最 強 ✖︎ 最 強
名前
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相変わらず私は映画とみんなの見学をしていた
『はぁ・・・・・』
「苗字さん大丈夫ですか?」
『えっあ、うん‼︎大丈夫だよ‼︎
・・・そ、そういえば伏黒くんが嫌でなければ敬語じゃない方が嬉しいな』
「嫌とかではないですけど年上なので」
『ここじゃ伏黒くんの方がよっぽど先輩だから』
唯一敬語を使ってくれる伏黒くん
でも少し距離があるみたいで少し寂しい
「・・・・わかった。今度からは普通に話す」
『ありがとう‼︎その方が嬉しい』
ーーーーーーードキッ
「い、いやそ、それよりなんかあっただろ。
この前から元気ないし」
”よく人のこと見てくれてるなこの子は・・・”
『うん・・・私、役に立ててないなぁって。
みんな命懸けでたくさんの人を助けてて・・・・
それなのに私だけ何もできないのが悔しいの』
「気持ちはわかる。でも何もできないまま任務に出たら
仲間に迷惑をかけることもあるから。」
『そうだよね、今の私が行っても足手纏いでしかないよね』
「ごめんキツい言い方した。」
『ううん、本当の事だから平気。」
「今はあの人の事信じてればいいと思う。」
『あの人?』
「五条先生。いい加減な人だけど頼りにはなる。認めたくないけど。
いろいろ考えて今は見学にしてると思うし。」
『そっか、聞いてくれてありがと伏黒くん、少しスッキリした』
「・・・・恵でいい。」
『?わかった恵‼︎本当にありがとね‼︎』
「あっ伏黒いた‼︎何名前ちゃん独り占めしちゃってんのー‼︎」
「虎杖うるさい」
『ゆ、悠仁くん血‼︎頭から血出てる‼︎‼︎』
「あ〜これ?全然大丈夫大丈夫‼︎」
『動かないで、とりあえず血拭くから‼︎』
「え、あぁあんがと‼︎」
『・・・よしっ』
「・・・・あれ?なんか痛み消えた気ぃすんだけど‼︎
名前ちゃんが拭いてくれたからか⁉︎」
「はぁ・・・虎杖、早く家入さんとこ行ってこい」
『ちゃんと見てもらいなね!』
「でも全然痛くないんだよなー」
「あれー悠仁、怪我したの?」
「五条先生‼︎んーちっとね!でも名前ちゃんに拭いてもらったら
全然痛く無くなったんだよねー」
「何言ってんのちゃんと硝子んとこ行くんだよ」
「へーい」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「名前〜ちょっとおいで」
『・・・・・・。』
「ん?名前ちゃ〜ん聞こえてるよね?』
『・・・・・・。』
「えっ何僕なんかした?何もしてないよね!?」
「プププーー嫌われてやんのー‼︎」
「野薔薇〜恵と任務ね〜」
「はぁ!!?何嫌がらせかよ?!」
「はいはい外で伊地知待ってるからさっさと行く」
「くそっ伏黒行くわよ‼︎」
「・・・・はぁ」
バタバタと野薔薇ちゃんと恵は任務へ向かった
「ねぇ名前はさ僕のことが嫌い?」
『へっ?!』
予想外の質問に間抜けな声を出してしまった
「生徒たちとはすごく楽しそうに話してるでしょ。
まぁそれは僕嬉しいんだけどね。」
『・・・・・。』
「僕と居るときはあまり笑ってもくれないし
そんなに僕が嫌い?」
『・・・・・・。』
「まぁでも関わらないってのは無理だからさ
嫌かもしれないけど僕担任だし」
「もし本当に僕が嫌なら・・・・『べ、別に・・・・
「ん?」
『別に嫌じゃない。嫌いじゃない・・・。』
「え、そうなの?」
『でもなんかわからない、他の人となんか違うの』
「ふーん・・・・。どんな風に?』
『せ、説明はできない。自分でもこんなの初めてだし・・・
こんなに人と関わるのも初めてだからわかんないの
でも・・・悟の事が嫌いなわけじゃない・・・。』
「そっか嫌いじゃないならよかったよ」
ーーーーーーーーーーーーポンポン
嫌いじゃないでもなんかこの人といると
心がザワザワしてなんだか落ち着かない
この感情がよくわからなくてイライラする