或る夏の日のこと
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「わぁぁっ」
歓喜の声が青空に響く。
今日は真夏日、太陽がさんさんと照っていた。
そんな日に、殺生丸一行が辿り着いたのは青が綺麗に光る海辺の砂浜。
桜とりんは、水面に光る日光に負けないくらい目を輝かせていた。
「海だーーーっ!」
「りん、海久しぶりっ!」
「私もっ!」
きゃっきゃとはしゃぐ二人を邪見は何じゃ海くらいで、と鼻で笑う。
殺生丸はちらりと桜らを見やった後、砂浜の日陰になっている所へ腰掛けた。
それが何を意味するか、全員が悟った。
りんと桜は先程より一層目を輝かせる。
「「ありがとうございますっ殺生丸さま!!」」
二人は殺生丸の方を向き、嬉々とした声で礼を言うと、海の方へ駆け出していく。
邪見も「遠くまで行くでないぞっ!」と後を追って駆けた。
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