最 強 ✖︎ 最 強
名前
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「僕のところにおいでよ」
この男は何を言っているのか
仮にも私はまだ未成年だし
一応ろくに話もしないけれど両親もいる
「早い方が良いよねぇ〜明日迎えに行くから準備しといて」
『ちょっと何勝手に話進めて・・・』
「ん?何寂しいの?名前がよければ今すぐでも良いけど」
”ダメだ、この人話が通じない”
『いやそもそもなぜあなたのところに行かなくちゃいけないの?』
「ん〜そうねぇ簡単に言えば君を守るため。
それにあそこはきみの居るべき場所じゃない」
『・・・・は?』
そうそう一応きみのご両親にはもう話してあるよ
”呪い”のことは伏せてるけどね
最初はしぶっていたけどね
金を渡したらあっさりOKしてくれたよ
”聞いてもいない事をベラベラと。
本当になんなんだろうこの人は
私は両親に売られたって言われてるようなモノじゃないか”
「何?もしかして悲しいの?」
『・・・別に。愛されてない事なんてわかってたし。』
「本当に嘘が下手だね名前は」
『嘘なんかじゃ・・・』
「悲しむ事なんかないさ、きみを大事に思ってくれない奴らのために泣く事なんかない。」
ーーーーーポンポン
「僕はねあいつらより名前を大事にできる自信があるんだ、
だから安心して僕のところに来れば良いよ」
私の頭では何がなんだかわからなくて
この人が何を言ってるのかもまだ理解できていない
でももし
もしも私の”居場所”がこの人の言うところだと言うのなら
『わかった。今すぐ行く』
”信じてみたい”
そう思った