最 強 ✖︎ 最 強
名前
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あれから悟はより過保護になった気がするけど
任務にも行かせてもらえているし
反転術式もだいぶ使いこなせる様になった
未だに自分の事は治せないけど・・・・・
「名前ちゃーん‼︎一緒に買い物行かない??」
そろそろ夏物欲しいのよね〜‼︎」
『うん‼︎行きたいっ』
久しぶりに任務がない
繁忙期が過ぎてもうすぐ閑散期になるらしい
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「相変わらずすっごい人ねぇ〜同じ東京とは思えないわね」
『確かに・・・そういえばあそこも東京だもんね一応』
「ね!!水着買おう!!今度海かプール行こーよ」
『え、う、うん!!私行った事ないから行ってみたい!』
「えぇ?!そうなの??じゃ行くしかないわね!」
『私、友達居なかったから、友達と買い物したのも野薔薇ちゃんが
初めてだったんだよね。』
「そうなんだ、じゃこれからいろんな事しないとだね!」
『うん、ありがと!』
「名前ちゃんこの水着どう?可愛くない??」
『す、すごい大人っぽいね・・・‼︎』
「んーでもこっちもかわいいのよねぇ・・・」
『私はそっちの方が好きかも』
「そう??じゃこっちにしよっかなー
名前ちゃんはその青い水着が気になってるの?」
『え、あぁうん綺麗な色だなぁーと思って
私水着なんてスクール水着しか着た事なくてどんなのがいいのかさっぱり』
「気に入ったやつでいいんだよ、かわいいって思うモノ選べばいいだけよ」
『そ、そうだよね!じゃこの青い水着にしようかな
でもちょっと露出が多いかな・・・』
「全然〜‼︎絶対似合うわよ、名前ちゃんスタイルいいし♡」
『あ、ありがとう、じゃこれにするっ』
「やだ‼︎このワンピめちゃかわ〜‼︎」
『うん、かわいい!こっちもかわいいよ』
「ん〜形は可愛いんだけど色がなぁ
名前ちゃんって青好きなんだね〜今日見てるモノ
全部青いモノだね」
『え?あぁそうかな?全然気にしてなかった』
野薔薇ちゃんに言われるまで気付かなかったなぁ
私ってそんなに青好きだったっけ・・・・・?
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「いや〜いっぱい買えたね〜」
『うんっいい買い物できた』
「おーい」
「お、やっと来たか」
『悠仁くん?』
「僕もいるよ〜」
「遅かったな荷物持ち」
「え〜まさか荷物持ちだけのために呼んだ訳?!」
「他に何があんのよ、はいこれ」
「頑張れ悠仁〜」
「先生も手伝ってよ」
「えー仕方ないな〜ほら名前、貸して。」
『え?いや、大丈夫だよ』
「いいから貸して?」
『・・・あ、ありがとう』
「で、何買ったの?」
「夏物!!あ、あと水着!!今度名前ちゃんと海かプール行くの」
「えーーいいなー!!俺も行きたい!!伏黒も誘って行こうぜ‼︎」
「何勝手に行けると思ってんだ荷物持ち」
「えーダメなの?!」
『みんなで行こうよ、絶対楽しいよ』
「じゃ僕も保護者としてついていくよ」
「先生も来れんのー?!すげー楽しみ‼︎」
「ま、まぁ名前ちゃんがいいならいいけど〜」
「で?どんな水着買ったの?」
「変態教師‼︎」
「担任として心配してんだよ、あんまり露出の激しい水着はダメよ」
「普通よ普通。
私は私に似合い過ぎてる真っ赤な可愛い水着♡
名前ちゃんは綺麗な青色の水着♡早く着たいわね名前ちゃんっ」
『うん、本当に楽しみ』
「俺も海パン買わねーと‼︎伏黒のも買ってってやろー!」
「恵がすごく嫌がる顔が目に浮かぶねぇ、ククク」
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「つっかれたぁ・・・」
「買いすぎだよっ・・・重っ」
「あんたの分だってあんでしょーが」
「俺の海パンだけ‼︎」
「さっ部屋まで運べ」
「へいへい〜」
「じゃまた明日ね名前ちゃん、あ、先生も〜」
『うんまた明日‼︎』
「僕はついでなのね
じゃこれ名前の部屋に持っていこうか」
『ありがとう』
「はーいとうちゃーくっ」
『今日は楽しかった、悟がまさか来ると思わなかったよ』
「ちょうど悠仁と一緒に居たんだよね」
『そうなんだ』
「それにしても買ったねぇ〜
そういえば名前って青色が好きなの?」
『へ?』
「野薔薇が言ってたんだよね〜」
『え、あ、うーん、なんかそうみたい」
「ふーん」
いつも通りサングラスを外した悟の顔が近づいてくる
『・・・・・・っ‼︎‼︎』
「そっかそっか〜本当に好きなんだね名前は。
なるほどね〜無意識に僕を求めてるんだね〜」
『べ、別にそういう訳じゃ・・・・‼︎』
「隠す事ないよ、僕嬉しかったしね。」
ーーーーーーーポンポン
「可愛い〜なぁ名前は、本当に好きだよ」
『・・・・/////』
青色を手に取ってしまうのは悟の色だから
全然気付かなかったけど否めない
よく考えたら昔はそんなに青いモノを買った事なかったし
どんどん好きになっている
悟の存在が大きすぎて少しだけ不安にもなる
こんな日々がずっと続けばいいのに
”呪い”なんてモノから解放されて
みんなとこんな平穏な毎日を送れたらいいのに
叶う事のない想い
願う事ぐらいは許して欲しい