最 強 ✖︎ 最 強
名前
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「ごめんって!ほらなんでも好きなもの買ってあげるから許してよ」
「え!いいの?!じゃ俺焼きそばとフランク!!」
「いくらでも買いなさい」
「ったく!!心配したんだからね」
『野薔薇ちゃんごめんね』
「名前ちゃんは悪くないの
どーせ先生が無理矢理連れてったんでしょ」
「恵にちゃんと連絡いれたんだよ?」
「すいません、俺が伝えるの忘れてました」
「えーじゃあ恵のせいじゃない?」
「まぁいいじゃん!!楽しもうぜ!!」
「そそっせっかくの夏祭りだよ〜
楽しまないと」
皆であちこち歩き回って
たくさん食べて
はじめて射的と金魚すくいをやった
難しくて私は何も取れなかったけど楽しかった
「そろそろ帰りましょう」
「そうだね」
「いや祭り最高だったわ!!」
「悪くなかったわね」
『本当に楽しかった!
皆で来れて本当によかった』
「名前ちゃんが楽しんでくれたならよかったわ」
「いいね!!青春だね〜みんな楽しそうでよかったよ
じゃみんなは先に帰ってて、僕名前と寄りたいとこがあるんだ」
『寄りたいところ?』
「へいへーい」
──────────────────
『悟?』
「全くきみって子は無理ばっかりして。
ほらそこ座って」
『・・・・?』
「足痛いんでしょ?・・・血も出てるし。
言ったよね?僕のきみにこれ以上傷作んないでよ」
『・・・・悟には何でもお見通しだね』
「当たり前でしょ。痛かったら我慢しないの。」
『うん。ごめん、ありがとう』
悟が絆創膏と消毒液を買ってきてくれた
みんなに迷惑をかけてしまうのが嫌で言えなくて
痛いのを我慢していたのだけど悟にはきっと隠し事はできないな
「どう?まだ痛い?」
『大丈夫、ありがと悟』
「どういたしまして。
おんぶしてあげてもいいよ?」
『だ、大丈夫です‼︎』
「ククク、それは残念。
じゃ帰ろうか」
『うん』
自然と手を繋いで歩く
手を繋いで歩く事が当たり前になってきて
それがなんだか嬉しかった
「何ニヤニヤしてんの?」
『内緒』
幸せな時間はどれぐらい続くのだろう
永遠なんて無い事はわかっている
どうかできるだけ長く続きますように
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