【 H B D ナ ナ ミ ン ♡ 】
名前
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7月3日
大切な大切な日です♡
「ナーナーミーーーーン‼︎」
「虎杖くんその呼び方はやめて下さい」
「え?ナナミンはナナミンでしょ?」
「もういいです。何か用があったのでしょう?」
「ナナミン誕生日おめっとー‼︎
いつもありがとねナナミン‼︎‼︎」
「七海さんおめでとうございます」
「おめでとうございますー!!」
「あ、あぁすっかり忘れてました。
皆さんありがとうございます」
「これ‼︎いつもナナミンが食ってるパン‼︎」
「なんですかこの量は。こんなに食べ切れると思ってるのですか?」
「あるだけ買ってきたんだ‼︎ナナミン好きだと思って」
「だから言っただろその量は迷惑だって」
「虎杖、あんた絶対喜ぶって自信満々だったわよね」
「・・・ありがとうございます。
ありがたく頂きます。」
「おう!!!!ナナミン本当におめでとう!!」
自分の誕生日なんてあるようでないようなもの
すっかり忘れたいた
「七海ぃ〜〜」
「五条さん、何か用ですか」
「何その大量のパン!!ちょーだい!」
「嫌です。」
「ケチ〜‼︎そんなにあるんだから一つくらいいいでしょ〜」
「よくありません。これは私が責任を持って食べます。」
「ちぇ〜」
「用がないのなら私はこれで」
「あっ七海ぃ〜今日誕生日っしょ?
はい、これは僕からのプレゼントだよ♡」
「・・・・ありがとうございます。」
この人からのプレゼントなんてきっとろくなモノじゃない
『あ〜‼︎‼︎やっあぁぁっと見つけた‼︎
ナナミン〜‼︎』
「・・・・・名前さん。その呼び方は・・・・」
『ふふ、ごめんなさい、ナナミンって可愛くて呼びたくなっちゃって』
「そうですか」
『ねぇそのパン何??』
「あぁこれは虎杖くんたちが・・・
『まさかプレゼント??!』
「え、あぁはい。」
『ショック・・・・私が一番にお祝いしたかったのにぃ』
てっきり私の誕生日なんて彼女は知らないのではないかと思っていた
「私の誕生日なんて知っていたのですね」
『当たり前じゃない‼︎
好きな人の誕生日だもん!おめでとう、七海くん』
「ありがとうございます。」
この年になったら誕生日なんて特にめでたい事でもないと思っていた
しかし好きな方に祝ってもらえるのは嬉しいものですね
『今日はね七海くんのために料理作ったから部屋にきて!』
「それは楽しみですね」
ごく自然に彼女は私の手を握り嬉しそうに笑っている
こんなに穏やかな気持ちになれる日が来るなんて
術師である以上そんな平穏な日が来るなんてないと思っていた
「これ全てあなたが作ったのですか?」
『そうだよ、七海くんに喜んでもらいたくて頑張ったのよ』
「・・・すごく嬉しいです。食べてもいいですか?」
『もちろんっ』
「・・・・うん、とても美味しいです」
『よかったぁ・・・七海くんグルメだから心配だったの』
「名前さんの手料理がどんな料理よりも美味しいですよ」
『ふふ、ありがとう
七海くん・・・本当におめでとう。
生まれてきてくれて、私と出会ってくれて、私を好きになってくれて
ありがとう。大好きだよ』
「こちらこそですよ、名前さん。
あなたが大事です、本当に。好きです」
自然にお互いを抱きしめお互いの温もりを感じる
私たちにとって当たり前ではないこの瞬間を大事にしたい
『・・・・七海くん、何か落ちたよ?』
「・・・・・あ、それは」
『・・・・‼︎‼︎な、なな、、、ななな、、みくん//////』
「・・・・・?」
『こ、これは・・・・・//////』
「・・・・‼︎‼︎」
”僕からのプレゼントだよ♡”
「あ、あの人は・・・・・何を考えて・・・・」
『・・・・使う?////』
「な、あなたは何を・・・・‼︎‼︎
嫌です、それじゃあの人の思う壺です。
・・・・それは次の時に使います」
『・・・・・‼︎‼︎///////』
「ククク、七海、僕のプレゼント喜んでくれたかな〜♪」
「先生ナナミンに何あげたの?」
「フッフッフ、それは子供には言えないよ♡
まぁ二人が幸せになれるものさ」
「二人?」
「そっ!七海と名前がもぉぉっと幸せになって仲良くなれるもの♡」
「へーさすが五条先生!!!!」
「絶対ろくなもんじゃないわね」
「だろうな」
『七海くん、今日はずっと一緒に居られる?』
「はい、今日はたまたま任務がないので。
一日一緒に居ましょう。どこか行きたい所はありますか?」
『七海くんと居られるだけでいい、ゆっくりしよう』
「あなたって人は・・・・・愛しくて仕方ない人ですね」
『来年も二人でお祝いしようね』
「その前に名前さんの誕生日、楽しみにしておいてくださいね」
7月3日♡ナナミンおめでとう♡
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