最 強 ✖︎ 最 強
名前
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あれから特に変わった事もなく
何事もなく毎日が過ぎて行った
誰かと話す事もなく今日もまた1日が終わる
”帰ろう”
教室を出て下駄箱に行き校門へ向かう
『ん・・・?』
”ねぇあの目隠しどうなってんのかなー?”
”なんかのコスプレー?”
何やら生徒たちが騒ついている
目隠し・・・?コスプレ・・・・?
心当たりがある様な気がするがまぁ私には関係ない。
「あ、いたいた‼︎おーーい名前ーー‼︎‼︎おーーい‼︎」
大柄の男が大きく手を振ってこちらへ向かってくる
『げっ・・・・!!!!!!』
「ちょっとー命の恩人に向かってげっ!はないでしょー‼︎」
この珍しい白い髪に怪し過ぎる目隠しのニヤケ面。
間違えようがない”五条悟”
もう二度と会いたくなかったのになぜ・・・・‼︎
ーーーーーーーーーーーザワザワ
『ちょっとなんでいるんですか?!はっ恥ずかしいから静かにして‼︎』
「あぁごめんごめん、僕って目立っちゃうんだよねぇ」
”当たり前だろ‼︎そのデカい身体に怪しいでしかない目隠し‼︎”
「名前ちゃ〜ん?きみは思ってる事口に出しちゃうとこあるよ?」
無意識なんだろうけど〜気を付けなさい〜?
んーホントは疲れるし嫌なんだけど・・・
なんてボソボソ言いながら目隠しに手をかける五条
『え・・・・・』
近くに居た生徒達がさらに騒ぎ出す
”キャァーーーーー‼︎‼︎”
”誰あれ?かっこいー‼︎モデルかなー?”
”撮影でもやってるのかなー?”
目隠しを取ったあの怪しい男はまるで別人
あまりにも綺麗過ぎる青い瞳、整い過ぎた顔立ち
『綺麗・・・・』
気づいた時には”五条悟”は女子生徒達に囲まれていた
”お兄さんモデルさん〜??”
”かっこいいー今から遊びに行こうよー!”
”連絡先教えてよお兄さーん”
”嬉しそうにニヤニヤしちゃって・・・くだらん帰ろう”
・・・・・・っっ!!!!!!!??
歩き出そうとした瞬間、体をグイッと何かに掴まれた
「あぁーごめんね、僕今からこの子とデートなんだよね」
『・・・・はっ?!』
さぁ行くよ名前
私の肩を抱き鼻歌を歌いながら歩き出す五条悟
”なんなの・・・?!”
背後から聞こえてくる女子達の僻みの声も気にせず
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ちょっと・・・‼︎あなた何考えてるんですか?!
ま、まさかストーカー???!』
肩にあった五条の手を振り払う
「なんてこと言うのこの子は!」
僕はねこう見えても”先生”なんだからね
なんて信じられるわけがない事をドヤ顔で話している
『そ、そうですか・・じゃあ私帰りますから』
「あ‼︎ちょっとちょっと待ちなさい!きみはこれから僕とデートなの」
急に顔を近づけてきて綺麗過ぎる青い瞳から目を離せなくなる
『ちょっ・・・・・////////』
「そんなに見つめるなよ照れるだろ?」
”1ミリも照れてない癖に”
「ほら行くっしょ?僕と初デート♡」
ニヤリと笑い、NOなんて言わせる隙もなく私の手を握り歩き出した。