恋 人 ✖︎ 以 上
名前
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ふわふわしてなんだかとても気持ちが良い
久しぶりに優しく頭を撫でてもらった
あれ・・・?今日彼は出張だったはず
・・・・早く帰って来れたのかな?
昔を思い出す、昔は帰ると必ず私の部屋に来て今みたいに
優しく頭を撫でてくれた、それが嬉しくて私は寝たふりをしていた
大事にしてくれてると思っていたのに
『・・・・イッタ〜
ん・・・・・・?あ、あれ』
「・・・・スー、スー・・・・・・」
『・・・・・っ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎』
すぐ目の前にありえないぐらい整った顔面がある
間違いなく私の彼のものではない・・・・。
や、やっちまった
思い出せ思い出せ私・・・・・・
「ククク・・・・何そんなに慌ててんの?」
『さ、悟・・・・‼︎‼︎・・・うっ・・・あったまいたぁ・・・・』
「あれだけ飲めばね〜」
『あ、あの〜・・・・・・』
「ねぇもしかして覚えてないの?」
”で、ですよね・・・・あぁなんて事・・・。”
『ご、ごめんなさい、ご迷惑を・・・・・』
「いや僕は全然気にしてないよ、むしろご馳走様♡」
”最悪だ・・・・私には彼氏が、一応彼氏がいるのに・・・・
人生で初めての浮気を・・・・・”
『あぁ〜・・・・・なんて事を・・・・』
「はははっ嘘だよ、何もしてないから安心してよ」
『へ・・・・?!』
「まぁ着替えだけは許してよ
名前って思ってたより巨乳っ・・・『ばか‼︎//////』
「いてっ・・・ごめんごめんって」
『もぉ・・・・。ごめんね、迷惑かけて・・・・ありがと』
「良いよ、飲みたくなったの僕のせいみたいだしね」
『・・・・ううん、悟のせいじゃないよ』
「あ、名前は1人で飲み行くの禁止ね?
あんなんじゃすーぐ飢えた狼に喰われるよ。
僕が飢えた狼じゃなくてよかったね」
『く、喰われないわよ‼︎私なんか』
「酔った名前、すごく可愛かったよ」
『・・・・・‼︎//////
わ、悪かったわねいつもかわいくなくて‼︎////』
あぁ本当に可愛くない私、、、可愛くないなぁ
「それよりごめんね、勝手に僕の家に連れてきちゃって
名前の家に行って彼氏いてもまずいかなって思ったんだけど
どっちにしても無断外泊させちゃったよね」
『・・・・悟って良い奴だね』
「え、何急に」
『ううん、大丈夫だから気にしないで‼︎
昨日から出張って言ってたし、そうじゃなくても多分何も言われないから』
そう言いながら名前は笑っていたけど
無理してる事ぐらいすぐにわかった
「無理して笑わなくて良いよ」
『え?私無理なんかしてないよ』
「そう・・?なら良いけど」
『悟って意外と優しいよね』
「今更?もしかして名前も僕に惚れちゃった?」
『無理。』
「即答かよ酷いな〜」
”やっぱり昨日言ってた事なんか覚えてないか”
『でも・・・一途な悟なら好きになるかもね』
「・・・・え?」
『ふふ、何その間抜けな顔‼︎冗談に決まってるじゃん‼︎
そもそも一途な悟なんて想像できないよ』
「本当にきみは失礼な子だね」
何故かわからないけど、僕は少し嬉しかった
冗談だと名前は笑ったけどあの時と同じ言葉を
彼女が僕に言った事が何故かとても嬉しかった
「あ、朝ご飯食べてく?」
『食べる』
「ククク、了解」
僕は男女の友情なんて成立しないと思っている
男と女が2人で同じ部屋に居たらヤルことなんて一つしかない
でも僕は初めて女の子と同じベットで一晩寝て何もしなかった
自分でも正直ビックリしている
もしかしたら男女の友情は成立するのかもしれない