恋 人 ✖︎ 以 上
名前
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「・・・・名前〜
こら起きなさい」
『・・・・んー』
「遅刻するよ〜」
『・・・・‼︎‼︎
な、なんで!!?』
「なんて顔してんの?ウケる
おはよ名前〜」
あ、そうだ・・・昨日から悟の家にお邪魔させてもらってたんだ
『お、おはよう・・・』
寝起きであの顔面かよ・・・なんか腹経つわね
「早く準備しないと遅刻するよ」
『あ、うん』
意外とよく眠れた自分の図太さに呆れる
はぁ・・・・早く家探さなきゃ荷物もまだあっちにあるし・・・
ささっとメイクをして寝癖を直す
『悟、何してんの?』
「朝ごはんの準備だけど、名前はコーヒーでいい?
僕はココアだけど」
『こ、ココア?んーじゃ私もココアで、ありがとう』
「OK、これそっち持ってって」
『はーい』
何これ超美味しそうじゃん・・・・‼︎
悟って料理までできるの?!
まさかのハイスペック男子じゃん・・・
「はい、ココア」
『ありがと!!てかごめんただでさえ迷惑かけてんのに
朝ご飯まで』
「別に迷惑と思ってないけど。まじで気にしなくていいから早く食べよ」
『・・・ありがとう、いただきます』
「どうぞ」
『んっうまぁ〜♡』
「当たり前でしょ僕が作ったんだから」
悟がもし彼氏で同棲したらこんな感じか。悪くない
なんて思った私はどうかしている
こいつには彼女もいる
おまけに性欲モンスターなのだ。無理、絶対無理!
「僕、同棲とかした事ないんだけどこんな感じなんだね〜」
『ど、同棲じゃないから私たちは』
「他人と住むとか無理って思ってたけど
名前とだったら全然ありだね」
『なっ・・・・何言ってんの全く・・・。
そういう事は彼女に言ってあげなよ・・・////』
「名前って意外と変なとこ気ぃ使うよね」
『いや変なとこってか普通だと・・・』
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「おはよーございまーす」
『おはようございます』
「五条さん、苗字さん、おはようございます。
苗字さん、今日は朝一で指名入ってますのでお願いしますね」
『わかりました』
「名前指名なんて珍しいねぇ〜」
『うっさい‼︎』
「・・・・元気そうですね、よかった」
「名前さん、いつも通りですねよかったぁ〜」
「釘崎さん、あなたも今日は指名が入ってますよ」
「えっ・・・はぁい」
「ふぁあぁ〜・・・・」
「五条さん、仕事中に欠伸なんてしないでくださいよ」
「あぁ〜・・・へーい。」
結局僕はほとんど眠れなかった
隣で気持ちよさそうに眠る名前
なんとも複雑な気持ちになりながら本を読んでいた
全く・・・僕のことを信じすぎてるのか
もしくは僕を男として見ていないのか
あぁくそ眠い
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『お疲れ様で〜す』
ーーーーーーーーーーーシーーン
誰もいないのか
「・・・あぁ・・・・・あぁそう」
ん?悟?
誰かと電話してるのか
「あぁ・・・・え、今日?
うん・・・うん・・・・わかったよ、じゃ
あぁ〜めんどくせ」
『あ、お、お疲れ様』
「お〜お疲れ〜
あ、今日僕用事あるから先帰ってて。これ鍵」
『わかった、ありがと』
電話の相手は彼女か遊び相手か・・・・
私には全く関係ないけど
あ、そうだ布団買いに行かなきゃ
荷物も取りに行ってこようかな
早く・・・・早く出て行こう
じゃないと後戻りできなくなりそうで怖い