほら行くよ〜」
なんてマイペースな奴・・・・。
しかし顔面が最強すぎて流されてしまう私も私だ